大人二次小説(BLGL・二次15禁)

アイム・ノット・リーディマー
日時: 2017/06/20 19:43
名前: 竜二

『Days gone』に触発されて
書きます。

漫画、アニメ、映画、ドラマ
などのキャラクターが大挙
して登場します。


エログロ注意。


追加:たまに名言や格言などがあります。


芸能人や有名人の名前が出ることもあります。

4度目の正直で題名が決まりました。

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Re: プロローグ ( No.1 )
日時: 2017/06/18 06:48
名前: 竜二

チャリチャリン〜


『ねぇ』

『なんだよ、鈴音』

『チャイさー私で
勃起しないの?』

『急に、なに言ってんだ』

『いやっ…だって…私のこと
あんまりヤラシイ目で見ないじゃん/////』

『厨二病のヤリたい盛りガキ
じゃあるまいし、てかさ』

『高哉も言ってたろ?
”お前とはちゃんとヤリ
たいんだよ”って
オレも同じキモチさ』

『ホントかよ〜』

『鈴音…オレはおまえに
だけは嘘はつかないぜ』

『ふふっ、チャイが
私にウソついたこと
無いじゃん』

『そうだっけ?』

『あははは!…相変わらず
抜けてるなぁふっふふ』

『ったく、憶えてろよ』

『ーャイ』

ーーーーー
ーーー




『チャイ、起きろ』

「んっ…」

『はやく行かないと
”依頼人”がキレるぜ』

「…だな」


今じゃ、秩序なんてもは
幻想みたいなモンに
成り下がった。

良くワカンねぇ”ウィルス”が『セカイ』にばら撒かれてー

たった、6ヶ月ぐらいで
世界の国家機能は停止し
まさにリアル『北斗の拳』
みたいに変貌した。

だが…それでも

父さんや母さんたちに
よって秩序は復興し
かかっていたのに

”12の福音”と呼ばれる団体が
台頭し始めてから
父さんの組織との
抗争状態になっちまった。

そんなことよりも…

オレにとって”光”だった、
そして希望でもある鈴音…


オレは今も変わらず流れ者
(ドリフター)だ。

ママチャリを走らせながら
どんなコトをもやる。

手段は選ぶ気はない。


オマエを見つけるまではーー

チャイ:月曜日、7時35分 ( No.2 )
日時: 2017/06/18 13:40
名前: 竜二

サッー


『チャイ、鈴音に関する
情報は最近あんのか?』


「あれば良かったけどな。
ただまぁー」

「今回のヤツは何か知って
そうだけどな…」

『オイ、あれじゃねェか』


”蟲”に寄生されてるカエルの
カンテツが舌の先端で
指した方向に白い僧衣姿の
頬がこけた老人が何故か
崖の前で仁王立ちしていた。

なんじゃありゃ、と
思いつつチャイはママチャリ
を崖の方へ進めた。

10分後。


「すいません〜ちょっと
遅れました」

「ケラケラ…別に
構いませんよ」

「来てくれたことだけでも
ありがたいですからな」


気持ちワリィな、そんな風に
感じながらもチャイは
とりあえず仕事内容を確認
することに。


「この袋を今から12時間
以内にある場所に届けて
貰いたい」

「ある場所って?」

「鬼頭屋敷です」


チャイは先ほどから
感じていた違和感に
確信を持つ。


ゴッッッ!!


「グバリッ?!」

「なんか袋から音
すんな〜て、思ったら」

ガサゴソ


「時限タイマー式爆弾が
入ってんじゃねーか
コノヤロウ」


チャイは老人に正拳突きを
顔面に叩き込み、顔を
押さえ両膝をつく老人の
頭を蹴りつける。


「ケラケラ…やはり」

「黙ってろ」ガッッ!!


チャイは時限爆弾で老人の
頭頂部を撲りつけ

案の定、5人組の黒
ニット帽を被った長ドスを
持つ男たちがチャイの後ろに
いた。

振り返ったチャイはため息を
つきながら両肩を回すと
右肩に乗ってカンテツを
下ろした。


『何分でカタつけンだ?』

「いつも通り。1分さ」

「死ねや!!」


ニット帽野郎が長ドスを
チャイに斬りかかってくるがそれを掴み、
右肩手首をひねってドスを奪うと
そのまま喉笛を横に
斬り裂く。

鮮血をチャイは頭から被り
ながら俊敏な動きで間合いを
詰めて中心にいたニット
帽野郎の右膝の半月板に
斜めからひねり加えて
突き刺した。


「今なら…まだ
逃げられるぞ」


「クソッ…」

「んだよ、逃げねぇのかよ」

ッグシャア

呆れた表情でチャイは逆手
持ちで右膝に突き刺さった
ドスを力任せに後ろへ引き
ニット帽野郎の半月板や
太ももの肉が地面に散乱する

「ぎゃぁあぁあああ!!?」

「返すぜ」ヒュッ

「っ?!」


血で染まったドスを3人目の
ニット帽野郎の顔面に
投げつけ

それを唖然として見ている
残る2人の顔の前で飛び跳ね
横回転斬りで綺麗に切断した


「た…助けてくれ」


皮一枚の右膝を引きづり
ながら後ろ向きに両手で
逃げようとするニット帽野郎
にチャイは小走りで近づき
頭頂部にドスの切先から
突き立てた。

「動くなぁあぁ!」

「あっ、忘れてた」


ベレッタ92FS イノックス(改)を
カンテツの頭に銃口を突きつける
老人にチャイは半笑いで

ドカッ!!


「アギャアアア!!!!!?」

「銃持ってるに決まってんだろ。
バーカ」

『へへへへへへ…』


チャイは腰の後ろに装着している
TTI コンバットマスター・
パッケージ風キンバーウォリアーで
老人の左ひざを弾き、カンテツを
助けて右肩に乗せると時限爆弾もろとも
ジジイを崖から蹴り落とした。

ゴロゴロゴロゴロ


「ぎゃあああああ〜」

「鬼頭屋敷か…ちょっと
行ってみっか」

『そうだな。鈴音もいるかも
しれねェからなァ』

ドカァァァアアアア!!!!


チャイは背後の爆風を受けながら
崖を後にした。

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