官能小説(オリジナル18禁小説)
- BL
- 日時: 2018/08/18 06:32
- 名前: B
阿佐ヶ谷で映画を観た…
『君の名前で僕を呼んで…』
女の人ばっかでソワソワしたけど…観てよかったと思う…
「あれっ?呼人…こんな所で何やってんの?…」
慌てて振り返る…
制服を着ていない貴志を見るのはこの時が初めてだった…
「な、何って;…お前こそ阿佐ヶ谷なんかに何でいるんだよ;…」
誰にも会いたくないと思っていた…
だから朝10時の回に、わざわざ早起きして観に来たんだ;…
「映画観てたんだ…『君の名前で僕を呼んで…』知ってる?…」
いや、知ってる何も;…今観てきたばっかりだから;…
同じ時間に同じスクリーンを見詰めていたとは;…
「へぇ〜…阿佐ヶ谷なんかに映画館あんだ…」
咄嗟に嘘をつく…
BL系の作品を1人で観に来たなんてとても言えない;…
「俺も初めて来たんだぜ阿佐ヶ谷…荻窪には練習試合で来たことあんだけどよ…」
練習試合?…
そうか貴志はサッカー部だったよな…
- Re: BL ( No.24 )
- 日時: 2018/08/24 19:40
- 名前: B
「そう言ゃや、映画の子はトランクスだったよな…」
俺もあの映画を観ていたということを隠さなくてよくなった貴志は、もうオブラートに包んだような聞き方はしてこない…
「うん…トランクスの方が可愛い感じはするけどな…」
とは言っても、今どきトランクスを掃いている高校男子はいないけど…
「モッコリが目立たないからなんじゃないのかな?、ある意味トランクスって短パンと変わらないし…」
確かにトランクスの方がエッチな感じはしない…映画を観ていた時はその裾からチラッとでも見えないか…目を凝らして見てはいたけど;
「ココの為には風通しのいいトランクスの方がいいらしいぜ…NHKでやってたからな…」
ん?…公共放送でそんなことやるのかよ?…
「パンツの話しをNHKで?…」
最近のNHKは民放より大胆なことをやるとは聞いているけど…
「ああ結構真面目な番組だったぜ…、俺ら世代の男子の精子の数がスゲェ減ってるんだってよ…」
そうなの?…それってパンツの問題なのか?;…
「俺はボクサーブリーフしか掃いたことねーけど…バリバリ元気だぜ…」
朝に晩に元気過ぎて困るぐらいだ;…
「そういう事でも無いらしいぜ…いくら毎日ギンギンに勃って射精してようが、その中身とは関係無いらしいんだ…」
その中身って…発射された精液の中には精子が入っていないってことなのかよ?…
- Re: BL ( No.25 )
- 日時: 2018/08/24 20:17
- 名前: B
「それじゃ子供出来ねーじゃないか…」
こんな俺だからこそ、自分の子供の事は気になるんだよな;…
「ああそうらしいさ…今の不妊の半分以上は男に問題があんだってよ…」
それはショックだ…
自分の種が問題で子供が出来ないなんて、俺だったら結婚した相手にどんな顔していいかも分からない;…
「それってやっぱりパンツがいけないのか?…」
親父ぐらいの世代の人は、若い時は皆トランクスしか掃いていなかったって言っていたし…
「それだけじゃないとは言ってたけど…少なくともそれもあるにはあると思うぜ…」
確かに今日みたいな暑い日は股間が蒸れる;…
それってやっぱ、精子が作られる玉部分にはいい訳ないよな;…
「貴志の玉も…やけにモッコリしてたもんな…」
ボートで見た貴志のモッコリ…
あれって熱さの為に玉袋が伸びていたってことなんだよな?;…
「今日掃いてんのはローライズだからよ…その分、締め付けも半端なくてよ…」
股がみの浅いローライズ…
貴志が掃いているそんな姿…早く見てみたいんだけど…
「ココの為にも…冷やす必要あるんじゃないか;?…」
ある意味、大義名分…
だけど貴志だって脱ぎやすくなったに違いないよな;…
- Re: BL ( No.26 )
