大人オリジナル小説
- 死神烏〜シニガミガラス〜
- 日時: 2015/04/07 00:44
- 名前: 呪言
- 参照:
はじめまして!!
駄作と誤字脱字の神呪言といいます!
ボッチ乙の新中1です。
仲間ああああ…!!!!
誰かああ)死神「堕ちろ(^言^)
とですねぇ…とにかく腹立つ奴です。
私の小説なんて読む人いないと思いますが…
中学校の生活アドバイスをしてくださる方がきてほs
死神「もっぺん言え…殺す自信がある。」
あははひひひひ)崩壊
まあ、暇な時、書こうと思います!!!!))殴
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- Re: 死神烏〜シニガミガラス〜 ( No.4 )
- 日時: 2015/04/28 00:25
- 名前: 呪言
- 参照:
え〜、まず、謝罪します。
なるべく早く書くとか言っておきながら
長らく書いておりませんでした。
続きを書きます。
零人はアパートに入る。
古びて、所々錆び付いた郵便受けには、
何やら書類が詰まっていた。要求書…だ。
零人の家は貧乏だった。
父親は病気で亡くなり、
今は母親一人で稼いでいる。
当然、そんな良いところには勤めていない。
零人が学校に行ける事が凄いくらいだ。
母親一人のお金では、
零人の学習費等を払いきれない。
それほど貧乏であった。
だから、零人の母親は、借金をしていた。
知り合いに頭を下げ、多量にお金を借りていた。
銀行にも、沢山金を貸してもらっていた。
そのため、返済の要求書が毎日のように来るんだ。
零人はその紙を抜き取り、アパートの扉を開ける。
靴を無造作に脱ぎ、母親の部屋に向かう。
「母さん…」
かすれた声で母親を呼ぶ。
零人の母親は、午前の内に来た、
茶封筒を机におき、頭を抱えていた。
「零人…その手に持っているものは何よ…」
母親は、零人の持っている要求書を指す。
「あ…」
零人 は、黙りこんでしまう。
答えようが無いからだ。
「…要求書ね、分かるわよ…
毎日の事だもの…」
零人の手から、要求書を取る母親。
母親の手は、痩せ細っていた。
「……………はぁ…」
母親は、深く溜め息をついた。
「あなたがいなければ…こんなことには、ならなかったはずよ…」
あなた…とは、 零人の事だ。
「零人さえ…いなければ…ッ!」
「……!!!」
母親は、要求書を床にばらまき、
料理ばさみを無造作に掴む。
そのまま、零人におそいかかってきた。
「……ッ…ああ…ッ…!!!」
零人は、顔を斬られる痛みに耐えながらも、
もがく。
「なんで産まれてきたのよ?!
こんなことになるなら…死んだ方がましよ!!」
死ぬ…。
俺の求めていること。
母親も同じなのか。
でも、俺と同じで、死ねないのか…。
分からない…
ザシュ…ッ…
「ゥ、ッ!クハァ…ッ!!!」
考えている内に、零人は、
薄くではあるが、喉を掻き斬られた。
「母さん…ッ……」
喉から血を流し、苦しむ零人を目の当たりにした母親は、
そのとたん、膝から崩れ落ちた。
そして、泣き出した。
「…………」
零人は、意識が朦朧としていたため、
何が起こったのか良く分からなかった。
ドクン、と、心臓の奥が揺れた。
…怖い。怖い。怖い…
首もとを押さえ付け、よろよろと
足を運び、咄嗟に部屋に入り込んだ。
もう、あの場所に居られない…
一旦切ります!!
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