大人オリジナル小説

未来。
日時: 2011/01/25 21:55
名前: まお
参照: http://www.orennji

初めまして。まおといいます。
小説を書くのは初めてですが頑張ります。

               ---登場人物紹介---

瀬川 愛(ai segawa)

主人公。ごく普通の中学2年生。
小さい時に両親が離婚して、母と2人暮らし。

早野 来美(kumi hayano)

両親は有名会社の社長。すごくモテる。
智香と親友。学校で女王様的存在。

松本 智香(tika matumoto)

来美の親友。アクセサリー会社の社長の娘。
ちょっとギャルっぽくて、ピアスをしている。

尾崎 美琴(mikoto ozaki)

プライドが高くて、何でも1番じゃないと気がすまない。
妹と2人で暮らしていて、けっこう金持ち。

神埼 春(haru kannzaki)

愛のクラスの担任。めんどくさがりな性格。
人の目をかなり気にする。

新井 圭太(keita arai)

学校1の天才で、カッコよくモテる。
サッカー部の部長。

これくらいですね。きっと増えると思いますが・・・

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Re: 未来。 ( No.40 )
日時: 2011/03/04 14:56
名前: まお ◆1SJz7uJYJU
参照: http://www.orennji

                         ---第19話---

「そういう事になってるんだー・・・」

「ハァ・・・」

「めんどくせー・・・」

「またオレが来美を守らなきゃいけねーのかよ・・・」

「ああっ!!めんどくせー!!くそっ」

「ったく・・・何でオレが・・・」

「ねぇ!!あれって・・・」

「やっぱし圭太君だよね♪うわーやっぱカッコイイ♪」

「キャー♪」

「・・・・・・・・・・・・」

にこっ・・・

「キャアアアー♪」

つかつか・・・

女なんてキライだ。オレにとってめんどくさい生き物は皆キライ。

皆キライ。

「どうしよう・・・」

「先生にあんな事、言っちゃった・・・」

「おこってるかなぁ・・・」

あの先生・・・本当なんなの?

何もかもお見通しってかんじ。

私が先生に言った事の内容は本当だ。ずっと前来美が言ってたから。

「知ってるー?今岡先生って、生徒には人気だけど、ほかの先生にはひょうばん悪いんだってー」

「マジでーなんで?」

「ギャルっぽいからじゃない?スタイルいいしさ。」

「女のひがみってやつ?」

「アハハハ」

今岡先生がキラわれてるなんて、想像できない。

皆の人気者だから。

今岡先生が・・・何とかしてくれるのかな・・・

・・・無理だよね。でも・・・でも・・・

変えてほしいな。

〜教室〜

ざわざわ・・・

「授業だりーっ」

「それ分かるー」

「てか次何ー?あ今岡じゃん」

「石美じゃねーの?」

「さぁ?カレシとデートとか?」

「ぎゃはははっないわー石美、地味すぎんだよ!!」

「それ言えてるー。服のパターン同じじゃん」

「アハハハ!!まじそれ!!ギャハハハ」

ガラッ

コツコツ・・・

「・・・?」

コツコツ・・・

!!!!

「アンケート調査?」

「ええ♪このクラスがどんなクラスか、どんな事がおきたのか、授業はどうなのか、」

「このクラスが本当に仲の良いクラスか、」

!!!!

ヒソヒソ・・・

「何、アイツチクったの?」

「ウザッ」

「自分が悪いくせに・・・」

「どうしたの?」

「えー?いや別に・・・」

「うんっ」

「別にねぇ・・・」

ヒソヒソ・・・

「どうすんの?バレんじゃない?」

「来美が何とかしてくれるよ。」

「大体瀬川が悪いんだしさ。」

ヒソヒソ・・・

「では、アンケートをあつめます。」

どさっ

「でわっ!!今岡の授業をおわりまーすっ」

ピシャンッ

ギロッ・・・

ヒソヒソ・・・

「瀬川、チクるとかウザイ。」

「まじイミフだよねー」

そんな事・・・私に言われても・・・あの先生が勝手に・・・

すっ・・・

「チッ・・・アイツどこ行くんだよ。」

「先生!!!!」

「?」

「なんであんな事やったんですか・・・?よけいな事しないで下さい!!やめて下さいもう・・・」

「・・・・・・。」

「ちょっと来なさい。」

「えっ!?イヤ・・・あの・・・」

「いいから!!」

「ここにすわって。」

「はぁ。」

きょろきょろ・・・

ここって保健室だよね・・・?

どさっ

「はい。」

これ・・・さっきの・・・!!!!

「見てもいいわよ。」

え・・・・・・

すっ・・・

大丈夫・・・大丈夫・・・見なくちゃ・・・!!

パラ・・・

Q1、楽しかったことは?

A、遊んだこと。来美がおもしろかった。

Q2、ツラかったこと

A,ないっしょ

Q3、仲の良い友達

A、来美♪智香♪美琴♪りあ♪葵♪

Q4、悩み事

A,悩み事とかあるわけなーい♪

Q5、イジメなどはある?またはどう思う?

A、イジメられる方が悪い。別に何とも思わない。

てかイジメられるやつってキモイ(笑)

「何これ・・・」

「ヒドイ・・・」

その他にも、「知りませーん」「しるか、てかそーゆうやつうざい」

「キモイやつが悪いんだよー」「何かしたんじゃない?」

「しるか」などが書いてあった。

ポタポタ・・・

「な・・・んでっどうしてっ・・・?」

なんで皆分かってくれないの・・・?

ガラッ

「!?」

保険の先生が入ってきた。

「あなた達・・・ここで何を?」

「瀬川さんと話してたのよ。」

「え・・・あ・・・そう。」

あ・・・この人・・・

「早野さんがそんな事しないわよ。ウソはダメよ。もう。」

「まったく。早野さんとケンカでもしたのかしら。」

「じょうだんじゃないわよ。早野さんをおこらせやがって。」

「先生は出かけるわね・・・」

「え。もう?」

「今岡先生ももどる時間では?いっしょに行きましょ。」

「え・・・ええ。瀬川さんまたね。」

「はい・・・。」

バタン

「どういうつもりよ。」

「え?」

「あの子と早野さんがケンカしてる事ぐらい、知ってるでしょう?」

「瀬川さんは、要注意人物よ?かかわるのはやめなさい。」

「美木先生はあれがケンカに見えるんですか?イジメでしょう。」

「ったく・・・」

「瀬川さんは苦しんでいるのよ?ほうっておけないわ。」

「だから何?」

「え?」

「生徒1人1人をとくべつに見てはいけないの。とくべつなのは早野さんぐらいよ。」

「イジメなんて大げさだわ。」

「そんな・・・あんまりだわ!!」

「あんた、何1人で正義ぶってんの?あんた1人のための学校じゃないの。」

「もっと学校の事を考えなさいよ。」

「早野グループは学校にいろんな寄付をしてくれてるの。その関係をこわすつもり?」

「あなたのそのせいかく、やめた方がいいと思うわ。学校までまきこむのはやめなさい。」

「じゃ。私はこれで。」

「人の心配よりまず自分の事をどうにかしたらどうですか?」

「自分の心配・・・か・・・。」

「した方がいいかもなー・・・」

「へぇー・・・。」

「くすっ」

「見ーちゃった☆今岡先生・・・・・・か。」

続く

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