大人二次小説(BLGL・二次15禁)

【文スト】芥敦ばっかり【敦総受け】
日時: 2019/06/19 05:53
名前: デイズ

もう1つスレを作ってみました☆←
だって芥敦可愛いんだもん……。

※注意※
◇最近知ったばかりなのでキャラの口調が可笑しくなるかもしれません。
◇1つ1つが長文
◇残念ながら、文才は持ち合わせておりません。
◇たまに誤字脱字して、見つけても直しません。だってめんどくs((((
◇長編すぎる。
◇芥敦ばっかり

以上が大丈夫な方のみ、どうぞ!
リクエストなどありましたら芥敦、太敦、中敦ぐらいまでなら大丈夫です!
よろしくお願いいたします!


▲▽  △▼  ▲▽   △▼
*……執筆中
**……更新停止中

『呼び名』/芥敦>>1
『初デエト』/芥敦>>2


◇◆  ■□  ◇◆  ■□

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Re: 【文スト】芥敦ばっかり【敦総受け】 ( No.12 )
日時: 2018/08/18 08:25
名前: デイズ

Said : 敦

「で、其の後如何なったンだい?」
「其の後、芥川君が中々大胆でねぇ、『抱いてもいいか』って云ったんですよ。」
「へぇ、其れで……アレしちゃったの?」
「実は私も其の展開を期待してたんですけどね……。」
「嗚呼、もしかしてハグの方で終わった?」
「然うなんですよ。本当にもう、残念です。」
「其れは残念だねぇ、妾も手伝ってやろうかい?」

「あの……いい加減にしてください。」

探偵社に行ったら此の調子だ。
珍しく太宰さんが遅刻しないでやって来たと思ったら、乱歩さんと与謝野女医が寄って来て昨日の事について聞いている。
太宰さんの席僕の隣だから嫌でも聞こえるし、其れに大きな声で話しているから内容までまる聞こえで。

「いえいえ、此の儘私と中也でしますよ。」
「そうかい?なら、又何かあったら教えて頂戴。」
「ねーねー、其れよりさぁ敦君の女装の写真見せてくれないの?!」

ドキッとした。乱歩さん其れは止めて……っ!
与謝野女医は何時の間にか何処かへ行ってしまっていた。

「嗚呼、其れがですね芥川君にカメラ壊されちゃって……データ事破壊されたので見せる事が出来ないんですよ。」
「えぇ〜っ、つまんないのぉ。じゃあ僕お菓子食べに行ってくる。」

乱歩さんは少し膨れ乍、お菓子の箱がどこにあるか事務の人に聞いていった。
何となくホッとした。

「敦君。」
「はっ、はい?」

太宰さんに急に呼び止められ吃驚する。
太宰さんは僕の方へ、しーっと云い口に人差し指を添えた。

不思議に思い頸を傾げたら、そのタイミングで太宰さんの携帯が鳴り出した。
太宰さんが携帯を取りだし、通話をONにする。

『おい、太宰。昨日より酷いことなってんぞ。』
「なになに?何が起きたの?」

太宰さんは僕にも聞こえるようにわざとスピーカー通話にしたみたいだ。

『楽しそうにしてんじゃねェよ。此方は大変だからな。黒蜥蜴に俺ら幹部を使っても芥川が暴れるからよォ。』
「あらら、大変そうだね。じゃ、頑張って。」
『おい、待て切るな。態々俺が手前ェに電話してんだよ。手前と敦連れて此方に来い。』
「お客様、依頼でしたら探偵社の方へお電話下さい。」
『巫山戯けるんじゃねェ、疾く来いよ!いいな!?』

其れ丈云うと電話は切れた。
太宰さんは呆れたように携帯をポケットに仕舞い、僕の方へ目を向ける。

「ほら行くよ。敦君。」
「なんで僕まで行くんですか……。」

そう云うと太宰さんはニヤリという擬音が付きそうな笑いを此方に向けた。

「カンフル剤さ。」
「カンフル剤……?って、太宰さん?!ちょっと待ってください!!」

結局、僕も行くことになり、何とか芥川も落ち着いたそうな……。


** ** **

はい、無理やり終わらせました!
だって、ながすぎたんだもん!!←←

初デェトどころじゃなくなりましたね。あまりにカオス過ぎました。

あ、因みにカンフル剤っていうのは精神安定剤の一種です。
敦君は芥川の精神安定剤……ww

まあ、取り敢えず完結!!
……そろそろR18書きたい。

Re: 【文スト】芥敦ばっかり【敦総受け】 ( No.13 )
日時: 2018/08/23 08:27
名前: デイズ

『狂オシイ程君ヲ愛シテイル』

Said : 敦

僕は逃げていた。未だ昼にもならない時間帯に、全速力で出せる力を全部使って。

「うわああぁぁあぁぁぁああぁぁッッ!!!!!」

誰かの断末魔の叫び声が後ろから聞こえる。ごめんなさい、ごめんなさいっ!!
厭だ、厭だ。
怖い、怖い。
可笑しい、何かも可笑しい。
狂っている、狂っている。
然うだ、彼の人達は皆、僕によって狂ってしまっている。

走った、兎に角逃げた。手の届かない場所へ、絶対来れない場所へ。

「……ヒッ!!」

もう何度目になるか判らない曲がり角を曲がったら、其処に奴等がいた。
思わずひきつった叫びが漏れ出す。

三人はゆらりと躯を揺らしながら、僕を見てにぃっと笑った。
嬉しいから笑ったんだろうけど、血をたっぷりと浴び、髪も頬も手も衣服も真っ赤に染めていては腰が抜けてしまった。

