大人オリジナル小説
- 嫌いな人_A_____
- 日時: 2011/01/27 10:53
- 名前: 菊瑠 ◆HR3T2p3vRE
1.嫌いな人の名前を書き込む。
2.理由を書き込む。
3.投票する
この3ステップで貴方の嫌いな人間が苦しみます!
どうぞお試し下さい。
周一に配られるアンケート用紙。
この紙一枚で皆の運命が決まる。
ルール
荒らしは来ないで下さい
皆ー!俺らに文才を分けてくれー!
〜登場人物〜
明日葉 美恵
大宮 姫華
原井 萌香
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- Re: 嫌いな人_A_____ ( No.10 )
- 日時: 2011/02/12 12:21
- 名前: 菊瑠 ◆HR3T2p3vRE
大宮と私は仲が良かった。
でも、大宮が・・・・・・
「ねえ、みやちゃん・・・。
どうして無視するの?」
「・・・・・・」
「みやちゃん・・・」
彼氏ができた、そう話した日から
大宮は私を無視し始めたのだ。
「いたいた、美恵! 帰ろうぜー」
これが私の彼氏の五木。
「む、迎えに来てくれたの?」
「付き合ってるんだからこれ位いいだろー?」
「・・・ん
じゃあ帰ろっ「いーっつきぃクゥーン!」
「んー? 姫華かぁ? どうした?」
「姫ねッ、五木クンと帰りたいなッ☆」
「無理なんだけど・・・ごめんな?」
「どうしてぇ??? もしかして彼女サンとかぁ???」
姫華は五木の手を握っている。
離してよ・・・私の彼氏だよ・・・?
姫華も知ってるでしょ? それともこれは私のワガママ?
「んー、まぁ・・・そんな所」
「五木・・・いいから帰「もしかして・・・彼女って・・・・・・」
知ってるくせにわざとらしいんだよ。
「ひどい! 美恵チャンゎ姫を応援してくれるんぢゃなかったの!?
姫が五木クン好きなの知ってたぢゃん!!」
はぁ!? 何言ってるの!!?
「ちょっ・・・姫華いい加減にしてよ」
「何を!?
どうせ美恵チャンゎ姫を見て笑ってたんぢゃないの!?
それとも何!? 美恵チャンから五木クンに告ったの!??」
「確かにアタシから告ったけど!!
そんなつもりじゃないし知らなかったよっ!!」
「み、美恵・・・・・・
・・・・・・最低だな」
「――――!!」
それ以上私は何も言えなくなって、逃げ出した。
しばらく学校へは行ってない。
五木からも何度かメールがあったけど、無視した。
“最低だな”・・・だって。
“最低だな”
“最低だな”・・・・・・。
一度だけ、メールを返した。
姫の嘘、本当の事を書いて・・・。
それから五木からのメールは来なくなった。
なんで・・・?
久しぶりに学校へ行くと、姫華の姿があった。
その隣には懐かしい人がいた。
幸せそうな顔の・・・・・・。
・・・・・・五木。
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