大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 【SERVAMP】弱ネズミちゃんは愛されてる
- 日時: 2018/10/31 18:59
- 名前: カイ
ここではロウレス受けの話(主にエロ)をたくさん書いていこうと思います。
いや、だってロウレス受け少なくないですか?
書いてる人はいるけど他のと比べると少なくないですか?
「だったらもう自給自足しか残された道がねえ」と思ったので作りました。
そうです。皆さんご存じ衝動書きです←
後悔も反省もしてないですよ←
前書きはこのくらいにしておいて……
【注意事項】
*文才?幼少期に落としたっきり見つかってないです
*リアルが多忙なため低浮上
*キャラ崩壊はお友達(しないようには頑張ります)
*マイナーCP多々ある。というか全てこちらの好みでやっています。
などなど、色々ありますので、何でも許せる人向けです。
リクエストは、時間のある日に募集しようと思います。
アドバイスとかくれると嬉しいです(´ω`*)
- Re: 【SERVAMP】弱ネズミちゃんは愛されてる ( No.2 )
- 日時: 2018/10/31 20:57
- 名前: カイ
* * *
「んっ、あ、兄さ……」
「やっぱサキュバスだろ。それ」
「うるさっ、ヒンっ!」
憎らしそうにクロを睨むロウレス。しかしその目に迫力なんてない。寧ろ相手を煽っている可能性すらある。
あのあとベッドまで運ばれたロウレスはクロの愛撫に身を委ねていた。細く長いクロの指がロウレスのナカで動く。自身の良いところに当たる度に彼の腰は跳ね上がった。
サキュバスと言われても仕方ないだろう。露になった下半身は先程ロウレスがイった時に出された白液や先走りで汚れており、顔は涙か汗か分からない液で濡れている。要は男を誘ってるようにしか見えない姿なのだ。クロはそんなロウレスを見て何かが昂る。
「んぁ、もっいいから……っ、にいさ、いれて……」
シーツを掴みロウレスはクロに懇願する。クロはゴクリと喉を上下させると彼のナカに自身を挿れた。
「あっあっ、にいさんのっ、きてりゅ……」
「チッ……あんま煽るな」
傷つけないようにゆっくり腰を進めるクロ。ロウレスはそんな兄を見ると彼にキスをした。突然のことでいつも半分ほど閉じてるクロの目が開く。
「はぁ……イタズラ、なんスよね……? はぁ……にいさんの、好きにして、いいっスよ……?」
プツリ、と何かが切れる音がした。正確にはその音はクロにしか聞こえていなかったのだが。クロはまだ入り切っていなかった自身をグッと勢いよくロウレスのナカに挿れた。
「あーーーっ!」
いつもより少し高いロウレスの声。それをあげると同時に彼はイった。しかしロウレスが余韻に浸かるまもなく、クロは彼を揺さぶるのだ。
「あ、やっ、イったばっかり、なのっ、はげひいっ!」
「お前が、好きにしていいって、言ったんだろうが」
突かれる度にイってしまうロウレス。その顔は欲と快楽に染まっていた。
「きもちぃ、にいさ、きもちぃっ! もっと、もっとついてぇ!」
「っ……向き合えねえ」
首に腕を回し抱きついてくるロウレスを見てクロはそんな言葉を溢す。クロはギリギリまで腰を引き抜くと一気に奥まで突いた。
「ぁ……」と小さな声を漏らしたロウレスは色の薄くなった白濁を撒く。クロも彼のナカに欲を吐き出した。
「あ、にいさ……」
「はぁ……何だ……?」
「も、イタズラ、おわりっスか……?」
不安げにそんなことを聞いてくるロウレス。クロは彼の横に寝そべると口を開いた。
「何? もっとして欲しかったのか?」
「ち、ちが」
言い返そうとするロウレスの唇に触れるだけのキスを落として黙らせる。クロは彼の頭を軽くポンポンと撫でた。
「イタズラはお仕舞いだ。もう寝とけ」
「ん……兄さん……」
撫でてくる兄の手つきが心地よかったのかロウレスからはすぐに寝息が聞こえてくる。相手が眠ったのを確認するとクロも目を閉じたのであった。
* * *
後日……
「なぁロウレス。お兄ちゃん来年は猫耳がいいな」
「それ仮装のリクエストっスか!? 嫌っスよ?!」
「別にいいだろ。減るもんじゃねーし……」
「減るっスよ!」
文句をいいながらも来年黒猫の仮装をしてクロの元にロウレスはやって来るのでした。
END
- Re: 【SERVAMP】弱ネズミちゃんは愛されてる ( No.3 )
- 日時: 2018/11/02 21:35
- 名前: カイ
機械の調子が悪くて11/1にあげるはずだったのにあげれなかったという言い訳をしておきます←
大遅刻だけど別に誰も見てないから問題無いよね!
