大人二次小説(BLGL・二次15禁)

僕は天使ですか?悪魔ですか?【おそ松さん】
日時: 2016/11/20 16:02
名前: 夏向

「みんなのこと、だぁいすきだよ!!」

いつも明るく天使な十四松と、


「僕のことが好きなら僕の頼みも聞けるよね?」

いつもの笑顔を封印した悪魔の十四松。



どっちが本当の十四松ですか__?







初めまして、夏向です!

この作品では天使の十四松と悪魔の十四松のお話です!


どちらが本当の十四松の姿なのか、少しシリアスチックになっています!


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トド松。【表】 ( No.1 )
日時: 2016/11/20 21:29
名前: 夏向

「トド松!!野球しよ〜やきう〜!!」
晴れた日の昼下がり。僕は十四松兄さんに声をかけられる。

「あー、ごめん。僕さ、今忙しくて。」
スマートフォンを触りながら十四松兄さんにテキトーに言う。


十四松兄さんと野球とか正直あんまり楽しめないんだよね。
十四松兄さんのペースに呑まれちゃうっていうか...。

だからやんわりでも断んないと、面倒な事になる。


「そっか...、分かった...!!」
一瞬、悲しそうな声を出したけど、バカな十四松兄さんの事だし、すぐ開き直るよね。



「じゃあさ、トド松。ここで出来る運動しよ?」
「だから、僕今日忙しくて...!」

僕の発言の途中で、僕の発言を遮るものが。


僕の唇に、十四松兄さんの唇が触れていたから。




「ちょっ...!十四松兄さん何してっ...!」

離した途端にまたキスしてくる十四松兄さん。



また離してまたキスしてまた離してまたキスして。

そんな事何回もしてるうちに段々とバカらしくなってきた。



僕はつい笑みがこぼれてしまう。

「トド松〜!」


十四松兄さんが僕のことを抱きしめる。

その温度がじわじわと暖かくなってくる。



「ねえトド松!」

「なぁに?」


十四松兄さんのノリにのる事にした僕はそう返事をする。




「ちょっと口開けて?」

「あー。」


その時、十四松兄さんがラベルがしっかりされた瓶を口に入れ、口移しで僕に飲ませる。

「美味しい!なにこれ!!」
僕が目を輝かせて言う。


「美味しい!?」

「うん。何というか甘いんだけど、クドくない甘さというか。クセになる感じ。」
僕が言うと十四松兄さんがニコッと笑う。




「ん...この部屋暑くない...?」
僕が手で自分を扇ぐ。

すんごい身体が暑い。



「それね、この部屋のせいじゃないと思うよ。」

「それ、どういう...!」


その時、僕はこの暑さが周りじゃなくて自分の中から出てきているものだと気付いた。

身体が火照ってきて、凄く“熱い”。


僕のも完全に勃っていて、何が起きているのかわからなかった。




「十四松兄さん、僕に何飲ませたの!?」と、僕が聞く。

「飲ませた?何を?」と、十四松兄さんが答える。

「何がじゃなくて、何か僕に口移しで飲ませたよね?あれ何!!」僕。

「んー?何の事?」十四松兄さん。


この時は気付かなかったんだ。

この人の、『裏』の顔に____。


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