大人二次小説(BLGL・二次15禁)

憂鬱 【東方】
日時: 2015/11/16 19:43
名前: *アップリケ*

【注意】
・結構な百合要素があります…
・二次創作が苦手な方はお控えください
・キャラ崩壊しまくりです。
何の二次かって?読んでいればわかりますよ。

【追記】
とりあえず完結したので東方いれときますね。

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Re: 憂鬱 ( No.1 )
日時: 2015/11/16 19:44
名前: *アップリケ*

1,
憂鬱…誰もが口にしたことがあるであろう言葉だ。
例えば、上手くいかないことがあって落ち込んでいるときだったり、友達と喧嘩したときだったりと、人それぞれだ。
私の場合、親のことで悩んでいる…それが現実。紛れもなく。私の憂鬱。

変えることはできない過去。一生付きまとうことであろう過去。

幼いときから親が苦手で、一緒にいるのが嫌だった。
嫌で嫌でいやでイヤデ。
親の顔を見るたびに這い上がってくるこの気持ち。
何故こんなにも親が嫌いなのだろうか?そんなこと恥ずかしくて言えない。くだらない理由だから…
いっそのこと家出してしまおうかと。だけどそんな機会があるわけがない。なんたって私の親にはそんな隙無いからだ。いつも家の前に立って、入り口を塞いでしまう。私の家に裏口はないし。
何故家の前に立ってるのか?そりゃ呼び込みとか、すぐに客と接することができるようにとか…まぁ、それなりの理由があるのだろう。知ったこっちゃない。

はぁ…何で私こんなとこに生まれたんだろ。

ー愛してくれないー

手伝いしたって誉めてくれない。
お風呂に入るったって一人。
寝るときも一人。
…………
子供の頃に大体の人が経験するはずのことをしてくれない。

何で?

どうして?

好きって言って。ソシテ 愛して。

私は一人。

外に遊びに行けるわけでもない。

誰か私を

憂鬱から解放して。

Re: 憂鬱 ( No.2 )
日時: 2015/09/24 00:45
名前: *アップリケ*

2,
「ちょっと!聞いてんの!?」
「ふえっ!?」

……あ…やべ…ぼーっとしてた…。
「あんた最近ぼーっとしてること多いわよね。どうしちゃったの?」
「あ、いや、ただの寝不足とか、そんなんじゃないかな…」
「あ、そう。というかお茶冷めちゃうでしょ?早く飲んでよね」
「はいはい」
やっぱりここは落ち着く。まあ…いつも来ているんだから、当たり前か。

「そう言えばさぁ…あんた実家が気になってるとかないの?飛び出して結構たってるんじゃないの?」
「え?あ、まあ………」
「?」
「で、でも、もう縁切ってるわけだし、心配する方が可笑しくないか?」
「………寂しくないの?」
「ほぇ?」
「え、だってさ、あの年で家出するなんてさぁ…よっぽどじゃないとないじゃない。」
「そうなんだけどさ…」
「ちょっとは覗きにいくとかさぁ…」

煩い

「あっちも心配してるかもよ?」

うるさい

「別に会話しなくていいんだし…」

ウルサイ…

「…っちょっと!聞いて…」
「しつこいなぁ…お前には関係無いことなんだ。その事についてはほっといてくれよっ!!」

「……………あそ…わかった。勝手にしなさい。」
「言われなくてもするさ」

友達に相談したって、何も解決しないじゃないか。なのに何でわざわざここに来たんだろ…
落ち着かせるどころか何かが出てきそうだ。

ホントどうにかしてくれないかなぁ…

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