* * *
【犬の日・リヒロウ】
『ここは薬を飲んでセッ●スしないと出られない部屋です』
白い壁の部屋、あるのはキングサイズのベッドと面積が小さめの高い机、ピンク色の液体が入った小瓶1つに、謎の文章が書かれた紙だった。
って、いやいやいや
「可笑しいっしょ! 何スかこれ!?」
「おいクズネズミさっさとヤるぞ」
「リヒたんは何で乗り気なの?!」
どうやらオレたち強欲組は知らない部屋に閉じ込められてしまったらしい。何と言うご都合展開だと突っ込みたくなるが、きりが無くなるのでやめる。
リヒトは迷うそぶりもなく『ヤるぞ』と言ってきたが、オレも別にリヒトするのが嫌な訳ではない。そもそもオレたちは恋人同士で何度も体を重ねている。
だから別に抵抗があるわけでは無いのだが……
「いや、でも、その薬飲まなきゃいけないんスよね」
オレは小瓶を指差しながら言う。明らかに色が媚薬に近い色だ。はっきり言って飲みたくない。
「だがこのままじゃいつになっても出れねえだろ。あとコレはお前が飲め」
「リヒたん酷いっス! オレに何かあったらどうして、ングッ?!」
全て言い終わる前にリヒトに液体を無理矢理飲ませられる。いきなりのことに驚いたオレは、元々量が少なかったこともあってすぐ飲み干してしまった。
「ぷはっ、いきなり何すんスか!」
「これで薬はいいな。早くベッド行くぞ」
「もぉー、この自己中大て……」
いつものように文句を言うつもりが、そこから先が喉から出て来なかった。「クズネズミ?」と普段聞かないリヒトの心配そうな声が聞こえる。だがオレはリヒトの声に答えることはできなかった。
体が尋常じゃないほど熱かったから。
「あ、何……」
ドサッと、オレは膝から崩れ落ち四つん這いになる。身体中から汗が流れてるような妙な感覚がした。心臓が煩いくらいに鳴り、息づかいが荒くなる。頭の辺りや腰の辺りがなんだかムズムズしてきた。
「おい、どうしたソレ……!」
珍しく、リヒトの切羽詰まったような声が聞こえ怠いのを堪え頭を上げる。机の上に都合よく置いてあった手鏡にオレを写してきた。写った自身の姿にオレも目を見開く。
「え、何、スかこれ……!?」
頭に何かが生えていた。触ってみるとモフモフした感触がする。もしかしてコレは……
「犬耳か……?」
「多分、薬のせいっスよね……」
じゃあ腰辺りにくるこの違和感は尻尾なのであろう。オレはポヤポヤしてきている頭で考えた。
「本物か……」
スッとリヒトが不意に耳に触れてきて、オレはビクリと肩を震わした。驚いたからと言うわけではなく、何か、変な感じがしたのだ。
「あっ、リヒたん、やめてっ」
「は?」
「耳、触っちゃ、いやっス……」
力の入らない手でリヒトの腕を掴む。しかしややはり大した抵抗にはならなかったようで、リヒトはそんなオレの姿を一瞥すると問答無用で触り始めた。しかも両方を同時に。
「っう、あっ、ダメだって、いってるのにぃ……」
「やだやだ」と言いながらリヒトの肩を押す。リヒトは触れる手は止めずに口を開いた。
「痛いのか? どんな感覚なんだ?」
「あっ、あっ、やっ、わかんないっ、へんなかんじ、するっ……」
別に痛いという訳ではないのだが、なんか、こう、体の中心が熱くなってくるような……経験したことのない感覚だから怖いのだ。
「痛くねえならいいな」
そう言うとリヒトはギュッとケモ耳を握る。いきなりの強い刺激にオレは「あっ……」と小さな声を漏らして軽くイってしまった。嘘、信じらんない、耳を弄られただけで。察しのいいリヒトはオレがイってしまったことに気づいたようで、目をいつもより開いてオレを凝視していた。
「うぅ……リヒトのばかぁ……」
