大人オリジナル小説
- 十五日間
- 日時: 2013/08/16 21:58
- 名前: 名無し ◆3xC21ApAi2
- 参照: どうも 雑談掲示板でお世話になっております
この小説のジャンルはバイオレンスホラーです。幽霊とかは特に出てきません・・・。というより、幽霊よりも気が狂った者の方が怖いと思いますがね。
13歳の中学1年でしかも小説とか初めてなので下手です。御了承下さい
物語は…もう読んでいればその内分かると思います。
※というわけで出来れば1日目から読んでください
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- Re: 十五日間 ( No.2 )
- 日時: 2013/09/12 20:53
- 名前: 名無し ◆3xC21ApAi2
第二日目(八月十二日)
―3時21分56秒、零杜はふと目覚めた。
時計を確認した零杜は小さく舌打ちした。
「中途半端な時間に目覚めちまったなぁ」
近くに24時間営業のコンビニがあるので、そこにいってジュースでも買おうと思った零杜は家を出た。
辺りは静まり返っている。10人程の人間や動物がちらほら見えるぐらいである。
自転車で行くと音を立てて迷惑を掛けてしまいそうなので、歩いてコンビニまで向かった。
―コンビニ内はエアコンが効いており、ひんやり涼しかった。店員が二人、眠そうにレジに立っている。客は5、6人程。
その客の中に見覚えのある者が見えた。
「・・・頼之?」
零杜は小さくそう呟いた。東頼之(あずまよりゆき)は零杜の昔の友達であり、小学での友達であった。しかし中学が別々であった為、ずっと会えなくなっていた。
頼之と思わしき人物は何かを探すように商品を見ている。
零杜は勇気を出し、その人物に声を掛けてみた。
「あの・・・貴方、もしかして東頼之さんですか?」
「・・・そうですけど、何か用でしょうか?」
「俺・・・俺の事を覚えているか?」
「さぁ・・・あまり記憶にないけど」
「零杜だ。土屋零杜。」
「お前・・・零杜なのか?あの零杜なのか!?」
「そうだ!土屋零杜だ!!」
「マジか!まさか再会出来るとはな・・・・」
「久しぶりだなぁ。」
「本当だよ・・・お前はなぜここに?」
「あぁ、ちょっと眠気覚ましにジュースを買おうと思ってな。お前は?」
「俺は食い物をちょっとな。」
「そうか。」
「あぁ。そうだよ。ちょっと食料不足しててな。」
零杜「そうか・・・。」
ふと零杜は腕時計に目をやった。
(4時19分36秒)
「やべ、もうこんな時間だ。そろそろ帰らないと・・・」
「そうか。じゃぁまたな。」
「あぁ、また会おう。」
そう言って零杜はコンビニを出、家に向かって走った。
零杜が去った後、頼之は不気味な笑みを浮かべてこう呟いた。
「やっと会えたぜ・・・零杜」
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