- 日時: 2018/08/26 06:58
- 名前: B
「マジに35度越えはキツいや;…パンツなんか掃いてる場合じゃないよな;」
確かにこの猛暑の中、ここだけ2枚の重ね着しているってことだもんな;
「一応ドアから見えない所で脱げよ…」
中が見える素通しガラス…誰が通路を通るか分かりゃしない…
「相変わらず用心深いんだな、呼人は…」
そう言いながらも、ドアから死角になる位置に立ち上がる貴志…
照明を低く落とす…
「何か悪いことしてるみたいだな;…」
子供みたいに、ちょっとワクワクしてしまう;
「暗くした方が外から見えづらいだろ…」
そう言うってことは、やっぱ貴志も恥ずかしいんだよな?…
「テレビの明かりが貴志の顔に反射して、何か妙な感じだよ…」
プロモーションビデオ流れるディスプレイ…
色とりどりに貴志の顔を彩っている…
「顔だけじゃないぜ…」
ニヤッと笑い、その場でハーフパンツの釦を外す貴志…
続けてチャックを下に降ろす…
「ゴクっ…」
思わず喉が鳴ってしまう;…
だけど視線をソコから外すことはできない…
そんな俺の前で、薄布の軽いハーフパンツがストンと床に落ちる…
それにより、貴志の掃いている真っ白のパンツが俺の目に飛び込んでくる…
「やっぱ恥ずかしいもんだな;…パンツを見せるなんて何でも無いことだと思っていたけどよ;…」
鼻の頭をポリっ掻く貴志…
まぁ運動部の貴志にとっては、パンツを見せるぐらいは日常茶飯事なことなんだろうけど…
- Re: BL ( No.27 )
- 日時: 2018/08/26 07:52
- 名前: B
夏用に薄い生地で作られた貴志のパンツ…
そのピッタリと張り付いた密着度で、かなりそのモッコリが際立って見える…
「小ちぇーパンツだな…毛が見えそうじゃないか….」
股がみが浅いローライズ…
見えそうじゃなくて、現に前立ての上から黒い陰毛が見えている…
「これはどんなパンツ掃いてたって見えるよ、ヘソまで続いてんだからな…」
そう言ってヘソ下のそのギャランドゥウを撫でる貴志…
「貴志は脚なんてツルツルなのに、ソコは結構生えてんだな…」
意外にも毛深かかったことにちょっと驚く…
「あの相手役の青年程じゃないさ…あの俳優、胸毛とか凄かったじゃないか…」
あの映画のことか…
確かにあの俳優は、外人特有の色薄い体毛が身体を覆っていたけど…
「貴志は、胸毛とかはどうなんだ?…」
このパンツからはみ出した陰毛を見ると、胸毛だって生えていても可笑しくはないとは思えるけど…
「胸毛はねーよ…乳首に数本生えてるだけさ…」
それなら俺と一緒だ…
俺の場合、気付くとすぐに抜いちゃうんだけど…
「上も脱いでみてよ…貴志の身体、ちゃんと見てみたいからさ…」
ここまで来たら貴志がどんな身体しているのか見てみたい…
今まで服を着た姿しか知らない訳だし…
「やだよ、パンツ一張になるなんて恥ずかしいよ…」
まぁそれゃそうだ…個室とはいえここはカラオケボックス…恥ずかしいのは当たり前か…
「別に、俺ら男同士なんだからそんなこと気にすんなって…、それにあの映画ではほとんどパンツ一張だったじゃないか…」
夏が舞台ということもあって、主人公はほぼ海パンかトランクスだった…
- Re: BL ( No.29 )
- 日時: 2018/08/26 12:12
- 名前: B
「ああ、華奢な身体してたよな…」
そう言われると俺の立場はない;…
運動部にも入っていない俺は、あの少年と大して変わらない華奢な身体だ;…
「貴志はいいよな…腹筋だって割れるし…」
ギャランドゥウを見せてくれた時に捲り上げれたシャツの裾…
段を成す腹筋が男らしい…
「俺、呼人みたいに痩せた身体も好きだぜ…中性的でさ…」
中性的って何だよ…
女みたいってことかよ;…
「俺は貴志みたいな身体に憧れるぜ…“男”って感じがしてよ…」
