大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 夜空の星【不良総受け】
- 日時: 2015/01/30 08:47
- 名前: スペードクラブ
どうもスペードクラブです。
仕切り直しと言うことで、オリジナルの不良総受けを書いていきます。
※アテンション※
◇ここでは不良総受けを書きます。
平凡受け、可愛い受けなどは一切なく、主人公の不良以外攻めです。
◇BLです。苦手だと言う人は観覧を拒否してください。
苦情は受け付けておりません。
◇荒らしに来たよって人は、すぐにお帰りください。
◇盗作しに来たよって人も、すぐにお帰りください。
以上のことをお気に召さない方は、ブラウザバックを推奨致します。
それでは、遅い更新となりますがよろしくお願いします!
- Re: 夜空の星【不良総受け】 ( No.20 )
- 日時: 2015/02/11 01:10
- 名前: スペードクラブ
(強襲はごうかんってことにしてください! 3DSだと出てこないので)
「……これで案内は終わりだ」
「って、なんでここに戻ってきたんだよ」
「ここを紹介するのを忘れてたからだ」
「……ふーん」
「ここは、強襲(ごうかん)や集団虐めが多発している。以後気をつけてくれ」
「……おぅ」
ポカーンとしている七尾。
俺もそれを不思議に見ていると、予鈴が鳴った。
「あっ! やべ、職員室行かなきゃ」
「案内する」
方向音痴、ということを思いだし、急いで走り出した七尾の後を追いかけた。
- Re: 夜空の星【不良総受け】 ( No.21 )
- 日時: 2015/02/11 01:15
- 名前: スペードクラブ
********************
(No.side)
「帝、場所は特定出来たのか?」
「はい。私立エデン塔台学園です」
「直(ただち)にヘリを用意しろ。ローに会いに行く」
「……ハッ。ナイフやショットガンも用意致しますか?」
「ショットガンを1丁のみだ。他は要らない」
「ハッ。直に用意致します」
- Re: 夜空の星【不良総受け】 ( No.22 )
- 日時: 2015/02/11 01:32
- 名前: スペードクラブ
(No.side)
『ローちゃん! サッカーしようっ!』
金髪青目の、可愛らしい少年が言った。
『ん? いいよ、アル!』
茶髪で金目の、優しい雰囲気の少年が返した。
『来て来て、今日はゴールが使え……うわぁっ!』
その瞬間、サッカーボールとテニスボールが金髪の少年"アルディンクス"に向かって跳ぶ。
『……』
隣にいた、ロー……いや、"狼"が、ボールを手と腕で受け止める。
『お兄さん、やめてくれない?』
狼はガラの悪い青年を睨みあげる。
『おやおや坊主、てめぇみたいな8才にも満たないやつに、この俺が睨みで負けると思うか? それとも力で勝負するか?』
『力でいいよ。負ける気がしない』
青年と狼は、ポキっと指を鳴らす。
『なに言がはっ!!!!』
ドタッ
『……馬鹿みたい。行こう、アル』
『うん! ローちゃん、かっこいい!』
……そう。
狼は、尋常じゃない力の強さから……
体罰を受けた。
『やだ! ぐふっ、かはっ!!』
それが、唯一彼にとって怖いものだった。
『ろーちゃん! ろぉちゃぁん!!』
泣き叫ぶアルディンクスを、放っておくことしか出来なかったから。
アルディンクスが泣いていると分かっていても、側に行けない。
それが、狼にとって苦しいことだった。
・・・・
ただ、それだけが……。
- Re: 夜空の星【不良総受け】 ( No.23 )
- 日時: 2015/02/11 02:43
- 名前: スペードクラブ
********************
(No.side)
「この問題が分かる人」
「……」
今更だが、狼の席は教卓の真ん前だ。
平気で眠っている狼に対し教師はビキッと来たらしい。
「霧碕!!!!」
と、大きな声で狼を指した。
「はっ……ん"だよ」
ん、がドス黒くなっているが放っておこう。
「この問題を解け!」
「はぁ……? めんどくさ……」
そう言いながらも、立ち上がり黒板に向かって行く。
チョークを持ち、カカカカカカッと素早く音を立てて黒に白を刻んでいった。
「……で?」
「…………?!」
教師は驚いた。
あまりにも早かったから。
狼は、長い長い式を5秒もせずに書き上げた。
(……何者だ、コイツ)
「も……もどれ」
あまりの出来事で、棒読みになる教師。
「……」
席についた狼は、また眠ってしまった。
**
「……!!」
ばっ、と顔を上げた。
外を見ると、どしゃ降りの雨が砂を濡らしている。
「はぁ……」
この夢を見ると、必ず雨が降る。
本人も何故かは分からないが。