何でオレがこんな目に会わなきゃいけないんだ。身体は熱いし、犬耳と尻尾は生えてくるし、自分の体じゃないみたいで怖いのに。恥ずかしくて、悔しくて、もうわけ分かんなくなって、オレはポロポロと大粒の涙を流していた。
- Re: 【SERVAMP】弱ネズミちゃんは愛されてる ( No.4 )
- 日時: 2018/11/02 21:34
- 名前: カイ
そんな子供のように泣くオレを見かねたのか、リヒトがオレにキスをしてきた。いつもの深く激しいやつじゃない。あやすような、慰めるような優しいキス。いつも行為の途中でオレが辛くなってしまった時にしてくれるものだ。オレはキスの中ではこれが一番好きだった。優しくされてる、大事にしてもらえてると分かるから。
しばらくするとリヒトは唇を離し、オレの顔を覗き込んできた。
「……もう大丈夫か?」
その問いにオレはコクリと頷く。リヒトの黒いパーカーをギュッと掴んで彼の肩に顔を埋めた。甘えたいのだと分かってくれたリヒトは何も言わずオレの頭を撫でる。犬になってるせいか、それがいつも以上に気持ちよくて、ずっとこうして欲しいとさえ思ってしまった。
「……やっぱり耳動くんだな」
「えっ?!」
リヒトの発言にオレは慌てて顔をあげ耳を押さえる。自分の視界から耳なんて見えないから分からないのだ。
「おいクズネズミ、取り敢えずヤるぞ。このままじゃ出られねえ」
そう言ってリヒトは立ち上がる。オレも渋々後に続こうとしたが動けなかった。
「? 何してやがる」
「り、リヒト……力、入んな……」
そりゃそうだ。薬の熱はまだ健在だし、軽くだがイってしまったというのもある。リヒトはそんなオレを見て「はぁ」と溜め息を吐くとオレを抱き上げてきた。いわゆるお姫様抱っこだ。
「り、リヒト……!? お、重くないっスか……?」
「全然」
軽々とオレを持ち上げるリヒト。カッコいいなぁ、強いなぁと足りなくなっている頭の隅で考えていた。
なんか、もうどうでもいいや。なるようになるだろう。この状況に疲れてしまったオレはリヒトに身を委ねることにした。
* * *
- Re: 【SERVAMP】弱ネズミちゃんは愛されてる ( No.5 )
- 日時: 2018/11/04 11:07
- 名前: カイ
* * *
息を荒げているロウレスをリヒトはベッドに横たえる。そして彼の上に跨がった。熱と欲の籠った、それでいて怯えた小動物のような目をしているロウレス。プルプルと揺れる犬耳が更にそれを引き立てていた。
リヒトは彼のマフラーとネクタイを取ると、そのまま慣れた手付きで安全ピンを外しロウレスの上の衣服を全て取っ払う。
そして軽く反応している乳首に触れた。少し触っただけでロウレスは体をビクリと震わせるのだ。
周りを撫でるように優しく、最初はそんな感じだったのだが徐々に胸を虐める動きに変わってくる。
「あっ、ひっ、んんっ、りひ、たん……」
つつかれたり、軽く摘ままれたり、捏ねられたり、しつこいほどの胸への愛撫にロウレスの腰は揺れ、弄られている方の突起は軽く赤くなっていた。
それを確認すると、まだ触れていない反対側の乳首をリヒトは口に含んだ。
舌先でつつき、飴を転がすように舐め、時折ジュルッと吸い付く。
「あぁっ! やらやら、すっちゃやら、なめないれっ……!」
そんな否定的な言葉とは裏腹に膨れ上がっている下半身。ロウレスはそれを無意識にリヒトの脚に押し付けていた。
「腰揺れてるぞ……淫乱犬」
ニヤリと不敵な笑みを浮かべ、彼の耳元で囁くリヒト。その言葉を聞いたロウレスはもう既に赤くなっていた顔を更に染め上げた。せめてもの対抗として相手を睨むが、生理的なものか羞恥からくるものか分からないが、涙で濡れている瞳では効果は無いに等しい。リヒトはそんな彼の姿を見て「フッ」と鼻で笑うと、ロウレスのベルトを外しズボンを脱がせた。
「っ……」