「いっ、厭だああぁぁぁあっ!!!!」

這いつくばってでも逃げようともがきながら後退る。
然し、立ち上がろうとしたら足に何かが引っ掛かり転んでしまう。足を見ると、黒い靄みたいのが僕の右足に絡み付いていた。

もう、此処で終わりなのか。

僕の右足を縛り付けた黒い靄は、ずるずると僕を引き摺り戻していく。
厭だ、厭だ。
然う思ってもがいても、無駄だ。ずるずると引き摺られた僕は、満面の笑みを浮かべる三人の表情が目の前に……。




















なんで、こんな事になったんだろう。
僕は上記を逸した状況でふと考えていた。



続き>>14

Re: 【文スト】芥敦ばっかり【敦総受け】 ( No.14 )
日時: 2018/08/23 08:25
名前: デイズ

Said : 敦

きっかけは些細な事。
……多分、然うだったと思う。

僕だって、彼の三人がああなるなんて思いもしなかった事だから、今は憶測でしかものが云えない。
一旦、其の事は置いておいて、話を戻そう。


狂って仕舞った三人とは、太宰さん、中也さん、芥川だ。
此の三人が僕に狂って仕舞った。

何時だっただろう、何時の間にか三人からちやほやされ始めたのだ。
最初は一寸した贔屓。僕だけに譲ってくれたり、僕だけ許してくれたりの行動が目立った。僕は、心を許してくれて、しかも仲良くなれたと思って嬉しく思っていた。

あの日が来るまでは。

此処からは、体験した事を表記していこう。


時刻はお昼を少し過ぎたぐらいの時間。場所は武装探偵社で起きた。

「敦く〜ん。」
「はい、何ですか?」

書類を整理していたら、谷崎さんから声をかけられた。

「もうお昼だし、一緒にどうかな?ナオミも一緒に食べたいみたいだし。」
「喜んで!うわぁ、楽しみだなぁ!」
「其れは善かった。じゃあ、うずまきの所に居るから敦君も仕事が一段落したら来てね。」
「はい、判りました!」

久々に他のメンバーとのご飯だ。最近は、太宰さんと中也さんと芥川と食べる事が多かったのだ。彼の三人、判らないけど何か僕に対して優しくなったし、過ごし易くはなったけどたまには他の人達ともご飯が食べたい。
書類を片付け、席を立ったら「敦くぅ〜ん!!」と僕を呼ぶ太宰さんの声が聞こえた。

「ねえねえ敦君、仕事終わったでしょ?なら、私達と一緒にご飯食べよう〜」

僕の背中にぎゅーっと抱き付いてきて話す。最近の太宰さんのスキンシップは過激だが、慣れてくると気にならなくなる。

「嗚呼、すみません太宰さん。今日は、谷崎さん達と約束してまして、出来ないんですよ。」
「……へぇ〜。」

少し間を開けて話したのが気になったが、早くしないとかなり待たせているから、太宰さんの腕をほどき「じゃあ、行ってきます。」と云いうずまきへ向かった。
行ってらっしゃいと云った太宰さんの声は酷く沈んでいたので、少しだけ後ろめたくなって仕舞った。うずまきへ向かってみると、谷崎さんとナオミさんが持参の弁当を広げて待っていた。

「実はかなり作って仕舞ってね。ボクらじゃ食べきれないから敦君、助けて呉れないかな?」

少し笑い乍然う云う谷崎さん。僕は、勿論です!と云って箸を手に取り食べ物に手を伸ばした。

其の直後、目も眩むような眩しい光と耳をつんざくキィンという甲高い音が聞こえた。
咄嗟に目を塞いだ。
閃光弾か?でも、なんでこんなところに?

暫くしてキィンという耳障りな音は無くなっていた。ゆっくりと目を開ける。

「ひッ!!」

僕は思わず後退った。
だって目の前の机は穴が空いたみたいに窪んでいるし、谷崎兄妹もかなりの怪我を負っていた。谷崎さんは咄嗟にナオミさんを庇ったらしく、ナオミさんより酷い怪我を負っている。
血の水溜まりが広がり、僕の足元に迄来ている。

こんな状態なのに僕は無傷だ。
何故?

取り敢えず、武装探偵社に電話、与謝野女医に見てもらわないと……っ!!

「派手に遣っちまったなァ。なァ、敦。汚ねェもん口に含ませたくはねェからさ。」
「人虎が其の様な穢れたものを口にしてはならぬ。」

聞き覚えのある声がして顔を上げる。
其処には案の定中也さんと芥川がいた。二人は谷崎兄妹を塵でも見るような目で一瞥している。
もしかして、二人がこんな事を?

「何やってんだよッ!!芥川に中也さん!!」

押さえきれない怒りを二人にぶつける。然し、二人は全然悪びれた顔をせずに云う。

「敦が他の奴と飯食うからだろ?」
「人虎が僕達と食べなかった故。」

僕は絶句した。
たった其れ丈の理由でそんな事を?

此の時から僕は絶対に此の三人を見放さない方が云いと知った。否、知らされた。

其の後、彼の一件はポートマフィアの起こした銃撃戦の流れ弾が当たったと云う不慮の事故として片付けられた。勿論、ポートマフィア首領からは慰謝料としてかなりの額の現金が渡され、其の他此の件に関する事でのお金は此方で負担するという事だった。

武装探偵社で此の事件の本当の理由を知っているのは、僕と太宰さんだけだった。

其の日を境に僕は彼の三人から頼まれた事はずっと聞いていた。




なのに、なんで?
なんでこんなことに?

Re: 【文スト】芥敦ばっかり【敦総受け】 ( No.15 )
日時: 2018/12/02 08:36
名前: デイズ

ちょっとこいつも上げに……←

だって片方だけなのも〜
可愛そうだし〜
ね〜

とにかく、更新出来そうだったらします!
マイペースですみません!!

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