大人オリジナル小説

十五日間
日時: 2013/08/16 21:58
名前: 名無し ◆3xC21ApAi2
参照: どうも 雑談掲示板でお世話になっております

この小説のジャンルはバイオレンスホラーです。幽霊とかは特に出てきません・・・。というより、幽霊よりも気が狂った者の方が怖いと思いますがね。

13歳の中学1年でしかも小説とか初めてなので下手です。御了承下さい





物語は…もう読んでいればその内分かると思います。




※というわけで出来れば1日目から読んでください

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Re: 十五日間 ( No.19 )
日時: 2013/08/19 20:44
名前: 名無し ◆3xC21ApAi2

第六日(八月十七日)

―7時39分54秒、零杜はベットから飛び起きると、すぐさま頼之の家へ向かった。
あのビデオテープの映像が蘇る。頼之がビデオテープを渡しに来たという事は、頼之はあの炎の海から逃げ延びたのだろう。

零杜は走った。怒りと悲しみを抱きながら……



7時53分13秒、ようやく頼之の家に着いた。
零杜は乱暴にインターホンを鳴らした。

するとドアが開いた。



頼之「おお、零杜。あのビデオテープ見たか?俺が撮ったんだぜ。面白かっただろう?」


(狂っている……)


零杜「そ、そんな事より弘樹は何処だ!」

頼之「まぁまぁ落ち着いて。話は中でやろうぜ」



零杜は直ぐに靴を脱ぐと部屋まで走った。




零杜「弘樹は何処だ?早く教えろ!」

頼之「斉藤弘樹か?あいつは今風呂に入ってるよ」


風呂場に死体を……?



零杜「お……お前は何をしたのか自分で分かってるのか!」

頼之「分かってるよ。人殺しだろ?」




平然とそんな事を言っている頼之に零杜は怯えた。



零杜「狂ってる……狂ってるよお前は!!」

頼之「なぜだ?俺はただ復讐を遂げただけだぞ?」







[[復讐]]…?





零杜「な、なんだよ復讐って」

頼之「小学の頃、土屋零杜と斉藤弘樹は俺を虐めていた。毎日毎日、挙句の果てに家までやってきて虐める。しかし俺は必死に耐えた。」



零杜は黙って話を聞いていた。



頼之「そして今がそれの仕返しをしている最中だ。お前とあいつは俺に[[死んだ方がまし]]と思い込まされるまでに虐めた。だから残虐な方法で殺す事によってそれと同じように苦しみを味わせてやるんだ。」



零杜「……!!」

零杜は全てを思い出した。小学生の頃、零杜と弘樹は東頼之を虐めていたのだ。それもかなり酷いやり方・・・中学に入ってからは零杜と弘樹はそんな事もすっかり忘れ、毎日遊びまくっていた。そんな東頼之に平然と声を掛けてしまうなんて・・・


零杜「あ…あぁぁ……。」

頼之「だからお前にもお仕置きしてやらねぇとなぁ」


すると頼之は立ち上がり、着ていたジャージからおもむろに”拳銃”を取り出した。


頼之「俺が闇ルートで手に入れたものだ。知ってるだろ?あの街角の目立たない店だよ。あそこから買ってきた。」


零杜「……。」


放心状態の零杜。しかし、ハッと目覚めて

零杜「…やめろ」


頼之はその言葉も聞かず、一発目を撃ち込んだ。


零杜「うわぁ!」

弾丸は零杜のすぐ脇をかすめ、後ろの壁に命中した。
見ると壁に大きな穴が開いており、その隙間からは煙が立ち昇っていた。


零杜「うわああああああああ!!」



叫びながら零杜は慌てて立ち上がり、転びそうになりながらも玄関ドアを開いた。

全速力で逃げる。逃げて逃げて逃げて……………




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