大人オリジナル小説
- 復讐者――私たちは大人になってはいけなかった――
- 日時: 2012/09/03 18:51
- 名前: 鈴音
初めまして!
この物語殺人鬼&いじめられた少女。
のお話です。
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駄作者ですが暖かく見てやってくださいm(__)mぺこりっ。
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- Re: 復讐者――私たちは大人になってはいけなかった―― ( No.5 )
- 日時: 2012/09/08 21:37
- 名前: 鈴音
殺す。
言うのは簡単なものだが、実際に殺ろうと思うと難しいものだ
「クラス全員の連絡先ー。とかわかんないし。どう殺ろうと思ってるのよ。神矢は」
「んっ〜?あぁ。大丈夫だよっ!連絡先取ってるからさー」
携帯をピコピコといじりいつもの笑顔で喋ってくる
「・・・・役に立つのね。」
「褒めことばぁ〜それ?」
私の嫌味と神矢のお調子な声だけが静かな図書館に聞こえる。
「殺る〜って言っても実亜はどんな方法でするの?」
めずらしく真剣な声で聞いてくる。
「・・・私が実際に殺るときもあるけど。そのときは少ないと思うわ」
本を読みながら私はそういう。
「え・・・・俺がやるの?」
笑いながら自分を指さす神矢。
「違うわよ。」
けして私は神矢に目を合わせない。
「最初に誰、殺すの?」
私は神矢を睨みながらこう言った。
「殺すじゃなくて。粛清するのよ?言い方間違えないでよ」
鞄の中にあるアルバムをひっぱりだす。
「ごめんごめん。」
「・・・この子。健康?」
そう聞くと神矢は
「んっ〜?その子?健康でしょ(笑」
「じゃぁいいわ。」
私は鞄に荷物を詰め。
明日のことが楽しみすぎてニタァと笑ってしまう。
「・・・明日?」
「えぇ。そうだけど?都合悪いの?」
「ううん。早いなーっと思ってさ♪」
「早いほうがいいでしょ?」
ガラガラッと立ち上がる。
「帰るのー?」
寂しそうな声で聞いてくる。
その声を突き放す声で私は言う
「準備があるのよ。帰るわ」
そう言い終わり私は静かな廊下を歩く。
アルバムの名前を見る。
――――斎藤 歩百合
健康そうでいいわ。
あなたは私の親友だった。
今度は私が裏切ってあげる。
いや・・・。粛清してあげるわ。
ドアあけると紅の空が私を待っていたように迎えに来てくれる。
「ありがとう・・・。」
神様にお礼をいった。
私が粛清するのを認めてくれているのよね?
ねぇ・・・。
愛海?
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