大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- スマブラ(BL)マルス受け多
- 日時: 2015/05/11 21:32
- 名前: みーあ
駄文です。よろしくでーーーす
スマブラ好きどーんとこい!!!笑
まわりにすまわかる人いなくて(T_T)
あとタイトル通り腐ってます。
R18も入るかも………
とにかくマルスとFE組を贔屓。
よければ見てってください!!m(_ _)m
- Re: スマブラ(腐)マルス受けを愛してる ( No.10 )
- 日時: 2015/05/04 09:43
- 名前: みーあ
めろんぱん様いつもありがとうございます!!
駄文でお目汚し申し訳ないm(_ _)m
- ロイマル ( No.11 )
- 日時: 2015/05/04 22:00
- 名前: みーあ
ロイは緑の中に横たわる青を見つけた
ロ「おい…マルス?
マルス!?どうしたんだ!!?」
肩を掴んで揺さぶる
するとうっすらとマルスの瞳が開いた
マ「ぅ……あ、れ
ロイ……?……おはよう……」
目をこすりながら答える
ロイは胸を撫で下ろした
ロ「あ、寝てたのか
ごめん起こしちまった」
マ「ぅん??」
ロ「いや、また倒れたのかと思って」
マルスはふふ、と笑う
マ「ロイは心配性だね」
ロ「当たり前だろ?
倒れたのこの前じゃねーか」
ロイもマルスのすぐ隣に座る
心地よい風が吹き木漏れ日が揺れる
マ「今日はね、体調はいいんだ
ちょっと眠いだけ」
ロ「あぁ
新しい本買ったんだっけ」
マ「うん……」
少しの沈黙が訪れる
すぐにロイの肩に温もりが感じられた
ロ「マルス?
寝るのか?」
マルスは目を閉じたまま頷いた
ロイはそれを少し見つめたあと身体を離す
その場に横になり、顔を上げたマルスを自分の腕の中に引き摺り込む
マ「ロ……イ??」
眠たそうな声に応えるように額にキスを落とす
マルスは固く目を閉じた
ロ「俺も、昼寝しよーかな」
マ「んぅ、そう?
じゃあ……ロイ、おやすみ」
自分の腕の中の恋人にいう
ロ「マルス……おやすみ」
- Re: スマブラ(腐)マルス受けを愛してる ( No.12 )
- 日時: 2015/05/05 17:14
- 名前: みーあ
投下!!
ロイマルでちょっとつづきっぽいです,
むしろ続きにしたかったからロイになったのかなぁw
- リンマル ( No.13 )
- 日時: 2015/05/06 14:09
- 名前: みーあ
マ「はぁ…… 雨、止まないなぁ」
ひとり喫茶店の窓から雨空を見上げるのはマルスだ
ここ一時間この店で雨宿りをしている
雨は止むどころかその勢いをより激しくするばかりだった
ちらりと時計に視線を移す
マ「仕方ないなぁ
走って帰ろう。」
そう小さく呟いて席を立つ
幸い今日は買い出しではないため荷物はない
支払いを済ませてそとに出る
今にも雷が鳴りそうな黒い空に顔をしかめる
実はマルスは雷が苦手なのだ
天気予報を見ておけばよかったと今更だが後悔する
昼間は眩しいほどに日が照っていたのに夕方になると強い夕立が降ってきた
夏がくるのを感じられた
マルスは雨の中に走り出した
##
リンクは窓の外を心配そうに見る
マルスが傘をもってない事を知っていたからだ
乱闘も終わったところだったので 探しに行こう、と玄関へ向かう
リンクが自分の緑色の傘を手に取った瞬間、眩しい閃光が空を裂いた
そして大きな音が鳴ると同時にリンクはとびだした
##
マルスはうずくまっていた
いつも散歩している道の、店の軒先で
濡れた青い髪の下で固く目を瞑り、両手で耳を塞いでいる
リンクは急いで駆けより声をかける
するとマルスの顔があがった
