大人オリジナル小説
- 嫌いな人_A_____
- 日時: 2011/01/27 10:53
- 名前: 菊瑠 ◆HR3T2p3vRE
1.嫌いな人の名前を書き込む。
2.理由を書き込む。
3.投票する
この3ステップで貴方の嫌いな人間が苦しみます!
どうぞお試し下さい。
周一に配られるアンケート用紙。
この紙一枚で皆の運命が決まる。
ルール
荒らしは来ないで下さい
皆ー!俺らに文才を分けてくれー!
〜登場人物〜
明日葉 美恵
大宮 姫華
原井 萌香
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- Re: 嫌いな人_A_____ ( No.8 )
- 日時: 2011/02/12 12:16
- 名前: 菊瑠 ◆HR3T2p3vRE
「この紙にサインしなさい」
「ふぇ・・・?」
「だからさぁ! サインしたら生贄を取り消すのよ!
いちいち説明しないと分からないの? クズが!」
原井さんは大宮の脇腹を思いっきり蹴った。
ゴスッ。
「うぐッ!!」
「早く書けよ!」
「は、はいぃ・・・」
カリカリカリ・・・
「お、お・・・みや・・・・・・
ひめ・・・か・・・っ
ねぇ・・・これでアタシは・・・
・・・生贄にならないんでしょ?」
「・・・見せろ。
・・・・・・よし、書いたな?
これで生贄は無効。 良かったねクソぶりっ子」
「・・・クふ
うふふはははははは!!
あーっはっはっはっは!!!
これで姫ゎ自由の身だネ!
ねーぇ??? 次の生贄サンゎ可哀想らね☆」
生贄にならないと分かったら、調子に乗り出した。
う ざ い お ( ^ ω ^ )
「お前、頭おかしいんじゃねーの」
「・・・ふぉえ?」
「お前は自由になんてならないよ?
今の契約書にサインしたでしょう」
「だっ、だからアレって・・・!?
サインするだけじゃなかったの!!?」
「だってこれには書いてあるじゃない。
“これから一生、原井萌香の奴隷になる”・・って」
「ど・・・!? 聞いてないゎよそんなの!」
「だって言ってないもん」
「じゃあ契約ゎ「言ってないけど書いてあるじゃん」
「それは・・・っ!!」
「つまりアンタの確認不足のせいでしょう?
これは決定事項ね、絶対に!」
「奴隷なんて嫌だっ!
奴隷なんて・・・誰がなるか!!」
「うん、じゃあいいや」
「ま・・・マヂ!?」
「その代わり生贄になるだけだし
アンタには選択権があるんだよ?
生贄になるか、私の奴隷になるか・・・二つ」
「どっちも嫌だよぅ、うえぇぇん、うぅ、ヒック・・・
パパぁ、ママぁ・・・」
うわ、とうとう泣き出したよ・・・
「じゃあ死刑ね。 屋上から飛び降りて」
原井さんも原井さんで、言ってる事が普通じゃない。
「おい!! お前なんでもするって言ったろ!?」
「じゃあやれよ!」「生贄になれっ!!」
「そもそも自分が悪いんだよ!」「嫌われ者ー!!」
「萌香ー! いけいけー!!」
「あぁうぇ〜・・・
わかったわよぅ・・・決めるもん・・・!
ぢゃあ・・・・・・」
大宮は立ち上がると、ドアに背中を向けた。
・・・もしかして!
やばい、捕まえなきゃ・・・
「どっちも嫌ぁ〜でしゅ!」
原井さんを押して、教室から走って逃げて行った。
「っ!! あのクソぶりっ子!!
許さないから・・・! 捕まえて生贄にするよ!!」
原井さん率いる女子軍団が立ち上がった。
「行け! 捕まえて生贄にするんだ!!」
「はい!!」
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