大人オリジナル小説

未来。
日時: 2011/01/25 21:55
名前: まお
参照: http://www.orennji

初めまして。まおといいます。
小説を書くのは初めてですが頑張ります。

               ---登場人物紹介---

瀬川 愛(ai segawa)

主人公。ごく普通の中学2年生。
小さい時に両親が離婚して、母と2人暮らし。

早野 来美(kumi hayano)

両親は有名会社の社長。すごくモテる。
智香と親友。学校で女王様的存在。

松本 智香(tika matumoto)

来美の親友。アクセサリー会社の社長の娘。
ちょっとギャルっぽくて、ピアスをしている。

尾崎 美琴(mikoto ozaki)

プライドが高くて、何でも1番じゃないと気がすまない。
妹と2人で暮らしていて、けっこう金持ち。

神埼 春(haru kannzaki)

愛のクラスの担任。めんどくさがりな性格。
人の目をかなり気にする。

新井 圭太(keita arai)

学校1の天才で、カッコよくモテる。
サッカー部の部長。

これくらいですね。きっと増えると思いますが・・・

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Re: 未来。 ( No.41 )
日時: 2011/03/22 16:53
名前: まお ◆1SJz7uJYJU
参照: http://www.orennji

                         ---第20話---

私は、教室に戻った。

ザワザワ・・・

ガラッ

みんながヒソヒソ言うのが聞こえてくる。

ガタン・・・

・・・またか。

私の机には、いろいろな落書きがしてあった。

おまけに汚い。

ガラッ

「おはよーございまーすっ☆」

「また今岡先生かー!!もうこのまま担任になっちゃえばー?」

「あははっ」

そう。あれから今岡先生は毎日ここにきている。

「・・・・・・・・・・・・」

「先生はどうして毎日ここに来るんですか?石美先生はどうしたんですか?」

「早野さん・・・」

「石美先生は急がしいのよ!!」

「・・・・・・・・・・・・へぇ。」

「・・・・・・・・」

キーンコーンカーンコーン・・・

「愛ちーん♪」

!!!!

ドクン・・・

「いっしょにトイレ行こぉ?」

「ご・・・ごめん。ちょっと・・・あの、その、」

「何?行けないの・・・?」

「えっと・・・いや・・・でも、」

ぐいっ

「ちょっ・・・やめ・・・」

「いーから♪」

ピシャッ

ドンッ!!

いたっ・・・何ココ・・・

暗っ・・・倉庫?

フッ・・・

な・・・何!?!

キィッ・・・

「そこで反省してろバーカ」

「一生出してあげないから!!」

「まっ・・・まって!!ヤダ!!しめないで!!やめて!!」

「バイバイ。」

バタン・・・

ドサッ・・・

怖い・・・ヤダ・・・怖いよ・・・だれか・・・助けて!!

ゴトッ

・・・何?

人が来たの?

「ねぇ。」

この声・・・!!尾崎さんだ!!

何・・・してるんだろ・・・

見張りかな・・・?

「何?聞こえてるんでしょ?返事しろよ。ウザイし。」

「な・・・何?」

「あなた、今岡先生と組んでるんでしょ♪」

「!!!!」

なんで・・・

「見るつもりはなかったけど。」

「今岡先生も物好きよねー。」

「だってー・・・」

「来美を敵にまわすんだよ?信じられなーいっキャハハハハ☆」

「この事・・・来美に言ったらどうなるのカナァ?くす・・・」

!!!!

だめ・・・!!絶対だめ!!そんな事バレたら殺される・・・!!

「ちがう・・・ちがうの・・・」

「やめて・・・ちがう・・・」

「ぷっ・・・」

「あはははっ!!本気にしてるし!!ウソだし!!」

「まぁー・・・想定外だったケドね。」

「安心してよ。」

「別に私、来美の味方なんかじゃないし。」

------------・・・は?

------ん?え?何それ。何よそれ。意味分かんない。

「ったく・・・」

「まとめると私はだれの味方でもないってわけ。」

「分かる?」

「じゃあなんで・・・」

「だって来美といっしょにいたら何もまきこまれないし、アンタをいじめてるのもたいくつしのぎよ。」

「なっ!!」

ぐっ・・・

「たいくつしのぎで・・・」

「たいくつしのぎで人をイジメていいと思ってるのか!!ふざけないでよ!何が・・・何でっ・・・」

「ハァッ・・・ハァッ・・・」

ギリッ・・・

「はぁ・・・」

「何ムキになってんの??アホらしッ。別にいいじゃん。」

「とりま、来美の味方じゃない人がいたんだからさっ。」

キーンコーンカーンコーン・・・

「あ。」

「・・・私行かないと。また来るからー!!」

「ちょっと!!あけてよぉ!!まって!!まってぇ!!」

ドンドンッ!!

「まって・・・」

「お願い・・・」

あれからどれほど時間がたっただろうー・・・。

「暗い・・・暗い・・・」

「まだーだれも来ないの?助けてよー・・・。」

ガタンッ

・・・人?人が来たの・・・?来美?尾崎さん・・・?智香・・・?みんなー?

バンッ

バシャッ・・・

「きゃっ」

びしゃっ・・・

「どう?暗闇は楽しかった??」

ドンッ!!

ガシッ!!ドシッ!!

「いたっ・・・きゃっ・・・」

「きゃはははははッ!!」

キッ・・・

私は思わず、尾崎さんを見た。

ふいっ・・・

尾崎さんは、向こうを向いてしまった。

「美琴どうした?」

「ううん!!何もないよ☆もっとやっちゃえ!!あははは!!」

「きゃはははは!!」

ああ------・・・

イタイ。

ああ------・・・

クルシイ。

助けて・・・

今岡先生------・・・

そこで私の意識はとだえた。

続く

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