入江陵介ぐらいまでいくとウルトラマンみたいで遠くに感じるけど、貴志ぐらいの筋肉ならまだ、俺にも手が届きそうな気もするし…
「そうか?…言われる程でも無いぜ…」
男らしいと言われて気を良くしたのか、貴志はシャツの裾を胸元まで捲り上げる…
「やっぱ貴志、いい身体しているよ…丁度いいって感じでさ…」
水泳選手程じゃないけど、胸筋だってちゃんとある…
「筋トレはやらされるからな…ホントは好きじゃないんだけどさ…」
シャツを脱ぎ去りパンツ一張になる貴志…
パンツが白だけに、やけにソコだけが際立って見える;…
- Re: BL ( No.30 )
- 日時: 2018/08/26 16:47
- 名前: B
汗でテカっている身体に白い小さなボクサーブリーフ…
こんな貴志の裸を前に、当然ながら俺の股間は疼いてしまう;…
「何て顔してんだよ;…いい男が台無しだそ…」
きっと鼻の下が伸びていたに違いない;…
だけど“いい男”と言われてちょっと嬉しい;
「だって俺、こんな風にして他人の裸見んの初めてだから;…」
運動部と違って人の裸なんて殆ど見ることが無いのが現実だ…
「裸って;パンツ掃いてんじゃないかよ;…」
ボクサーブリーフのソノ膨らみを自らの手でなぞる貴志…
そんなことされると益々股間が疼いちゃうじゃないかよ;…
「掃いているって、そのパンツやけに小さいし…」
股上が浅い上に身体にピッタリと密着し過ぎだ…
貴志のソノ形までもが分かっちゃうんだけど;
「ユニクロのエアリズムってやつさ…だけどこうも暑いと効果なんて全くねーよな;」
エアリズムなら今俺が掃いているのと一緒だけど、貴志みたいにこんなエロくは無いと思うんだけど;…
「それ、サイズが小さいんじゃないのか?…何か競泳用のブーメランパンツみたいだぜ…」
属に言う競パン…
ライフセーバーが掃くぐらいで、今やあんま見ることもなくなったけど…
「何か吊るしのパンツだとあんま身体に合わなくてよ、Lだとデケーし、Mだとこんなだしさ…」
Mサイズでこんななんだ…
ケツは小さい癖に、胴回りは結構あるんだな…
「ローライズだからじゃないの?…だから小さく見えるんだよ…」
きっと後ろを向けばケツの割れ目は見えている筈…
そう想像するだけで、もう堪らないんだけど;…
「やっぱ俺の…小さいかな?」
ソコをなぞっていた手が、確かめるようにしてソレを握り込む…
いや、小さいって…パンツのこと言ったに過ぎないんだけど;…
- Re: BL ( No.31 )
- 日時: 2018/08/27 07:36
- 名前: B
「そんなことも無いだろ…ノッソリした存在感はちゃんと分かるぜ…」
白布が覆う竿と玉…
それなりにはあると思うけど…
「夏でよかったよ、真冬だったらこうもいかないからな…」
確かに気温によって男の平常時のサイズは変わる…
寒いと“あれ?コレ俺の?”って目を疑っちまうぐらいに小さく縮み込んでいたりもするし;
「夏でもプールの後とか最悪じゃね?…」
冷たい水に浸かった後もソレはもう情けなさ過ぎだ;…
「俺のなんか最悪の極致だよ;…まるで朝顔の蕾みたいになっちまうからな;…」
そうか、貴志のは頭部までスッポリと覆った仮性包茎だって言ってたもんな…
竿の中身が縮み上がると、皮は上の方に余っちゃうってことなんだろうな…
「今は…見栄剥きしたのか?…」
貴志のソノモッコリを凝視する…
亀頭の括れは見当たらないところを見ると、まだ素の状態なんだろけど…
「そんな暇なかったよ…見れゃ分かるだろ?…」
左側に横たわるソノ膨らみ…
確かに何の凹凸もなく、スッキリとパンツの中に収まっている…
「でも、デカそうだぜ…俺のなんかよりずっと…」
小さなパンツだからということを差し引いても、ソノ存在感は半端ない…
「実はちょっと興奮してんだ;…呼人のモッコリが気になってさ…」
ぅえっ!?…
俺は慌てて自分の股間に視線を落とす;…
