大人オリジナル小説
- リストカットとイジメ。・・・やめて
- 日時: 2012/06/20 21:12
- 名前: 冬ノ華 神ノ音 ◆Ui8SfUmIUc
はじめまして。冬ノ華 神ノ音と申すものです。
この板で初めて書かして頂きます。
至らないところがおアリだと思います。おおありです。
だから、気兼ねなく言って欲しいです!
注意
・中傷・荒らしはおやめください。
・批判は受け付けますが、あまりひどいものはおやめください。
・私はガラスです。扱い方にご注意を。
・私のことが嫌いという方は今すぐ回れ右で。
コメントお友達待っています!
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- Re: リストカットとイジメ。・・・やめて ( No.2 )
- 日時: 2012/06/21 17:18
- 名前: 冬ノ華 神ノ音 ◆Ui8SfUmIUc
2話 ごめんね、こんな私で
「つかさ〜彼奴なんで生きてんだろうね?」
「ああ〜え?てか生きてたんだ?」
「死んだと思ってた!」
欣喜雀躍と嗤い、罵りの言葉を安娜に向ける。安娜の髪は長く、前髪が邪魔で顔はよく見えない。
だが、それでいいのだ。見えなくていい。自分が見えるのは暗い闇だけでいい。明るい光なんていらない。
友達なんていらない。裏切られるだけだ。どうせ、同情するだけであろう。自分の気持ちを分かってくれる人等誰一人いないのだともうわかっている。
諦めている。必要もない。安娜は皆に見えないようにリストカットした傷を見る。そしてフッと微笑んだ。これが母にばれたら母はどう罵るだろう。どうしてこんなことをしたのかと怒るだろうか?
それとも自分の体を傷つけて何がしたいのだと泣き叫ぶだろうか?それともどちらもしないだろうか?何も言わず、叩くだけかもしれない。
母の目に自分等映ってはいないだろう。母は今、彼氏・・・がいるらしい。再婚する気だろう。それを邪魔する権利も義務も自分にはない。
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