大人オリジナル小説
- 5m先
- 日時: 2012/01/10 14:44
- 名前: 舞咲 ◆1ZAbvRjVaU
初めまして。もしくはお久しぶりです。
舞咲(まさき)と申します。「まいさき」ではありません、「まさき」です。
つまり、薫が帰ってきたのです!!新年早々、ご迷惑をおかけします←
たとえ誰が「うわああ戻ってきたぁ」とか「消えたんじゃないの」と言おうが関係ありません(笑)。
まぁ、「薫」という名で小説を書いていたのですが…。
\(^0^)/←
個人的な感想として、\(^0^)/な結果となりました。
今作こそ…今作こそ、読み返して恥をかかないものにしたいです。
今回の話ですが、とにかく計画的にやろうと思います。
えっええ、決して前作は計画的に作ってないというわけではありませんヨ…!!
今回は、三章からそれぞれ違う登場人物の視点でかきたいなぁ、と。
現在、二章の二話まで話が出来ているんですが、主人公目線で書くのが妙に難しいことに気づいたので。
あと、現時点まで、一回も男子キャラがでてません。私にも謎です。
男子キャラは書くのも描くのも苦手です。たぶん、今後も出ません←
まぁ、そんな感じです。更新ペースも、もう少し速くしたいものですねぇ。
とにかく真面目にやっていきたいです…。
今回の話は「負担」と「正義」について。
じゃあ前作はなんの話だったんだ、って感じもしますけれども。
ぼちぼち(?)よろしくお願い致します。
- Re: 5m先 ( No.10 )
- 日時: 2012/06/16 16:41
- 名前: 舞咲
二話
「あ、瑠美だ」
良く分からないが、最近登校中に無駄に真衣と会う。そりゃあ、幼馴染みと言うくらいなんだから、家も近い(と、いうか、真衣の家は私の家から四軒目のところにある)し、小学校までは、二人で登校していた。咲菜とは家の方向が全然違うし。まぁ、中学校になってからは、真衣は本格的に(?)里奈達と一緒に居るようになったし。でも、真衣は朝が大の苦手だから、里奈達の登校時間にはまだ目が死んでいるし、生気もないから、一緒には登校していない様子。私も朝は苦手だけど。互いに朝は死んでいるから一緒に登校しても会話が一切ないし。今みたいに、偶然会えば話すけど。
「最近、ずいぶん登校中に会うねぇ」
「ん」
しかし、私と咲菜の間にヒビをつくった奴と良く一緒にいる真衣と二人というのはきまずい。
真衣だから、余計きまずい。
「咲菜は、中二病だよね」
「は?」
まず、何よりも真衣の思考回路を知りたい。
「正義だの、負担だの、私には良くわかんないけど」
「……」
「瑠美も中二病だね」
「はい!?」
「咲菜はまじ中二病だね。かなり重症だよ。あれ。瑠美に対して‘酔ってる’だのなんだの言ってるけど、咲菜のほうが自分に酔ってるよねー」
「……」
「咲菜は、きっと落ちるね」
「………落ちる?」
「咲菜は、きっと瑠美に負けるよ。咲菜が、どんどん落ちていくの。瑠美があがっていくんじゃなくて」
「何で、そんなん言えるわけ?」
「勘」
「はぁ?」
「咲菜の性格からだよ。仲の良い人はそれなりにいるだろうけど、‘親友’って言えるのは瑠美だけでしょ?きっと。咲菜のことだから、今の状況に耐えられなくなって落ちるときがきっとくるね」
「……」
「咲菜も瑠美も頑固者だから…」
真衣は、最後に皮肉をつけたした。
咲菜は、本当に落ちるのかな?
こんな状況で「咲菜は落ちる」を聞かされても、信じろ(?)と言われても無茶な話なのに。
これだから、真衣は。
咲菜達からの「お返し」は、靴箱にゴミを入れるわけでもなく、机に悪口を書いているわけでもなく、頭上から水をかけてくる訳でもなければ、殴ったり、蹴るわけでもない。
訳分からん。
「あ、負担の塊がご登校されたわよ」
そんな皮肉を良く思いつくというかなんというか…。咲菜の隠れていた特技を知る。
そう言えば、里奈や葵も私のことを嫌っているのかな。
真衣は……。
真衣は、敵をつくらないけど、味方につこうともしない。
長い付き合いだけど、良くわかんないなぁ。