大人オリジナル小説
- 黒歴史にしないための文章作法
- 日時: 2014/04/19 15:00
- 名前: TAKE
シリアス・ダーク板に書いているものを、こちらにも転載しておきます。
正しい文章作法を身につける事は、社会派小説の内容に説得力を持たせるために避けては通れないものです。
こちらも作品の参考にして頂ければと思います。
- Re: 黒歴史にしないための文章作法 ( No.9 )
- 日時: 2014/04/19 20:07
- 名前: TAKE
7.読者からのQ&A
Q:伏線の張り方、隠し方などで気をつけたらいいことはなんですか?
A:伏線の張り方については、先に結末をしっかりと固めておくことが重要です。その上で、そこに至るまでの過程を考え、その中からキーワードとなるものを抜き出し、序盤のセリフや些細な出来事の中に放り込むと、読者は読み終えてからその部分に気づき、アハ体験的な感覚を得ることができます。
簡単に言えば、物語を逆から辿っていくということです。
古畑任三郎のような、最初に犯人を提示した上で主人公が真相を追いかける様子を見せるという展開などは、この手法の解説として分かりやすいかと思います。
伏線が前面に活かされている映画、本をいくつか挙げておきます。
パルプ・フィクション――クエンティン・タランティーノ作品
クラッシュ
Lock stock two smoking ballels――ガイ・リッチー作品
スラムドッグ・ミリオネア
シークレット・ウィンドウ
ラッキーナンバー7
ラッシュ・ライフ――伊坂幸太郎
映画なら2時間で見れるので、手法を学ぶのにオススメです。
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