大人オリジナル小説

運命を 
日時: 2011/07/22 11:08
名前: ZAKI

    prologue


どうしてみんな平気なの?痛い、辛い、嫌だ、やめて!?

私の叫びは届かない、皆、女王のイイナリ

誰か止めて、この悪魔を、誰か助けて、この悪夢から

『もう、あんたに幸せなんて来ない。友達なんていないのよ』

ああ、助けて下さい…。


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Re: 運命を  ( No.6 )
日時: 2011/07/23 13:40
名前: ZAKI



「大丈夫だよ、3人とも有難う」

「ヨカッタ・・・でも何があったの?姫ヶ崎が先生呼んでると思ったら
 清美が倒れてるし、もうビビった〜」

「死んじゃったかと思ったぃ」

「それはねーよ」

「…じゃなくて!何があったの?」

訪ねたのは詩子ちゃん、心配そうな顔をして…。3人なら、言っても
いいかもしれない。昔の話、蒸し返すのは少々気が引けるけど

「小5の時の事、覚えてる?」

ごくりと三人は一斉に唾を飲んだ。まさか、忘れるわけないよね。

「姫ヶ崎 蘭華…」

彩音ちゃんは額にしわを寄せて泣きそうな顔をしていた…。あれは悲惨な人生だった。



5年生になった1学期

私は今より、気弱で内気な子だった。だからあんまり友達もいなくて一人で過ごすことも多かった。そんな中で、私と仲良くしてくれる子が一人だけいた。

「清美ちゃん、おはよう」

鬼澤 愛美(キザワ イツミ)ちゃん

すいません、いったん切ります。

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