大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- アイム・ノット・リーディマー
- 日時: 2017/06/20 19:43
- 名前: 竜二
『Days gone』に触発されて
書きます。
漫画、アニメ、映画、ドラマ
などのキャラクターが大挙
して登場します。
エログロ注意。
追加:たまに名言や格言などがあります。
芸能人や有名人の名前が出ることもあります。
4度目の正直で題名が決まりました。
- ↑の続きです。 ( No.8 )
- 日時: 2017/06/25 15:43
- 名前: 竜二
「…てめぇ1人でカチコムつもりかよ。無謀すぎんだろ」
「征五郎トコから何人か、
借りようって思ってけんど」
「なぁ…」
高哉はうつむきながら
チャイに語り始めた。
「はじめてあった時によォー
鈴音をボコッた時に、てめぇが
いきなり現れて俺を半殺しにして
腕を折ったの憶えてるか」
「まだ〜
根に持ってんのかよ。
だいぶ前のことだろソレ」
「チャイ…お前は
蟲に寄生されていた
オレを助け、おまけに
駿夫たちも救ってくれた
じゃねェか」
「結局…死んだだろ。
そいつら」
やりきれない表情でそう言う
チャイに高哉は重ねて
「お前と鈴音を護る
ためならいくらでも
カラダ張る覚悟は
出来てんだよオレは」
「覚悟つっても…」
戸惑うチャイの前でDMF
フォルダナイフを床に
突き立て小指を詰めよう
とする。
「待て待て待て待て、
わかったから一緒にカチコンんでいいって」
「すまねェ…兄弟」
「気にすんなって。
オマエの覚悟を知れて
逆に良かったよ」
『…なんのドラマだァ
こりゃ』
「知るかよ」
「とりあえず…
新宿行くぞ。2代目に
協力して貰おうや」
「だな」
2人と一匹は鬼頭邸をあとに
して新宿に向かった。
- ???:疫病神について ( No.9 )
- 日時: 2017/06/20 22:51
- 名前: 竜二
ボン!!!!
「泡森さああああんん」
この時までー
上手くいっていた。
後は、里奈を説得するか
始末してから撤収しようと
考えていたが
沖縄までには『疫病神』は
現れないだろうと…
甘い考えだったのが
間違いの始まり。
「本気出しちゃうよー」
「ぐわっ!?」
「ガイム兄ぃ…」
「ッ?!」
「りな姉ぇになに
してんのかなぁ〜」ゴッ!
ヤツは俺の頭にかかと
落としを食らわせ近くにいた
恨み屋商会No.2の
柳海にどこから手に
入れたのか判らない
漬物石を顔面に投げつけた。
「ぎゃぁあぁあああ?!」
「柳海!」
「そこの…ナイフ
持ってるお姉さん」
「な、なんだ」
「ケツ掘られた奴と早乙女の
おじさんを殺ったのはー
もしかして、ガイム兄ぃ?」
ヤツはNo3だった麻生に
俺がクソ虫二匹を殺したのか
どうか問い質した。
ヤツには嘘は通用しない。
俺が怨み屋で燻っていた頃にオモチャのネックスレスを
高級品だと騙して渡せば
その日のうちに恋人だった
栞との組手中に飲んでいる
スポーツドリンクに大量の
座薬を盛り、俺は組手最中に
恋人の前で糞をすべて
漏らした。
俺が糞を漏らしてる時に
ヤツは
「ワッハッハッハッハッ」
高笑いしながら
オモチャのネックスレスを
噛み砕き、飲み込んだ。
ヤツに嘘をつけば見抜かれる
それを麻生は知らなかった。
「違う。私が2人を殺した
ボスは関係ない」
「ハッハ…お姉さんって
嘘ヘタだね」ブンッ
「がッ?!」
砕けた石や鉄破片を入れた
10枚重ねのビニール袋で
作った”ブラック・ジャックを
麻生に投げつけた。
ブラックジャックは麻生の
顎に当たり脳震盪を起こして倒れた。
「りな姉ぇ〜もうすぐ
母さんたちが荒羽さんの
ヘリでココに向かってるから出迎えといて」
「怨み屋さんが?」
「うん。やっぱり
母さん心配してんだよ
りな姉ぇのことを」
「怨み屋さんに謝らないと」
「もし、りな姉ぇが
母さんに謝りたいなら
オレも一緒にするよ」
「別にチャイがしなくても
いいよ。身を弁えず調子に
乗ったことが原因だから
これは私の責任」
「りな姉ぇ…水臭いよ。
オレは怨み屋のみんなや
リアル・サード・オブ・
ストリートセインツの
全員を家族だと思ってるし」
「りな姉ぇの為ならオレは
いつでも命を差し出す
覚悟はしてる」
「チャイ…」
虫ケラ二匹のクソみたいな
やり取りは生きていた柳海が
漬物石でヤツに背後から
襲いかかり強制終了。
「死ねぇぇえええぇぇえ!!!!」
「スッゲー生きてんのかよ」
ヤツは一切動揺せず鳩尾に
回転を加えた後ろ蹴りを
叩き込み
前のめりになる柳海の首を
脇で挟み、力任せにへし折り
やがった。
ヤツは某コマンドー大佐の
如く馬鹿力で噂じゃゾウを
殴り殺すって言われている。
「フゥーさてと」
笑みを浮かべながら
近づいてくるヤツに俺は
生まれてこの方、感じた
ことの無い恐怖を抱く。
ヤツはまず、俺の手足を
慣れた手つきで複雑
骨折させる。
ベキベキベキッ
「ぎゃぁあぁああああああ」
「おい、ケツ出せや」
ヤツは半笑いで俺のビジネス
パンツを引きちぎり背中を
上に向けるように寝かす。
ブッー
「ガイム兄ぃ…Congratulations」
「やっ…」
ガッッッー!!!
