大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- アイム・ノット・リーディマー
- 日時: 2017/06/20 19:43
- 名前: 竜二
『Days gone』に触発されて
書きます。
漫画、アニメ、映画、ドラマ
などのキャラクターが大挙
して登場します。
エログロ注意。
追加:たまに名言や格言などがあります。
芸能人や有名人の名前が出ることもあります。
4度目の正直で題名が決まりました。
- チャイ:16時5分 ( No.12 )
- 日時: 2017/06/22 20:43
- 名前: 竜二
「お前が来たのは…
鈴音のことだな」
濃い顔で見つめる征五郎に
チャイは静かに頷いた。
「そうか、噂はほんと
だったのか」
「噂ってなんですか?
征五郎さん」
「オレが説明してやるよ。
判ってる範囲でだけど」
チャイは鈴音が連れ去れる
前後の状況をトクに説明する
まず、パンデミック初期段階で
チャイはSSSが所有する
セーフハウスに鈴音を
隠れさせ教祖を抹殺して
乗っ取った『救国教団』の
私兵たちを護衛に付かせたが
その3日後にセーフハウスが
襲撃され、私兵は一人残らず
斬りギザまれ鈴音も
誘拐されてしまった。
「ひとり残らず…全身の皮を
剥がされ、終いには
逆さ髑髏の宙吊りだよ」
「それで征五郎さんと片岡さんに
助けを求めてんだね」
「ああ、鈴音を拉致った連中は
オレとお前らに因縁のヤツだろうな」
「まさか…」
チャイはため息をつきながらある写真を
3枚、テーブルに置いた。
乱目する征五郎と仁は写真を見て
息を飲んだ。
「柿崎のヤローが生きてやがったんだよ
チクショウが」
「最悪だ…ヤツはお前とこいつらに
御礼参りすんだろうな」
『蜂の巣にされてのよォ、生きてる奴
なんているンかよ』
「いんだよ…カンテツ。コレに写ってるし
しかも柿崎の隣には歩く死人が
さらにいやがんだよ」
コンコン
「だれだ」
「俺です。開けてください」
「っ?!」
チャイはドアへ駆け足でいきおい良く開ける。
目の前には自分が唯一無に敬愛し、敬語を使う
相手であるー
2代目『夜王』こと的場遼介が突如として
姿を現した。
「2代目!! お久しぶりです!!!」
「チャイ…事情は耳にしてる。
詳しくは中で話そう」
「どうぞ…好きなお席へ
お座り下さい2代目」
中にいる4人と一匹は夜王が
現れたことよりも
「『「「アイツが敬語を使ってるだと?!」」』」
チャイが敬語で喋れる事に驚いていた。
- ???:復讐するのは我にあり ( No.13 )
- 日時: 2017/06/22 22:19
- 名前: 竜二
最初にヤツと会ったのは
『柿崎先輩…会わせたい』
『ウッス。チャイだよ
あんたが柿崎署長?』
橘が連れてきた小学生ほどの
性別がわからんガキは
何故か私の心を離さなかった
共に”野望”を果たす為に
進むつもりだったが
『では**さんが正しいと
思う方』
オオッー!!!
「はめられたああああああ」
地獄からきた兄弟とその
相棒どもによって私は全てを
失いー
『怖いよ…』
大切な者にも去られてしまった。
だからこそっ!!!
何かも全て犠牲にしてまでも
私を陥れた者どもを
一人残らず地獄送りして
やると誓ったのだ!!!!
計画は何度も失敗し…
部下や支援者も
いなくなったが
遂に待ち望んでいた奴らが
集結する瞬間を襲撃することに成功したハズだったが
『バイバイ…柿崎さん』
ドカッ!!
「がはっ?!…チャイ…
キサマ」
チャイは私の変装を見抜き
額を454カスール弾が
撃ち抜いた。
意識が遠のいていく中で
声が聴こえてくる。
『貴方は…この程度で死ぬ
人じゃないでしょ。だから』
『”力”をあげるわね』
私はある場所に連れ去られ
改造された。
そしてッッッ!!!
私は蘇ったのだ!
野望を果たす為に!!!
チャイと共に暴力で世界を
手に入れると!!!!!!
