大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 好きなんだよ、ばーか。
- 日時: 2015/12/19 09:15
- 名前: 紗栄子
第一章 俺を見て。
Side玄樹
俺には、好きな人がいる。
特別かっこいいとか、
そういうのは全くない。
気付いた時には、
好きになっていた。
俺の好きな人。
それは、
せんせい。
- Re: 好きなんだよ、ばーか。 ( No.12 )
- 日時: 2015/12/22 18:32
- 名前: 紗栄子
それから、他愛もない話をしたり、
昼食をとったり。
あっという間に、本来の約束の時間になった。
『お腹空いた?』
「んー、まぁまぁ。」
『お風呂先にする?』
「うん」
『後でタオル持ってく。』
岸って、意外とちゃんとしてるんだ。
カビひとつ生えていないお風呂場。
整頓された机周り。
整えられたベッド。
お湯に浸かりながら、
そんなことを考える。
『ここ置いとくね。』
「サンキュ。」
『お湯、大丈夫だった?』
「うん」
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- Re: 好きなんだよ、ばーか。 ( No.13 )
- 日時: 2015/12/28 22:14
- 名前: 紗栄子
第五章 初えっち、チャレンジ
ベッド際の灯りだけの部屋に、
隣り合わせに岸と座る。
『今から俺のこと、
優太って呼んでね。』
「う、うん。」
始まるのかな、なんて思ってたら、
『センセイのこと、好きー?』
ラブトークで。
「んー、いいなぁって。」
『ふーん。』
『もしさぁ、えっち中に俺のこと
いいなぁって思ったら、』
?
『付き合ってやってもいいよ。』
「は?」
『なんてね。
ウソウソ。』
「ばかぁ。びっくりしたじゃん!」
『好き。
センセイじゃなくて、
俺と付き合って…?』
「はっ?!
えっ!?
てか、先生とはまだ何もないし…」
『ごめん、いきなり。
返事はいつでもいいから。』
ちゅ_
「んっ…ふぅっ…」
ちゅ_ん_ちゅぅ_
『ふぅ…んはぁ…』
- Re: 好きなんだよ、ばーか。 ( No.14 )
- 日時: 2016/01/02 03:50
- 名前: 紗栄子
早く更新しなければ
ウチのヒットポイントが
持たねぇ…
- Re: 好きなんだよ、ばーか。 ( No.15 )
- 日時: 2016/01/04 22:49
- 名前: 紗栄子
今年もゆったりと更新しますか☆
彼の唇は柔らかく、
今にも堕ちそうなくらいに
吸い込まれていきそう。
この唇に、溺れていった人が
何人いるのだろう?
『ん、ちゃんと俺見て。』
顎を掴まれ、顔を動かされる。
絡み合う視線が、
なんだか厭らしい。
『跡、つけていい?
…月曜までに消えるくらいの、
薄いのにするから…』
切なそうに言った。
そんな彼に俺は
吸い込まれていって、
「濃いのに…して…
皆から見えちゃう所に…
優太の、ってわかるように、
キツく印…つけて…」
自分でもわからない。
先生 という想い人が居ながらも、
何故こんな発言をしたのか。
彼を受け入れてるなんて。
じぶんから、彼を求めるなんて。
『…後悔しないでね。』
「うん…しない。」
カプっと、歯を立てるように噛み付かれ、
ちゅうっとキツく吸われた。
『ごめん、襟のとこから
見えちゃうね。』
「ううん、いいの。」
こんなこと、絶対にイケナイはずなのに、
今の俺が求めているのは、
確かに岸だった。