大人オリジナル小説

嫌いな人_A_____
日時: 2011/01/27 10:53
名前: 菊瑠 ◆HR3T2p3vRE

1.嫌いな人の名前を書き込む。


2.理由を書き込む。


3.投票する


この3ステップで貴方の嫌いな人間が苦しみます!


どうぞお試し下さい。







周一に配られるアンケート用紙。


この紙一枚で皆の運命が決まる。






ルール



荒らしは来ないで下さい


皆ー!俺らに文才を分けてくれー!


〜登場人物〜

明日葉 美恵

大宮 姫華

原井 萌香

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Re: 嫌いな人_A_____ ( No.30 )
日時: 2011/02/19 13:56
名前: 菊瑠 ◆HR3T2p3vRE


「ああもうマジで全員クズ! 役立たず!

アタシの引き立て役の癖にナマ言うんじゃねぇよ餓鬼!!」



言うだけ無駄だよ、大宮。


それに今一番クズなのも役立たずなのも大宮だからね?


「今までの復讐、させてもらうから。


死にたいと思うくらい苛めてあげる、覚悟しててね」



「っ!! わ、悪かったって、ねぇ? お願いッ☆


キャワイソウなヒメを助けてぇ!」




     キャーッハッハッハッハ!!




アハハハハッ、アハハハ!



クラスの皆が笑い始めた。




「馬鹿じゃない? 大宮、お前の事なんて誰も助けないよ!


そうでしょ? 明日葉さん!」



――――そう、誰も助けない。



生贄を助けたら、助けた奴が身代わりになる・・・




自分が生贄になるのだ。



だから、誰も助けない。



助ける人なんて何も知らない転校生位だろう。






「もちろん、助けるもんですか!」


「――――!!」


大宮はそのまま逃げ出した。


あ、そうだ。 一応念を押して・・・。




「来なかったらお前の家行って殺すから〜!!」



大宮は振り返らずに走って帰った。




シンと静まり返る教室。



しばらくすると皆も帰りの準備を始めた。



また騒がしくなる教室。


私も帰る準備をしようとした時・・・



「ねぇ、アンタ面白そうね。」


後ろからポンと叩かれてビックリする。



「はい? 私?」


「そう、アンタよ明日葉。」


振り向くと、原井さんがいた。



「面白そうって・・・」



「だからぁー! 私達のグループに来ない?


これから美恵って呼ぶから! アタシは萌香でいいよ!」



「あ・・・うん、萌香・・・」


「今日遊ばない!? 原宿行くんだけどさぁ!」



「えっ!? いいの?」


「もっちろん! 仲間でしょ?」





仲間・・・・・・。



アイツなんて居なくても私はやっていける!




明日が楽しみだね、大宮。

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