官能小説(オリジナル18禁小説)
- 【妖怪ウォッチ】 主にフミちゃん受け 『オロフミ』etc…
- 日時: 2015/11/20 15:12
- 名前: 結衣香
r15位を目指してかいちゃいます・・・
妖怪ウォッチで知らないキャラがある方は、ググって下さい^^
- Re: 【妖怪ウォッチ】 主にフミちゃん受け 『オロフミ』etc… ( No.10 )
- 日時: 2015/12/03 20:02
- 名前: yui
結衣香さん
yuiです!
遅くなって申し訳ありません(。>д<)
早速ですが、結衣香さん!!!
この溢れる文才!!!
わ、分けてもらいたいです!!
オロチファンになってしまいましたよ!
結衣香さんが書くオロチは
本当にかっこいいです!
師匠って呼ばせてください(/≧◇≦\)
- Re: 【妖怪ウォッチ】 主にフミちゃん受け 『オロフミ』etc… ( No.11 )
- 日時: 2015/12/04 22:34
- 名前: 結衣香
ありがとうですっ
お初の小説で・・・駄文ばかりですが・・・そんな風に言っていただけて
感動の涙で顔がぬれてますww
本当にありがとうございます
yui様の小説は、神作でございますっ
本当に、その、文才ほしいです☆
ありがとうございましたっっ
- Re: 【妖怪ウォッチ】 主にフミちゃん受け 『オロフミ』etc… ( No.12 )
- 日時: 2015/12/18 16:14
- 名前: 結衣香
続き・・・
「ぬらりひょん・・・オロチに、入り込んだ邪の心・・・動き出したようだな・・・」
低い声が彩られた綺麗な部屋で響く
貫禄のついた体に、大きな顔・・・しっかりしたヒゲ
頭には、冠がのっている
「ええ・・・そのようです 暴れまわっては危険を及ぼします・・・ 一体どんな危険を及ぼすのか・・・私にも分かりません」
今度は、しっかりとした、透き通る声の男が言った
ぬらりひょんと言うらしい
影オロチのような銀色のストレートの髪を揺らし、前へ進む
「エンマ大王・・・暴れ大蛇の力は、いくらエリート戦士のオロチでも耐えられるか・・・時によっては、最終手段を使う可能性もゼロとは言えませんから・・・」
ぬらリひょんは、エンマ大王とよばれた男に顔をむけた。
真剣な目つきのぬらリひょんをみて、エンマ大王も頭を悩ませた
「影オロチと寝ているのは・・・希望の光、人間の娘だな」
ぬらりひょんは、頷き、
「はい・・・すべては、あの娘にかかっています・・・」
そう言って、悲しそうに顔を歪ませた
※エンマ大王は、映画にもでてますが・・・ここでは、映画のエンマの父親という設定です
エンマ大王の息子が映画出演のエンマ大王(少年)と、日陰 真生(ひかげ まお)君が、兄弟設定ですっ
もちろん、エンマ君が兄ですっ
妖怪ウォッチ映画第二弾 おめでとうございますっ 弟と見に行きます
- Re: 【妖怪ウォッチ】 主にフミちゃん受け 『オロフミ』etc… ( No.13 )
- 日時: 2016/01/04 10:52
- 名前: 結衣香
続き・・・
ガラララ
窓を開ける音が屋敷に響いた
真夜中の暗さが月によって、てらされていた
妖魔界の美しい夜空が、青年を、落ち着かせる。
群青の美しい髪は、片方の瞳を隠している、キリッとしまった端整な顔立ち、片方だけ、見える少しつり上がった金色の瞳、まだ青年のようだが、醸し出す雰囲気は、妖気を匂わせている
オロチだ。
一度、部屋にはもどったのだが、なかなか寝付けなかったらしい、しかし、今こうやって窓の外をみつめているのは、頭に浮かぶ煩悩を消し去るための様
自分は、これからどうなるのだろう…と不安が頭を過ぎる
大蛇の力は、昼間に働く
なぜ、いつ、どうしてそんな力を手に入れたのか…自分にもわからない
大切な弟…私を助けると言ってくれた、あの少女
いずれ、妖魔界全部を壊してしまうだろう
なにもかも、守れない…
昼間、つい言ってしまった『無力』と言う言葉は、まさに、自分にあてはまってるような気がする。
自分の力は、きっと妖魔界、もしかしたら、人間界も滅ぼしてしまう相当な物
怖い…自分が怖い…苦しく、縛られているような自分の本性
