大人オリジナル小説
- 明日のないボクら
- 日時: 2014/04/23 12:52
- 名前: 46猫
明日のないボクら を書かせて貰います、46猫です!
初めてこういうの書きますが・・・
よろしく!
- Re: 明日のないボクら ( No.3 )
- 日時: 2014/04/24 20:14
- 名前: 46猫
あーあー、今日も死ななかった。
このいつもと変わらない風景。
天国ってどんなとこだろうな。
「おはようございます、未来さん」
「あ、おはよう。 えーっと。。。」
「希って呼んでください」
かわいらしい笑顔で言った。
とにかく全身が青!だが、服装は白がベースのワンピースに水色のエプロン。
白のリボンがかわいいな。
・・・好意はないけど。
「望み団って何するんですか?」
「うーんっと、外を探検するんだ。ボクらの知らない世界をね。」
「へえ〜」
「でも、外に出れるとは限らないよ。許可してくれないからね。だから、病院の中しか無理なんだ。」
「そうなんですか・・・」
案外落ち込むんだ。
ボクはどーっでもいいんだけど。
早く死ぬことを願うよ。
「私ですね、いつかいきたいとこあるんです。」
「へえ、どこ?」
「この世界です。」
「せかい?」
「いきているこの私たち。」
「いつ死ぬかわからないのに?」
「ですから、死ぬ前に行かなくてもいいから見たいんです」
うっすらと微笑んだ。
せかい?
ボクらが住んでいるんは世界なんだ。
じゃあ、誰がボクらの運命を定めているの?
この、世界?
なら、もう少し早く死なせてよ。
「なら、今日はそうしようか?」
「はい?」
「インターネットで世界を調べるんだ。」
「へえ!」
「望み団はある意味死ぬ前にしたいことをかなえる団だからね。」
「ふふ、楽しみだな」
・・・あっそ。
ちょっとうれしかったかな。
あーだこーだしているうちにみんなが目をさめた。
「おはようございます、舞さん、団長さん!」
「おはよう、新人の希」
「はよ〜希!」
もうなじめてる。
よかった。
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