吸血鬼特有の白い肌が露になる。ズボンの中に入っていた犬の尻尾も。恥ずかしい部分がリヒトに丸見えで、ロウレスは慌てて脚を閉じようとした。
「おい隠すな」
しかし、リヒトに押さえつけられてしまいそれは叶わない。リヒトにジットリと濡れたモノを見詰められた。
「あ、やだ……見ないで、りひと……」
涙目になりながらロウレスは相手に懇願する。しかしリヒトに見られているという状況に興奮しているロウレスがいるのも事実で、彼のモノからは大量の先走りが溢れ出ていた。淫乱と言われても仕方ないだろう。
「っ?! やっなに……」
するとリヒトの手が後ろの尻尾に伸びてきた。ロウレスの髪色と同じ綺麗な黄色の尻尾はとてもモフモフしており、動物好きのリヒトにとっては堪らないものだった。
「モフモフだな」
「あっ! や、リヒト、だめっ! しっぽ、だめっ!」
耳を触られたときと同じ、いや、それよりもイイ反応をロウレスはする。
こういう時のロウレス「ダメ」は「もっと」という意味だとリヒトは分かっていた。ロウレス本人は頭が可笑しくなりそうなので本気で止めて欲しいと思っているのだが、彼を乱れさせたいリヒトにとってはそれが『もっと』の合図でしかなかった。それに、抵抗されればされるほど、リヒトの欲望はつのるのだ。
「何言ってんだよ、気持ちいいくせに」
「あっあっ、らめっ、やらっ、へんにな、るっ……!」
モミモミとマッサージするように優しく尻尾の真ん中辺りを揉む。言葉ではああ言ってるが気持ちいいのだろう、彼の口先からは涎が垂れ、目はトロンとしているのだ。
もっと乱れた姿が見たくて、リヒトは触り方を変えた。
「じゃあ、こうやって根本をやるのと」
「あっあっやぁ! やっ、んあぁ!」
そう言いながら尻尾の付け根をグリグリと押し潰すように強めに撫でる。よかったのかまたもやロウレスは軽くイってしまった。
しかしリヒトの手の動きは止まらない。
「こんな風に、ゆっくり握られるの」
「あっ、あぁっ……んっ……!」
ぐっ……と根本から尻尾の先にかけてゆっくり、搾るように引っ張る。こちらもよかったのだろう、ロウレスはまた欲を吐き出した。
「どっちが好きだ?」
「ぁ……いや、いやら……」
はぁはぁと荒い呼吸を繰り返し、蕩けきった目で力なく首を横に振りながらリヒトを見詰めるロウレス。リヒトは何を思ったのだろう。彼の頬を優しく撫でてきた。
「り、りひと……?」
「お前、薬入ってて辛いだろ」
きっとこの耳と尻尾が生えた原因であるあの事を言ってるのだろう。ロウレスの体の異変から見て、あの薬にはやはり媚薬効果もあったと推定できる。だからリヒトはそんなことを言ってきたのだろう。
ふざけるな。自分が飲ませたくせに。無理矢理突っ込んだくせに。
「俺が楽にしてやる」
なのになのに
「天使の俺に身を任せてろ」
そんな優しい顔すんなよ。
そんなことをロウレスは思った。しかし、薬が入ってるせいか、惚れた弱味か、彼にはそんなことを言う気力が無かった。リヒトの言葉を聞いたせいで、自分の沸き上がる欲に身を投じそうになる。
ロウレスはリヒトの両頬に手を沿えた。
「最後まで……面倒見てくれるっスか……?」
「あぁ」
「オレの気持ちいいことしかしない……?」
「お前が素直になればな」
「……焦らしたりしないっスか……?」
「…………」
「無言になるなっス!」
「もー」と言って、溜め息きを吐き手を離すロウレス。しかしそれも束の間、自分の頬に置いてあるリヒトの手に手を重ねた。
「できれば優しく……してくださいっス……」
「いつもと違って怖いから」と言い足す。上目遣いでロウレスは相手を見上げていた。熱の籠った目に赤く色付いた頬、愛しい恋人にそんなことを言われてしまえば、リヒトの理性は削られていく。彼は何も言わずロウレスに噛みつくようなキスをしたのだった。