そのひとみに涙を溜めたまま
マ「あ、……リンク……」
リ「大丈…っ⁉︎」
マルスから腕を伸ばしてリンクに抱きついた
それから顔をうずめる
いつもならありえない行動に狼狽えながらも
小刻みに震えるマルスを抱きしめる
服が濡れるとかそんなことは気にもとめない
マルスが落ち着いたところでリンクはあることに気がつく
リ「傘、いっぽんしかもってきてなかった」
マルスが雷を苦手としているのをしっていたから、
自分の傘だけをとって急いで飛び出してきたのだ
マ「あっ、大丈夫だよ
僕もう手遅れだし」
マルスの言葉は自分はすでに雨で濡れているから、
傘はいらないと言っていた
リ「いや、でも一応……」
リンクが口を開いたのとほとんど一緒にあたり一帯が白く光った
マルスは再びリンクにしがみつく
遅れて雷鳴が轟くとビクッと大きくからだをはねる
リンクも何も言わずに肩に手を回す
それから2人の頭上に軽い音を立てて傘が開く
リ「ふたりでもはいるだろ?」
同意を求めるように声をかけ、前に進むように促す
足並みをそろえて進む
雷が鳴るたびに力のこもる白い手に自分の手を重ねる
マルスに触れる右手と少し濡れた左手の温度差がむずがゆい
激しい雨で立ち昇った霧の中へと帰路についた
##
玄関で傘を閉じると
いまだリンクの服を掴んだままのマルスから言葉がかかる
マ「リンク、ありがとう」
リ「あ?いや、俺が心配だったから行っただけで……」
気にすんな、と続けた
マ「うん。 じゃあ僕着替えるから」
それだけ言って自分の部屋へ戻っていった
##
マルスが着替えて部屋から出ると、リンクはすでに終わって待っていたようだった
髪からポタポタと雫が垂れるのを見てため息を吐く
それから自分の首にかけていたタオルでマルスの髪を雑に拭いた
マ「あっ、痛っ……
リンクー 痛いっ‼︎」
リ「我慢しろーー 風邪ひくだろ?
ったく、せっかく綺麗な髪なのに」
呆れたような声を上げるが、手は止めない
リ「……よしっ こんなもんだろ、」
タオルをどかし、少しぐちゃぐちゃになった髪を手で整える
その手を下ろし頬を撫でると小さく震えた
マ「あ……何、リンク?」
リ「なぁ、
キスしてもいいか??」
その言葉を聞いた瞬間マルスは赤く染まる
マ「ぇ、なっ ぅぅ……」
しどろもどろになりながらリンクをにらみ、後ずさる
しかし顔は赤いし、上目づかいになるので怖いとは感じられない
むしろ逆効果で、いたずら心を煽るだけだった
じり、とリンクはにじりよる
それに対してマルスも後ろに下がる
壁、ではなく扉にあたる
そしてバランスを崩す
どうやら扉が閉まっていなかったらしくマルスの部屋へと倒れこむ
マ「ひっ…… 痛っ」
もちろんリンクはマルスに覆い被さる格好になるわけで、
マルスの顔はさらに赤くなる
それをリンクが見逃すはずもなく
リ「マルス、真っ赤だぜ?」
そう言って笑い、床に押し倒したまま唇を重ねる
舌をのばすとマルスの口から小さく声が漏れる
マ「ぁ………ん、ふぁ……」
ゆっくりと顔を離して呼吸を整える
その時、開け放した扉から足音が聞こえてきた
マ「……誰か、くる」
マルスは赤い顔のまま焦りだす
リンクは立ちあがると後ろ手で扉を閉めた
それからマルスの手をとり立ち上がらせる
リ「ごめん、さっきの痛くなかったか?」
マ「うん びっくりしたけどね」
廊下を歩いてきたのはロイだった
扉が開くと同時に声がかかる
ロ「マルスー……って なんでいんだよ」
リンクの方を見て明らかに不満を表に出して言う
リンクはそんな視線をかわす
ロ「あ、そーだ
夕飯できたから早く来いってマリオから」
それだけ、と言って部屋から出ていった
どちらから、ということもなく目があう
小さく笑いあってリビングへ歩きだした