大人オリジナル小説

私の居る場所。それは平和な世界であって、[オリキャラ募集]
日時: 2011/03/17 09:22
名前: 梅雨 ◆KTBwIqk/gs

やっぱ、学校行きたくない。
かといって行く先もない。
家に引き返せば熱湯が待ってる。
学校には冷水。
私は何?
何がしたいの?
「生きてる意味」なんてない。
私の周りに「助け合う仲間」なんていない。
敵、敵、敵。
私の居る場所はいじめや人種差別などない平和な世界なのであって、こんな場所ではない筈だ。

初めまして。
梅雨です!
この物語は「いじめ・虐待」要素ありありですw
あ、こちらへ来たからには複雑・ファジー小説の「紫陽花の咲く前に。」の方にも寄ってってはいかがです?((
オリキャラ募集します。

下↓用紙

★・。。・★オリキャラ★・。。・★

名前・(読み仮名)

性別・

容姿・

性格・

ありがとうございました

★・。。・★オリキャラ★・。。・★


脱字・誤字には気をつけますが見つけたら私・梅雨にご報告をお願いします。

感想もよろしくお願いしますm(_)m

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Re: 私の居る場所。それは平和な世界であって、[オリキャラ募集] ( No.7 )
日時: 2011/03/17 15:58
名前: 梅雨 ◆KTBwIqk/gs




「ねぇ、春夜、春夜はアイツの事どー思ってる?」
春はセミロングの毛先をいじりながら春夜に聞いた。
春夜は「あいつって・・・結衣?」と疑問系で訊く。
「結衣」だけやけに強い言い方だった。
春は深く頷いた。
教室には春と春夜の二人しかいない。
「好きって言ったらどうするんでぃ?」
春夜は意地悪っぽく顔を歪ませた。
「なっ・・・!!好きって言っても恋愛対象としてか、ともだ」
「恋愛の方で」
春夜が答えるとたちまち春の顔は赤くなった。
春夜は飽きたかのように「嫌いだよ」と笑った。
どうでもいい、と言ってるようにも見える。
机の上に座った春夜を見続ける事が何故か息苦しくなって春は窓を開けた。
「何やってんだよ、寒いだろぃ」
春夜はそういって止めたが春は窓を開けた。
冷たい風が入ってくるのに春は窓際に立ち尽くした。
「おい、春。寒ぃ・・・」
春夜は冷え性らしく、肩をぶるぶると震わせた。
「さ・・・寒いって言ってんだろぃ・・・!」
春は何かに腕を引っ張られ尻餅をついた。
「さ・・・さむ・・・・・ぃ・・・」
何かに包まれているようだ。
春は上を見あげた。
あまりの寒さに春夜は春を抱きしめていた。
「は、は・・・るよ・・・!!?」
春は先ほどよりも顔を真っ赤にしている。
まわりの机と椅子は春夜が倒れたせいでバラバラになっている。
「戸を閉めなかったからだろぃ・・・?」
春夜は何か企んでいる様に、というよりは企んでいるとしか思えない笑みを浮かべた。
「春夜・・・っ、はな・・し」
「やだ」
いくら春がもがいても春夜は離そうとしなかった。
「離して、とかいってるけど本当は離してほしくないんだろぃ?」
春夜は悪戯に笑う。
図星だ。
春は顔を真っ赤にしたまま「五月蝿い」と怒鳴った。
春は無理矢理春夜の手を退かして立ち上がった。
春夜は相変わらずニタニタしている。
春の背中に残る春夜の体温、それが恥ずかしくてしょうがない。
春は膝に顔を埋めた。

春夜の馬鹿―――・・・・!

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