- Re: BL ( No.32 )
- 日時: 2018/08/27 19:47
- 名前: B
幸いテントを張っている程じゃない…
端から見ても興奮していることなんて分からないとは思うんだけど;…
「どうして分かったんだ?…俺がちょっと興奮しているって;?…」
それはまだ半分にも満ちてはいないと思うんだけど…
「やっぱそうか、呼人も脱げよ…」
何だ;カマを掛けたのかよ;
素直に認めることもなかったじゃないかよ;
「いいよ俺は…貴志みたいに見せられる身体してねーし;…」
痩せただけの身体は、ある意味俺のコンプレックスだ…
「いいじゃないかそんなこと…別にそんなジロジロ見ねーからよ…」
確かに考えてみると貴志にとっては見慣れているだろう男の裸…
俺みたいにこんな凝視することは無いよな…
「部活の皆とはパンツ見せ合ったりしてんのか?…」
ちょっと気になる運動部のヤツらのこと…
それこそ合宿では、一緒に寝起きを共にする仲だもんな…
- Re: BL ( No.33 )
- 日時: 2018/08/28 07:56
- 名前: B
「ああ、一応飯ん時とかは短パンは掃くけど、寝る時はパンイチのヤツは結構いんぜ…」
こんなモッコリを無防備に晒した寝姿を見れるなんて、俺は運動部に入らなかったことを今さらながらに後悔する;…
「でも…1週間近く行ってんだろ?…」
そんな長く行ってて、朝勃ちとかしないのかな?
「それゃ溜まってくるさ…俺らぐらいの年代の男にとっては切実な問題だからな…」
いくら中身の精子が減少しているからと言って、それとこれとは別もんってことか;…
「じゃあ、どうしてんだ?…」
それは気になるところ…
そんな溜め込んだら…俺だったら夢精しちゃいそうだけど;.
「便所でヤるヤツもいるけど…一応は夜中コソっとヤるヤツが多いかな…、暗黙の了解ってやつさ…」
それゃそうか…
そんな場所にいたら、俺なんて一睡も出来そうも無いんだけど;…
「だけどそんな中でよく出来るな…」
俺だったら絶対に便所だな…
「皆とワイワイやってる時にはそんなこと忘れているんだけど、蒲団に横たわると急にモヤモヤしてくるもんなんだぜ…」
それだけ溜まっていたら、それはそうだろうけど…
「大変だな…男って」
そのモヤモヤが分かるだけに、そんな中でコソっとヤらなくちゃいけないことに同情もしてしまう…
「ああ、代表選手だってそうだぜ…海外行ったら長谷部や本田以外は2人部屋だっていうし…」
ってことは、横で武藤が1人エッチしてるってことかよ;…
俺がもしそんなことになったら、試合どころじゃないな;…
「俺にとっては美味しい話しだけど、貴志はどうだったんだ?…そんな中にいて…」
- Re: BL ( No.34 )
- 日時: 2018/08/29 07:48
- 名前: B
「それゃ俺も男だから;…」
それって貴志も1人エッチしたってことかよ;…
まぁ男に興味のある貴志の横でそんなコトするヤツの方がいけないよな;
「見たのか?…ソイツの…」
誰かは分からないけど、やっぱ気にはなる…
同年代のヤツのがどんなだか…そういうケが無くても興味があって当然だろう…
「何だよ?…やっぱ俺のには興味ないのか?…」
ふて腐れたように頬を膨らませる貴志…
貴志のパンツのモッコリを前に、他のヤツのソレを聞いちゃいけなかったかな?;…
「わ、悪い;…俺、運動部のヤツらのそういうこと知らなかったからさ;…」
気にはなっていたけど、敢えてそういうこと聞けないし、言うヤツもいないし;…
「呼人はあの映画の主人公みたいに文化系だもんな…」
確かに筋肉のキの字も着いてはいない身体は、あの少年と同じようなもんだ;…
「文化系と言っても、あんなピアノとか弾けないぜ…」
楽器に精通していたあの少年とは、俺なんか比べもんにならないんだけど;
「そんなこと言ってる訳じゃないさ…俺の周り、汗臭いヤツばっかだからさ…」