「ぐぁああああああ」
俺のケツの穴に電気シェーバーが捻じ込まれた…!!
ヤツはあの高笑いしながら
里奈を連れて麻生とクソ虫
二匹の死体を担いで私設
刑務所からいなくなった。
俺は白目を剥きながら
シェーバーに腸を削られ
心臓部まで到達されかけた時
「貴方…確か鎧塚凱夢くん
よね」
「ユイ様、どうなさい
ますか。この負け犬を」
「フフフ…改造すれば
有能な兵器になるわよ
奈々子ちゃん」
それから俺はー
「美味しいの…ひゃっ」
「んあ、いっぱい鈴音に
飲ませて…」
「クククッ」
”人間”辞め、ヤツの女を
薬漬けにしてチンポ中毒に
している真っ最中。
チャイがみたいら
どうなるのか楽しみだ。
ククク…ハハハハハハハハハハ
- タカオ:Hunting Party ( No.10 )
- 日時: 2017/06/21 20:27
- 名前: 竜二
パンデミックから3ヶ月後。
地獄、内務調査班オフィス
「…マズイな」
「ほぼ”セカイ”の8割は
秩序が崩壊し、リアル
北斗の拳のような時代に
突入しました」
「ルシファー…どうすんだよ
もう俺らじゃ、手に
負えないぜ」
ルシファーは回転椅子で
一周まわるとタカオを
見つめながらある提案を
3人にする。
「しゃねぇから…外事課に
頼るか」
ルシファーの言葉にタカオは
「懸命な判断だね」
と静かに呟いた。
-外事課 オフィス
カキカキ
「鬼灯」
閻魔大王の第一補佐官で
地獄外事課 課長を務める
鬼灯にルシファーは
現世で起きているパンデ
ミックを沈静化させる作戦を
話す。
すると鬼灯はある条件
提示し、それを呑むので
あれば協力すると言った。
「別にタカオをそっちに
貸すのはいいけどよぉ
何する気なんだ?」
「彼にはチャイと
行動してもらいます」
「なんで…ああ
なるほどそういうことか」
ルシファーは12の福音メンバー
が全員、チャイと因縁を持つ
相手である事と恋人である
鈴音を誘拐している事実から
”敵”がチャイに仕掛けるか
それとも逆にチャイが
本拠地を見つけるかの
どちらかが、必然的に起きる
事態であることを鬼灯が
見抜いている事を察する。
ルシファーは笑い声を
上げながら陳ずる。
「新宿にタカオを
向かわせよや。夜王と野望
コンビが居るから
なんだかんだで会いに
行くだろ…チャイが」
「ですね。念のために
護衛をつけて向かわせ
ましょう」
ルシファーは含みのある
笑みを浮かべて
「心配すんなってオレの
弟はー」
「それなりに強い!!」
自信を持って堂々と言った。
ルシファーの言葉に鬼灯は
「それなりに?」
眉をひそめて冷たい目で
睨みつけた。
- 征五郎:再会の時 ( No.11 )
- 日時: 2017/06/21 22:08
- 名前: 竜二
チャイが征五郎に連絡
してから1時間後。
「片岡…チャイが
こちらへ来るみたいだ」
「なにっ?!あの
チャイが!!」
「ああっ! 珍しくおれ達に
助けを求めてきた…」
「フッ…久しぶりに
一波乱おこりそうだな」
おれ達は…チャイと出会い
結果的に『野望』を捨てたー
だが!!!
『征五郎…仁…オレは
新しい考え方を広めたいと
考えてる』
『新しい考え方?』
『ネオ・ポリティカル・
コレクトネス…通称NPCだ』
ネオ・ポリティカル・コレクトネスとは
『人々がお互いに意見し
合い、罪を犯せば権力者関係なく裁く』という考えだ。
重要なのは法の運営を国に
任せるのではなく自分たちで
考え、創り、管理するという
ルールや
同性者を特別扱いや腫れ物
扱いせずに実力に見合った
どんな仕事でも就職できる
社会を生み出すという
”平等”にこだわっている点だ。
さらには
『働きたいのなら
死ぬまで働け!』
『いじめは交代制!』
『ムリはするな!身体に
限界を感じたら休め!!』
『ブラック企業は言語道断!! キサマ(社長及び幹部)が
死ぬまで働け〜』
『加害者の生死は遺族が
決める!』
『借金は必ず返せ!ただし
利息はいらない!!』
『病院はクローン看護師で
まわす!』
『契約社員など居ない!
全員が正社員!!』
『教師は一年ぐらいバイトや会社で働け!』
などの破天荒な考えになぜか
おれ達は惹かれた。
チャイはもしー
NPCが世界に浸透したら
どうするのか、訊くと
『言い出しぺだから
真っ先に裁き受ける
つもりだよ』
その言葉におれ達は
(よし…チャイの夢を
叶えてやろう!)
と決めたのだ。
ガチャッ
「征五郎さん!」
「トク、どうした?」
「チャイさんが目つきが
鋭い奴を連れてきました!」
「よぉ〜元気。2人とも
調子どうよ」
「おれ達は相変わらず。
お前はどうだ」
「オレもだよ」
チャイがおれ達の前に現れた
理由は一つ。
鈴音の奪還!!!