大人二次小説(BLGL・二次15禁)

はがれん 大佐><エド<ハボ
日時: 2017/04/24 16:35
名前: 祐太郎

鋼の錬金術師で書いていきまーす!!!
ちなみに咲鵺と祐太郎のコラボ小説です。
一週間ごとに自分の小説とはがれんを往復します!そちらのほうも読んでくださるとうれしいです!

★読んでくださる皆さんには申し訳ないんですが、2017/4/24〜2017/4/30までノーコメントでお願いします。

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Re: はがれん 大佐><エド<ハボ ( No.6 )
日時: 2017/04/26 23:20
名前: 咲鵺

<ロイSIDE>

(最悪なことは、避けられてよかった。)
ロイは、心底そう思った。

「鋼の、怪我はないか?」
「あぁ。どっかの無能大佐のおかげでな!」
「助けてやったのにそんな言い方ないだろう?」
「…まぁ助かったよ。あんがとな、大佐。」
「最初から素直に言えばよかろう。」
「うるせぇぇ!」
「とりあえず、司令部に帰るぞ。」
「へいへい…」

▽▲▽▲

「お帰りなさい。大佐。」
「あぁ、ただいま中尉」
「エドワード君も、お帰りなさい。」
「…あ、うん。」
「何か情報は?」
「合成獣にあったよ。そして分かったことがある。」

そう、ロイは合成獣にあったことで分かったことがあったのだ。
合成獣は、今までスラム街でしか目撃されておらず、事件もスラム街でしか起きていなかったのである。
軍人をいくら導入していても死傷者が167人というのはスラム街で暮らす人も多いということだ。

「この事件に、上層部が関係している。」
「それは、上層部が合成獣をあやつっているということですか?」
「あぁ。」
「でも、なんでそんなこと…」
「それは、調べてみんと何とも言えんが…中尉、スラム街で何か軍に影響することはないか調べてくれ。」
「了解しました。」

ロイは、配置する軍人をスラム街へ集中させた。



Re: はがれん 大佐><エド<ハボ ( No.7 )
日時: 2017/04/27 02:22
名前: 祐太郎

〈エドSIDE〉

「最初から素直に言えばよかろう。」

分かっている。でも言えなかった。エドは少しだけ後悔した。でもやっぱり素直に「ありがとう」とは言えなかった。ただ一言、「へいへい」と口に出しただけだった。

▽▲▽▲

「大佐〜?スラム街に軍人集中させた意味あったんスか?」

ハボックが大佐に聞いているのを、エドは黙って聞いていた。

「さあ、分からない。でもしないよりましだろ?」

エドは気づいていた。でも、ロイには何も言わなかった。と、そのとき電話がけたたましく鳴り響いた。

「ああ、私だ……なっ!何だって?!…………分かった、すぐに行く…」

ただ事ではないであろうその声に、エドは反応した。

「大佐…………どうした?」
「ああ………合成獣だ。スラム街で暴れているらしい……………」

聞けば、スラム街のなかでも一番人が集中しているところらしい。

「いくぞ、鋼の」
「りょーかい」

Re: はがれん 大佐><エド<ハボ ( No.8 )
日時: 2017/04/27 22:54
名前: 咲鵺

<ロイSIDE>

ハボックには、何も言わなかった。
鋼のも疑問に思っているだろう。

「大佐、なんでハボック少尉に何も言わなかったんだよ。信用してないのか?」
「いや、信用はしているさ。誰がどこで聞いているか分かったものではないだろ?」
「確かに…そうだな。」
「でも、何…『大佐、合成獣が暴れだしました。』

エドワードが何か言おうとしたその時、無線から焦った大佐の部下の声が聞こえた。
聞けば、けが人もかなり出ているらしい。

「曹長、合成獣を監視しながらその場からはなれろ。」
『了解しました。』
「急がないと大変なことになるぜ、大佐。」
「あぁ…。」

▽▲▽▲

「曹長、ごくろう」
「大佐!遅いじゃないですか!」
「すまんな、曹長」
「で、どうするつもりだよ大佐。」

大佐の作戦はまず、大佐が囮になって合成獣大佐を襲おうとするところをエドワードが捕獲するというものだ。
大佐の囮はなくてよいが確実に捕獲するために必要である。
捕獲した合成獣は危険なため大佐がその場で焼くそうだ。

「でも、それって大佐の命が危ないんじゃぁ…」
「そこは、鋼のに頑張ってもらわないとな。」
「それ、俺が失敗したらやばいってことか?」
「信じてるぞ、鋼の。」
「まぁ、任せとけって!」

Re: はがれん 大佐><エド<ハボ ( No.9 )
日時: 2017/04/28 00:34
名前: 祐太郎

〈エドSIDE 〉

「任せとけって!」

そうは言ったものの、正直不安だった。

(俺のせいで大佐がケガしたら………)

何でこんなことを考えているのか分からない。でも、やるしかない。

「いくぞ!」
「おう!」

すぐに合成獣は見つかった。威嚇しながらジリジリと距離を縮めてくる。とそのとき、飛びかかってきたはずの合成獣がばっと消えた。

「ん?!」
「大佐っ!後ろ!」

エドが大佐を突き飛ばす。大佐と合成獣の間に割り込んだエドは機械腕の右腕をかかげた。しかし、鋼の腕に合成獣の爪が当たった瞬間、腕がみしっとなった。抜けた爪が脇腹を切り裂く。

「うあっ!」
「鋼の!」

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