大人オリジナル小説
- 生贄ごっこ。
- 日時: 2011/07/28 10:32
- 名前: 蓮
どーもです(´・ω・`)
くりっくありがとうございます、
小説初挑戦者でございます…
あったかーい目で見たげて
くださると嬉しいです
もう暇で暇で禿げそうだってゆー方は
少しでもいいから覗いていって下さいwww
… Cast
山内 朱璃 YamauchiAkari ♀
浦 美咲 UraMisaki ♀
今津 歩 ImazuAyumu ♀
駿河 由莉乃 SurugaYurino ♀
… 第00話
いつからだろう。
いつからこんな地獄に変わってしまったんだろう。
「死ねよ、早く、死ね」
「お前なんて必要ない」
「ウザい消えろ気持ち悪い」
こんな言葉ばかり聞こえるようになった。
みんなみんな、冷めた目で私を見下す。
あの時、あの人の
あの一言で。
全てが変わった。
皆が変わった。
クラスが変わった―――――――――――――…
あなたなら、この逃れることの出来ない運命に
どう立ち向かうだろうか――――――――――――――??
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- Re: 生贄ごっこ。 ( No.20 )
- 日時: 2011/11/28 20:13
- 名前: 蓮
… 05話
2週間前________________
美咲が転校してきてから、
歩の様子がおかしい。
いつも険しい表情で。
いつも何かを考えている。
何かを探るような
そんな目をしている。
「歩、なんかあったの?」
そう何度も聞いたけど
「なにもないよ」
返って来る返事はいつも同じ。
少しぐらい、頼ってくれたっていいのに…。
本気でそう思っていた。
その頃からだ
美咲は変わり始めたのは。
3年生の不良グループに入りだして
あのフワフワ美少女の面影は
もうどこにもなかった。
痛んだ茶髪の髪に
耳には大量のピアス。
つけ爪でカラフルな爪。
スカートは太ももまで上げていて。
少し恥ずかしがりやな性格も
人見知りな所も
全部全部、無くなっていた。
私も、クラスの子達も
美咲に関わる事はなかった。
美咲から私達に話すことはないし
私達から美咲に話すこともなかった。
そんな日が続いた
ある日の休み時間のこと______________________。
「おい、倉橋」
すっかり変わったドスの効いた声。
美咲は倉橋さんの机の前にいた。
びくっとなる倉橋さん。
そりゃそーだ。
不良と化した美咲に
急に話しかけられるんだもん。
倉橋さんは、クラスでも目立たない。
地味で暗めなコ。
言っちゃ悪いけど、可愛いとは言えない顔をしている。
「な………に、うらさ…」
倉橋さんは怯えていた。
クラスは怖いくらい静まりかえっていて。
私の心臓はバクバクと大きな音をたてていた。
「ブスってさあ、見てるとほんと
イライラしたくるんだよね」
そう言うと
勢いよく美咲は倉橋さんの机を蹴った。
大きな音が教室に響き渡る中
美咲が大声でこう叫んだんだ。
「ブスなんて、この世に必要ないでしょ!!
目が腐るだけ、空気が腐るだけ!!
それだったらいじめてやった方が
存在価値、あるじゃん__________??」
にやりと笑ったその顔は
今でも私の頭からは離れない。
背筋か凍りつくような
そんな笑顔。
美咲は倉橋さんの髪を引っ張ると
「生贄ごっこ、しようヨ♪」
そう
言ったの。
『生贄ごっこ』
それが全ての始まりだった_____________________。
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