大人オリジナル小説

リストカットとイジメ。・・・やめて
日時: 2012/06/20 21:12
名前: 冬ノ華 神ノ音 ◆Ui8SfUmIUc


はじめまして。冬ノ華 神ノ音と申すものです。
この板で初めて書かして頂きます。
至らないところがおアリだと思います。おおありです。
だから、気兼ねなく言って欲しいです!

注意
・中傷・荒らしはおやめください。
・批判は受け付けますが、あまりひどいものはおやめください。
・私はガラスです。扱い方にご注意を。
・私のことが嫌いという方は今すぐ回れ右で。

コメントお友達待っています!

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36



Re: リストカットとイジメ。・・・やめて ( No.5 )
日時: 2012/06/23 20:31
名前: 冬ノ華 神ノ音 ◆Ui8SfUmIUc


 自分は、一人闇の中でいればいいのだ。慣れている。誰も助けてはくれない。イヤ、助け等いらない。
 情をかけるくらいなら、端から関わらないで欲しい。
 まぁ、情をかける人もいないだろうし、かける勇気もあんな奴らにはないだろうが。
 
 そんな中、クラスに転校生がやって来た。
 「はじめまして。空ノ宮未流礪(くうのみや みるれ)といいます」
 男の子だった。端正な顔立ちで、青く吊り上がった眼。黒く、綺麗な髪。痩躯でモデルみたいであった。
 「きゃあ〜カッコイイ!!」
 「付き合いたい!」
 「彼女いるう〜??」
 そんな彼だ。女子たちがきゃあきゃあ騒いで当然だろう。だが、未流礪は即答でこう答えた。
 「女には興味ない。そして、黙れ」
 うっわヒドっと思ったであろうか?だが、本心であろう。それに女子たちはぽかーんと口を開けている。それは安娜にとって面白い自体であった。
 それに気づいた女子たちは安娜をジロッと睨んだ。
 そして、安娜に聞こえるよう、こうつぶやいた。
 「あとで覚えときなよ」
 
 
 
 
 「やめっ…やめてっ!!!」
 「アンタさあ、笑ってたでしょ?うざいんだよ!」
 安娜に降りかかる暴力の数々。
 痣ができ、涙が出てくる。
 それでも女子たちは暴力をやめなかった。
 日頃のいらだちを自分に向けているのだろうか?ストレス発散か?
 本当に、自分のことが心から嫌いなのだろうか?
 
 それでも、あまりにもひどいじゃないか!
 やめてくれ!自分は道具ではない!!
 
 「何よ…調子乗んな!ブス!早く死ね!」
 
 罵られる。
 
 死ね?死んだほうがいいんですか?
 では、貴女の言うとおりに死にましょうか?
 
 貴女はそれで満足するのですか―――――――?
 
 「やめろよ。イジメとか面白くねぇぞ?」
 それは、よく通る低い声だった。
 

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大7000文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。