- タカオ: 限りなく必然的なたまたま ( No.14 )
- 日時: 2017/06/23 22:26
- 名前: 竜二
「…そうか」
「チャイさんもヤバかった
んですね」
「別に…たかだか半グレと
族が数百人前後、そん
なもん1時間半で返討ちに
できるってんの」
「スッゲェ…」
(強さは劣ろいては
いないようだな)
(これなら…チャイ1人でも
12の福音を潰せそうだが)
(念には念をいれておこう)
征五郎と仁のアイコンタクトを2代目夜王の背後で
見守るタカオは光学迷彩で
透明になりながらも
満足げに頷く。
「チャイ良ければ…トクの
部下を使ってくれ」
「いいのかよ? ここって
割とブッチャーボーイズや
ZQNモドキに
襲撃されてんだろ」
「心配ご無用ですぜ。
再教育した救国教団の
私兵も新宿全体で
警護させてますから
問題ありやせんよ」
「チャイ、気を使わなくても
いい。俺もここ(歌舞伎町)にいるから大丈夫だ」
「そっか…んじゃ
何人か借りますね」
(やはり…夜王の
言うことは相変わらず
素直に聞くみたいだな)
征五郎の思惑よりもチャイは
遼介の背後を凝視して
首を傾げていた。
チャイは気づかずにタカオと
目を合わせてしまっていたが
タカオは窓から見える
ビル群を眉顰めて見つめる。
ダンッッッ!!!
「伏せろ!?」
銃声と共にテーブルに置いた
灰皿が吹き飛んだ。
タカオがうっかり出した声に
全員、瞬時に屈んだ。
「チッ…前情報と違う
ヤツがいやがるな」
- チャイ:17時19分 ( No.15 )
- 日時: 2017/06/24 22:10
- 名前: 竜二
ダンッ!!ダンッ!!
「今、声出したのだれ?」
「ボクです!」
「うぉっ?! タカオ兄ぃ
じゃん何してんの?」
「後で説明するから…
この状況をどうにか
しないと」
「つーかさ」
チャイは寝そべり状態で
扉を見つめながらこう呟く。
「廊下に誰かいんな〜
コリャッ」
「なに?!」
「二代目…壁側に低くして
ソファに隠れていて下さい」
「チャイ、いったい
何をするつもりなんだ」
「”ハードボイルド”やる
んすよ」
チャイは廊下前に待ち構え
ているの元麻薬取締局の
強制介入班を殲滅する為に
ある『計画』を全員に
説明する。
その頃、向かいのビルから
チャイ達を銃撃する12の福音
メンバーである村田は煙草を
吹かしながらUSSR ドラグノフ
のトリガーを絞る。
(隠れてねーで
出てこいよ。遊ぼうぜぇ〜)ジャカッ
ガン!!!
狙撃に夢中の村田は気づいて
なかった。
背後に気配を隠し、光学迷彩
で姿を消している柿崎が
仁王立ちで見下ろしている
事に。
カチッ
「引っ付けました」
「よし、タカオ兄ぃ離れて」
チャイはガムテープで
巻きつけたM26とM84手榴弾を
タカオを粘着したC4へ
安全ピンを抜いて投げつけた
キンッ
「目と耳を塞げ!!」ブンッ
ドガァアアアアア!!!!!!
閃光と共にドアや吹き飛び
そのまま、爆風で部屋の
ガラスが全て破れた。
「チッ! 煙で見えねぇな…」
パラッ…
「隣の部屋へGO!」
「グッ…がっ」
バン!!
「1人ずつ生死確認しとこう」
フォアグリップ無のH&K MP5K
(改)をマトリの生き残りに
額と眉間に454カスールと.50AEを
叩きこむ。
その間に遼介たちは隣の部屋に
避難する。
高哉はしゃがみながら左右の
安全確認ながらドアがあった
付近でテイクカバーした。
ダン!!
「やべっ…煙が薄くなって
また狙撃してきやがった」
「ココからどうすんだよ」
「ちょっと2人とも。適当に
窓の方へ乱射しといて」パッ
「どこへ?」バババンッ!!
「隣!」ジャコッ
チャイは背中から
ミロクMSS-20(改)を取り出し
隣部屋のドアを蹴破り、窓を
割った。
「こいよ…ヘタクソ」ビビッ
チャイはスコープを開き、照準調整を
おこない覗いた。
ズドン!!!
「ギャアッ!?」
村田の腹部に改良したスラッグ弾が
叩き込まれた。
腹かあふれでる臓物を押さえよう
と両膝をついて横に倒れた。
「フッフフフ…見るも無残だな」
「テメェは〜 柿崎!!」
不気味な笑みを浮かべながら
柿崎は虫の息で見上げる
村田に11.4mm拳銃(改)の
銃口を額に突きつける。
「チャイの手を煩わせる事も
ない…キサマは用済みだ」
「このやっ」
ドドカッ!!
抵抗するヒマもなく村田は
.50AE弾を4発、撃ち込まれた。
コンクリートに飛び散る
脳味噌の破片を踏みつけながら
柿崎は謎めいた笑みを浮かべて
ショルダーホルスターへ
11.4mmを戻すが
ズダン!!!
「ガァっ?!」
チャイのスラッグ弾が
柿崎の左腕を抉る。
撃たれた衝撃で倒れる
柿崎はほふく前進で屋上から
おりて行った。