大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 銀土 記憶喪失ネタ
- 日時: 2019/09/05 13:27
- 名前: 月
俺は知らなかった
彼奴が俺と出会う前、どんな奴で
どんな人付き合いをしていたのか
そんな事なんて、俺は知らない
また万事屋と喧嘩してしまった
いつも通り自然に仲直りできるかと思ってたけど
そんな世の中甘くはなかった
次に会った時彼奴は
俺の記憶をごっそりと無くしてしまっていた
ーーー
はい、おはようございます、こんにちは、こんばんは
月です。
これは銀時が土方の事、つまり恋仲の事など全部、忘れてしまった話です
一応ハピエンにするつもり
昔の恋人設定で高杉が出てきます
記憶なくした銀時は高杉が恋人だと思っています
土方病みます
これでもかってぐらいに暗いです
それでも良い方、ゆっくりしていってください
- Re: 銀土 記憶喪失ネタ ( No.1 )
- 日時: 2019/09/05 13:48
- 名前: 月
きっかけは些細な事だった
俺が大事な仕事をミスって
それをからかわれて
俺が怒り、彼奴を突き飛ばした
彼奴はほかの人にぶつかるまいと避けながら下がった
彼奴は足元の石を踏んづけ
仰向けにすっ転んだ
最初は大した事ないだろうと放っておいたが、彼奴の銀色に輝く髪に、赤い液体が付いていた事と、仰向けになったまま動かないので俺は怒っていた事を忘れて慌てて救急車を呼んだ
加害者は俺だから、同伴して目が醒めるまでは、と思って最初はついていくつもりでいた
でも、タイミングが悪く仕事の電話が入ってしまった
俺は仕方なく部下に彼奴を任せ、仕事へと向かった
ーーーー
土方が病院に向かったのは夕暮れだった
早く終わると思っていた仕事がなかなか厄介だった為だ
私用で公共の乗り物を使う事に恥ながら出来るだけ急いで銀時の元へと向かった
病室に行った時、彼奴は神楽と新八に囲まれながら微笑っていた
まず無事だった事に安心し、土方は銀時に声をかけた
「大丈夫か?銀時。悪いな、俺が八つ当たりしてこんな怪我させちまって…」
苦笑いしながらそう言う
すると銀時は不思議そうに
「アンタ誰?」
と言った
俺はショックでたっぷり10秒使った後
「覚えてないのか…?お前の、その、恋仲の…土方だ」
「……悪いけどアンタの事覚えてないわ。それに俺の恋人は晋助だし。」
神楽と新八は慌てて土方に状況を伝えた
どうやら頭を打ち付け、記憶を飛ばしてしまったらしい
いわゆる、記憶喪失というものだ
今の記憶は銀時が白夜叉と呼ばれているところで止まっている
つまり、土方と出会うずっと前だ
ショックで固まっている土方に銀時が問う
「アンタ、さっき俺と恋仲だって言ったよな?俺は浮気してたのか?晋助がいるのに?教えてくれよ、知ってるんだろ?アンタは」
この瞬間、土方は全てを隠す事を決めた
「…悪いな、あんまりアンタが俺の恋人に似ているもんだから、勘違いしちまった。俺は土方ってんだ、新選組の副長をやっている。お前がその怪我をしたのは、俺のせいなんだ。詫びがしてえ。だから、困った時は呼んでくれ。初めまして、お前の名前は…?」
瞳の奥に悲しい色を宿して
土方は嘘を付いた