心のどこかは、張り裂けそうなのに、力によって操られてしまう
偽者の顔を見せてしまう。
弟の影のそばで、眠っている少女が幸せそうに顔をほころばせた
「オロチぃ 大丈夫だよ? 苦しむ必要なんて……ないょ」
寝ているはずの少女から出た言葉にビックリしてしまう
変わらず、瞼を閉じているが……
そんな突然の言葉にすこし、気持ちが和らいだ
「そうだな……私も、そんな純情がほしい……」
起こさないように静かに言って、オロチは、寝床へ戻った
朝は、果たして自分を受け入れるのだろうか…
あの、少女を傷つける事のない美しい心を与えてくれるのだろうか…
明日になったら、また、傷つけてしまうだろう…なにもかも
力は、己が思うままには従ってくれないのだから…
それでも、精一杯明日を生き抜きたい…
オロチは、静かに瞼を閉じた
思った以上に布団の中は、暖かかった
続く・・・r15、次かも・・・
- Re: 【妖怪ウォッチ】 主にフミちゃん受け 『オロフミ』etc… ( No.14 )
- 日時: 2015/12/18 17:09
- 名前: 結衣香
追伸
バクに眠気を取ってもらってるのに眠ってしまう天然フミちゃんですっ(そんな所が大好きですっ
- Re: 【妖怪ウォッチ】 主にフミちゃん受け 『オロフミ』etc… ( No.15 )
- 日時: 2015/12/24 17:40
- 名前: 結衣香
続き
影オロチ
それから何日か・・・過ぎ去った・・・
血を吸われたり、傷をつけられたり…そんな変わらぬ毎日…その後は、自分が傷を癒してやる
本当になにも変わらない毎日
唯一変わった事といえば…フミが、どんどん美しくなっていってるという事
自分と体を交わらせているからなのかもしれない
傷つけられても折れない精神にあるのかもしれない
もうひとつ、兄上に自分から体を預けにいっている…という事
怖い…苦しい…という感情を現さず、凛とした顔で相手と向かい合う
そのたびに、兄上は、力を入れるのだが、フミは、なにも言わず、背中をさすってあげている
兄上も、その時は、なぜか安心したような顔をする。
少し前、我は、偶然その時の様子が目に入ってしまった事がある
フミは、少し頬を染めていた。
きついからという理由ではないと思う
情を交わしているようにみえてしまった
兄上も少し目を細めている
気持ち良いのだろうか…
そう思った瞬間…心が締め付けられたように苦しかった。
兄上が、フミの心も体も自分のものにしているように見えてしまった。
嫉妬してしまった…
我も、フミが欲しい…
しかし、力を止めようとしてくれているフミカに申し訳なかった…この嫉妬心は、心の奥底にしまっておくようにした
続く
- Re: 【妖怪ウォッチ】 主にフミちゃん受け 『オロフミ』etc… ( No.16 )
- 日時: 2015/12/25 15:29
- 名前: 結衣香
そして今日も…いつも通りフミは、兄上のもとへ向う
「オロチ? まだ足りない? 」
優しく微笑む 表情にもちろん曇りはない
「………」
「欲しいなら欲しいって言っていいよ」
首もとから、服を少しずらす
綺麗な女子の白い肌が見える
「…欲しい……」
兄上の口が少し動く
兄上は、変わらず威嚇するような目をしているが、前のように暴れは、しなくなっていた
彼なりに葛藤しているのだろう
そして、首に歯を刺す 傷をつける…美しい肢体が赤に染まっていく
「大丈夫 大丈夫 遠慮しないでね」
フミが兄上の背中をさする
やわらかく小さな手と青年らしい男の肌がこすれる音が小さく響いた
ふと、吸血をやめる兄上
「…フミカといったな…なぜ私を助けようとする…私は今までお前を喰おうといくつもの傷をつけてきた…」
顔色は、変えていないが、兄上には、疑問が浮かんでいるのだろう
「…確かに……そうだね…なんでだろう… オロチが好きだから…かな?」
我の心がちくちく痛む
一体どういう意味なのだろう
兄上は、首を傾げる
「………は? オレが好き?」
「うん、好き 自分の心に正直なところとか…私、好きだよ」
兄上の目が見開かれる
