大人オリジナル小説
- 私の居る場所。それは平和な世界であって、[オリキャラ募集]
- 日時: 2011/03/17 09:22
- 名前: 梅雨 ◆KTBwIqk/gs
やっぱ、学校行きたくない。
かといって行く先もない。
家に引き返せば熱湯が待ってる。
学校には冷水。
私は何?
何がしたいの?
「生きてる意味」なんてない。
私の周りに「助け合う仲間」なんていない。
敵、敵、敵。
私の居る場所はいじめや人種差別などない平和な世界なのであって、こんな場所ではない筈だ。
初めまして。
梅雨です!
この物語は「いじめ・虐待」要素ありありですw
あ、こちらへ来たからには複雑・ファジー小説の「紫陽花の咲く前に。」の方にも寄ってってはいかがです?((
オリキャラ募集します。
下↓用紙
★・。。・★オリキャラ★・。。・★
名前・(読み仮名)
性別・
容姿・
性格・
ありがとうございました
★・。。・★オリキャラ★・。。・★
脱字・誤字には気をつけますが見つけたら私・梅雨にご報告をお願いします。
感想もよろしくお願いしますm(_)m
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- Re: 私の居る場所。それは平和な世界であって、[オリキャラ募集] ( No.11 )
- 日時: 2011/03/18 17:19
- 名前: 梅雨 ◆KTBwIqk/gs
4
「あー、今日もアイツ来てんの?まじうぜぇし」
「えっと、柿谷結衣?だよね、今時ちゃん?」
「まぁそれ意外に誰かいるとでも?」
冷え切った廊下を3人並んで歩く。
結衣はクラスの全員に嫌われる程の過去でも持っているのだろうか。
3人の真ん中を歩く女子は茶髪でまるで中学生とは思えない容貌だ。
その両脇を歩く二人の少女はその真ん中の女子の僕のように見える。
3人の中で一番背の低い少女、今井時子はコートの襟に顔を埋めた。
「今日は一段と冷えますね・・・。」
今時はドアを開けた。
水が落ちる仕掛けに用心して中には入らなかったが、もうすでに仕掛けが外れていた事が床をみてわかった。
「未来、既に仕掛けは・・・このとおりです」
今時は赤黒い仕掛けを指差した。
「え、仕掛けって?」
もう一人の少女、案元香苗は何の事だかわかっていない。
「えっと、悪ぃ、アタシも忘れちゃった」
内田未来・・・は、にかっと笑った。
今時は溜息をついた。
「あー・・・、また最初から説明するんですかー・・・」
「あ、仕掛けなら私たちの来る前にもう外れてたよ?」
春が3人の中に割り込んだ。
え、と今時は声を上げた。
「あー、先公じゃねぇ?」
春夜はニカニカしてる。
見かたを変えればただの変態だ。
「・・・何かありました?」
今時は不自然に思い春夜に訊く。
「いい事♪」
今時は呆れ違う方を向いてしまった。
「・・・あ!?あいつが・・・!」
未来は馬鹿にでかい声を上げた。
全員、未来が指差した方を見る。
「あ・・・・・・・・。」
結衣は戸惑いの声を上げた。
結衣は後ずさりする。
そして、皆からの視線を逸らし階段を駆け下りた。
「・・・・完全にアタシたちの事怖がってるよね・・・」
香苗は寂しそうな顔をして俯いた。
流石平和主義者。
今時はそう思いながらも何も言わなかった。
「香苗ちゃーん・・・・。裏切るんだったら裏切りなよぉ・・・。あんたの彼氏を取ったのはだぁれ?」
未来は気味悪い笑顔を浮かべた。
香苗は後ずさりした。
未来は香苗の弱みを握っている。
「はっ・・・!!おもしれえ。そういう事だったのか。」
春夜はようやくこのいじめの仕組みを理解したようだ。
「ちょ、あんた何も知らずに虐めてたの?うけるんだけど!」
未来はポニーテールの毛先をいじりながら春夜に近づいた。
春夜は逃げるようにして未来の横を通り過ぎた。
「まぁ・・・・人の過去漁るのも程々になぁ・・・?未来ちゃん・・・?単純な虐めに満足してんなよ?」
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