大人オリジナル小説
- 涙のカケラ
- 日時: 2012/06/04 16:12
- 名前: 侑李@優しい子コメくだちぃ♪
゚*。(o'∀')b。*゚こんにちは♪
また小説書くのかコイツー才能ねえのになぁ。
ハイ!知ってますwでも書くのです!
あと荒らしやめてください!
荒らされると引きこもりますよ←
それではイジメとか初めてなので下手かもしれないですが見てください!
「学園王子と普通の女子高生」もよろしくです♪
※もしコメくれる優しい人はタメでお願いします☆
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- Re: 涙のカケラ ( No.14 )
- 日時: 2012/07/03 21:57
- 名前: 美愛‐Mia-
「…はあ…」
夜の街は明るい。
街灯、キャバクラ、ホストクラブ、バー、コンビニ、パチンコ、ホテル…。
沢山の明かりでまるで朝。
街は眠ることを知らない――。
そして眠らない街に独り眠れないアタシ。
「ギャハハッ!」
ビクッ…
帰りたい。
ううん違う。
帰る家が欲しい。
暖かく『おかえり』と言ってくれるお母さんが欲しい。
「…うぅ…」
周りには帰る家があるのに帰らない人達の塊。
「ッ…」
「あれぇ〜!?…ック…お嬢ちゃ…ん一人ぃ〜?…ック」
うわ…お酒臭い。
「おじちゃん…と…ック…いいとこ行こぉ〜」
「…や…いや」
「いいじゃ〜ん。家…帰らないんでしょ?」
「ッ…!!!」
グイッ…
汚い。
「嫌だ!離して」
振り払おうとするが力が強くて振り払えなかった。
「うあああああッ!!!!!!!!」
…汚れた。
…汚れた。
せっかく生きる希望を見つけたのに。
こんな身体じゃ生きてく意味なんてない。
「うぁぁッ…うっ…っうう」
涙が止まらない。
もう…嫌だ。
辛い。
辛い。
ごめんね恵里。
ばいばい―――。
明るい街。
そこを抜ければすぐに波の高い海。
青く綺麗な海。
そこにアタシの汚れた身体を投げる。
海を汚す。
ごめんなさい。
でも…もうこうすれば楽になる。
もう充分頑張ったよね…?
だからいいよね?
アタシは冷たい海に足を入れた。
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