大人オリジナル小説

毒林檎と人間。
日時: 2013/01/08 23:42
名前: りむ



■挨拶

クリック有り難う御座います!別館初心者の者です。今回、( いやマジで ) 掲載させて頂くのは、「虐め」や「リストカット」或いは「ストーカー」なんて言った問題を題材にしていこうと思います。
(いやマジで)社会問題系は初投稿なんで頑張りますよ、更新停滞しないように。

■注意とか
荒し中傷は止めてください。泣きます。え、ああハイ。引かないでッ ((
更新は亀と100m走したら余裕で敗北するペースなのかも。
文才という神の器は手に入っていない。ココ重要。ああ欲しいな、文才。

■お客様

コメント大歓迎です。うぬ(`・ω・´)

■目次
 第一章@毒林檎と私。
………Page1 




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Re: 毒林檎と人間。 ( No.3 )
日時: 2012/11/02 20:49
名前: りむ


毒林檎と人間。 『prologue』ー終










暑い。太陽がじりじりと照り付ける。肌が焼けるように痛い。そりゃ、今は10月だ。こんな真夏日になるとは、到底予測出来ないだろう。日焼け止めなんて塗ってないのに。
私は紅 林檎。まあ、そんな事はどうでもいい。今はそれ所では無いのだ。

私は、視線の端にいる黒いパーカー、帽子、マスク、サングラス姿の男を見た。今は電柱の影で上手く隠れている。しかしもう直に、そうもいかなくなるだろう。

私は口許を歪ませて笑った。
奴にバレないように、小声で呟いてやった。

「頼んだぞ、叶」

最初に言って置くが、これは断じて独り言などという物ではない。れっきとした会話なのだ。
私は制服のスカートを揺らしながら、早足でその場を離れる。ここは狭い裏路地のような道路だ。見えるのは近隣の住宅の壁のみ。詰まらない路だ。
私は歩いて行き、途中で立ち止まる。

後ろを着いて歩いていた奴も、きまりが悪そうに渋々足を止めた。ストレスの溜め込み過ぎはよくないぞ、と言ってやりたいものだ。


『じゃあ、行くね』


電子音と混じって、聞きなれた叶の声が聞こえた。






【ストーカー狩り、成功】

リストカットは癖になる。
それと同じ原理だ。ストーキングだって、やればやるほど楽しくなる。殺してやりたいほどに、あの子を手に入れたくなってしまう。





またあの子は、ストーカー狩りをしたようだ。でも関係ない。


私はアナタが好きよ。

憎くて、でも大好き。どうしてだろうか、ここまで殺したいと思う程好きになった子は、『あの子』が初めてなんじゃないかな。

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