「綺麗な目だし、綺麗な髪だし、かっこいいよ オロチは。 なにかに迷ってるみたいだけど、嫌なことは、嫌って言えてるよ、だから、そういうとこ大切にするといいかな?」
可愛く愛らしい笑顔に兄上の顔が歪む
「お前が指図するな…オレは、好きじゃない…お前なんか大嫌いだ」
そう叫ぶ兄上
そして、フミに噛み付き始める
「うん…でも、私は、好きだよ……アレ?」
兄上が、フミの上で泣いていた
初めて見る兄上の涙
我の昔からの憧れであった兄上は、何が起きても動じない性格だった
「…………ふっ ふぅっ オレは、お前が 嫌いだぁっ」
ボロボロと次から次へと流れる涙は、とても綺麗だった
「…うんっ 私は、好きっ」
フミの体の上で涙を流す兄上 フミの体は、雨のように雫を帯びて濡れている
「ふっ…うっ… オ…オレは、お前が、木霊 文花が すっ好きだぁっ…///」
兄上の本音は、我と同じものだった
我もフミが好き
「……きつかったね…苦しかったね…もう、痛いところは、ない?」
小さな子供を手懐ける母のようにフミは、兄上の群青の髪を撫でた
同時に兄上は、フミを優しく体で包んだ
「…あんな事をしてすまなかった… 痛いのは、お前の方だろう… 私の心配は、よせ」
兄上の瞳は、元にもどっていた、肌からも蛇のとぐろが消えた
力を失ったように消えかけていた青い龍たちが戻り、兄上の首にいつも通り巻きついている
一部始終をみていた我
ホッとするべきはずなのに胸の鼓動は、激しく波打っている
やはり、我は、いや、我もフミが欲しいという事には、変わりないようだった。
- Re: 【妖怪ウォッチ】 主にフミちゃん受け 『オロフミ』etc… ( No.17 )
- 日時: 2015/12/29 08:57
- 名前: yui
結衣香さんへ
久しぶりです!yuiです!
このすっっばらしい
文才が羨ましい限りです(>_<)
オロチが………
すっごい可愛くて可愛くて
萌え死んでおります←
影君もフミちゃんloveで
可愛らしいですね(〃ω〃)
私も更新のほう頑張りますので
結衣香さんも頑張ってくださいね!
応援してますっ!
- Re: 【妖怪ウォッチ】 主にフミちゃん受け 『オロフミ』etc… ( No.18 )
- 日時: 2016/01/04 09:57
- 名前: 結衣香
yui様 ありがとうございます!(^O^♪)
萌え死ぬ・・・ですかっっwaо
嬉しいですっ(//△//)
・・・とんでもございません!文才なんて欠片もございませんですーっ((
これからも、こんな駄作ですが、どうぞ宜しくですーっ;
- Re: 【妖怪ウォッチ】 主にフミちゃん受け 『オロフミ』etc… ( No.19 )
- 日時: 2016/01/04 10:40
- 名前: 結衣香
妖魔界〜エンマ大王 ぬらりひょん〜
「あの娘、相当な力を秘めているぞ 言葉で相手の心を動かす力だ…」
エンマ大王は、妖魔界全体を覗ける不思議な水晶玉を大きく円をかくようにさすった
映し出された妖魔界が、濁る様に消え、元の水晶玉に戻った
ぬらりひょんは、少し目を細める
ホッとしているようだ
「最終手段は、使わなくてよかったな…ぬらりひょん もしもそんな事があったら妖魔の国が安定せぬ」
エンマ大王もひとまずホッとため息をつく
「オロチは、妖魔の国にとっての大切な存在ですから…影オロチの方もあの人間の娘に心許したようですね」
エンマ大王が、静かにうなずく
そして、ほんの少し顔をしかめた
「その事があってからか…少し悲しげな目を影に向ける姫もいるようだが…想いを伝えられなかったのだろうな」
ぬらりひょんは、傍で、書類を仕上げている猫きよ、犬まろに席をはずすよう言って、席へ戻った
「地獄の小国の姫君ですか…感情のほとんどは、守り役の影に教えてもらったようですし…その影が、今は、人間の娘に想いを寄せているようですから…」
エンマ大王が今度は、水晶玉をまた擦る
今度は闇に包まれた地獄を取り仕切る城が映し出された
「想う気持ちが嫉妬から憎しみへ変わらぬとよいが…なんせ闇の姫君であるからな」
大きな城の縁側で一人寂しそうに闇夜の地獄月を見ている
次から番外編 百鬼姫(→→)影オロチ 入りますっ