大人オリジナル小説
- 虐め復讐代行屋
- 日時: 2013/03/21 18:37
- 名前: 小夜子 ◆TnvMAK6A4.
はじめまして小夜子と申します
私の書く、虐め復讐代行屋は名前の通り、
虐めと復讐が主な内容です
それらの内容が苦手な方はお気をつけ下さい
それでは、不規則な更新になりますが、
よろしくお願いしますm(_ _)m
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- Re: 虐め復讐代行屋 ( No.6 )
- 日時: 2013/03/24 00:02
- 名前: 小夜子 ◆TnvMAK6A4.
〜天音視点〜
ターゲットの姫華が泣き始めた。
化粧が崩れてみっともない。
ウォータープルーフぐらいは使いなさいよ。最近日差し強いし。
姫華を慰めているあの男。
間違いなく惚れてるわね。
あんな化粧取ったら誰かわからなくなるような女の、どこが良いのかしら。
「ありがとぅ、純くぅん……」
気持ち悪い声を余計気持ち悪くして、駒野にすりよる姫華。
ああいう話し方、本来なら嫌われるんだけどね……
照れ出す駒野。見ていられない。
「ねえ、相川さん?」
「なぁにぃ?天音ちゃん?」
私は冷たい姿勢を崩さずに、
「良いから化粧直しなさい。グチャグチャで見ていられないわよ。目なんて、パンダみたい。」
姫華の顔が一瞬で赤くなったのが分かった。
桜花は笑いを堪えてるが、旭は我慢できず吹き出した。
旭の態度を見ると、姫華は鞄を手に教室を飛び出した。
化粧直しに行ったらしい。
「鈴野さん!あんな言い方しなくても!」
一人の女子が私に言い出したが、
「あのままだったら、余計相川さんを辱めるだけよ?」
その言葉に何も言えなくなったらしく、それ以上言って来なかった。
完全に、このクラスは姫華の味方。
先が思いやられるわ。
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