大人オリジナル小説
- 心霊研究部の実験台は……。
- 日時: 2013/10/12 12:11
- 名前: 雪華 & 凰 ◆ExGQrDul2E
はじめまして。または、こんにちは。
雪華、そして、凰(元・琴)です。
今回は、二人で協力してこの小説を執筆することになりました。
拙い文章になるかと思いますが、ぜひよろしくお願いします。
ちなみに、感想、アドバイスは感激します。ですが、荒らし行為は控えてくださいませ。更新は遅いと思われますが、読んでくださる方は、ぜひお願いしますっ。
【目次】
{挨拶}
凰 >>1
雪華 >>5
{本編}
登場人物紹介 >>4
プロローグ >>6
一話(雪華) >>7
二話(雪華) >>8
【記念日】
10/11 スレ建立
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
- Re: 心霊研究部の実験台は……。 ( No.28 )
- 日時: 2013/10/16 13:26
- 名前: 雪華 ◆y/0mih5ccU
いじめっこグループのボス、田辺 茉莉花(たなべ まりか)は、
私と里奈を交互に見て、何かを呟くと私に言った。
「ねぇ、朝霧さん。もぉ、虐められたくないよねぇ?」
「…え、…まぁ、ね」
「じゃあ、茉莉花がチャンスをあげるぅ!」
「……え、ちょ、茉莉花ぁ?」
いじめっこグループの人が意味が分からないという風に
茉莉花を見た。
それもそのはず。私にだって分からないもの。
「うるさい。ちょっと黙っててぇ?
……朝霧さん。コレを里奈にかけて?」
そして渡されたのはバケツに入った泥水。
これを…かけるの?里奈に?
いじめが終わる?でも、里奈は……
「あ、ちなみにぃ?朝霧さんが、浅井さんに泥水かけたら、
次は浅井さんがいじめられるけど……ね?」
「……………………!!」
里奈…が?
「平穏な学校生活か、友情かぁ?
どちらをとるのかぁ!シンキングターイム!」
……私はどうすればいいの?
信じると、ろくなことがないんだって。
私は、里奈のこと信じてるの?
この、いじめが終わるなら……
大丈夫、まだ私里奈のこと信じてないよ…
「……舞ちゃん、私大丈夫だよ…?舞ちゃんが助かるなら
虐められても……構わない。」
里奈………
やっぱできないよ!
「あら?やんないのぉ?残念でしたぁ★★
じゃあ、今度は浅井さんが朝霧さんにかけてねぇ?」
「…え」
「浅井さん、一度朝霧さんのことかばっちゃったから
本当は虐めてやるとこなんだけど…
朝霧さんに泥水かけてくれたら、虐めないよ★」
……里奈、信じてるから。
きっと、やんないよ……里奈なら。
バシャ!
………思考停止。どういうこと?
上を見上げると、茉莉花たちと笑いあう里奈が
確かにそこにいた。
「ヒャハハ!超楽しい!!もういい子ぶるの疲れちゃったぁ★」
り、里奈………?
「えー?まだ気づかないのぉ?浅井里奈。どこかで
聞いたことないの?」
浅井 里奈………
「あっ。」
分かった。
里奈は………
小学校のとき私が虐めていた子だった。
「そうそう!
あの時の仕返しがしてやりたくてさ!
転校先には、そいつがいるなんてことになったらさぁ…
仕返しもしたくなるじゃない?」
「ご、めんなさい……」
「もう無駄だよ?
ちょっと優しくすればこれだもの。
あんた、私のこと信じたでしょう?」
それは………
本当に悪かったよ。
だけど…
「『虐めないで』ってか?なにそれ最低。」
やっぱり、信じちゃだめだったんだ……
この時私は、絶対に人を信じないと決めた。
*
それから、1年。
ずっと人を信じないように生きてきた私も、高校生になった。
そこには……あの時の担任、田代がいて。
中学生時代をバラされそうになっている。
「やめろ………黙れ!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
一応ここまでが過去編2です!
次は、5話だったか?4話?
次の次の話あたりで心霊研究部の話を出したいと思うので
よろしくお願いします。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30