大人なりきり掲示板

【募集中】騎士王の名の元に【BL】
日時: 2017/11/16 20:23
名前: 蕈霸 (ID: 51mnxWm4)

その世界には、一つ一つ属性を持つ不思議な国がそれぞれあった

熱き魂を持つ勇敢な戦士揃う『炎の国』

穏やかな心に激流の様な闘志合わせ持つ『水の国』

凍てつく心は血よりも冷徹である『氷の国』

風と共に空を駆け抜け大地と共に生きる『緑の国』

光を許さず正義を許さず平和を許さず『魔の国』

平和を求め神を信じ聖なる光を見に受ける『聖の国』

暗闇に光り閃光と共に駆けていくその身は奇怪たり『妖の国』


目的は違えど心は皆同じ、自らの願いを果たそうと『騎士王』は剣を振るう

例えどんな犠牲を払おうと願いに手を伸ばし血を流し涙を流す

願いを叶えるは万能の杯、黄金の杯に湧くは神の愛した聖なる願いの水

その水は飲んだ者のどんな願いをも叶え未来を変える

その万能の杯、名は『聖杯』

聖杯が起きる大地にはただ一人、勝者として立ち上がる者


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Re: 【募集中】騎士王の名の元に【BL】 ( No.37 )
日時: 2017/11/18 08:28
名前: 腐猫丸 (ID: HDoKOx/N)

遅れました!


大量の気配に飛び上がる様に目を覚ました。周囲には其処彼処の騎士王と其の補佐官。隣には何故か蝶と戯れる我が主君。呆れた様子を隠す事なく額に手をやった。
「ちょっと主人。貴方此の状況で何やってるんデス」
腰に挿してある剣を手に立ち上がった。見た所緑の国の人間は私達二人しかいない様だ。つまり、此のぼんやり騎士王を守れるのは自分だけだと云う事だ。ふっと短く息を吐き、静かに気を引き締めた。

Re: 【募集中】騎士王の名の元に【BL】 ( No.38 )
日時: 2017/11/18 09:53
名前: 月影蓮 (ID: vNnhPTVa)

レイ「可愛いでしょ。僕の新しい友達だよ」
蝶を指や肩に止まらせて満面の笑みで補佐を見て微笑む。呆れた様子の補佐の側に寄り、どうしたの?と首を傾げ、顔を覗き込む。リュックを背負い直してきょろきょろと辺りを見回す。不思議な所だね、と呟いて

Re: 【募集中】騎士王の名の元に【BL】 ( No.39 )
日時: 2017/11/18 10:42
名前: 腐猫丸 (ID: HDoKOx/N)

グレイ「………えぇ、まぁ」
指や肩に蝶をとめ嬉しそうに主人は微笑む。それに短く答えた。ですが一つ云わせて下さい。可愛いのは蝶ではなく貴方の方です。
常々、何故此の人が騎士王なのかと疑問を抱いている。別に主人が相応しくないと言いたいのではない。唯、主人は優し過ぎると思うのだ。今だって蝶と戯れて騎士王の風貌の欠片もない。争いも嫌いだ。だからこそ、私の存在意義があるというものだが。
其れはさて置き…
「念の為先に言っておきますが、五米以上私から離れないで下さいヨ。今貴方を守る事が出来るのは私だけなんですから」
そう言い、主人の首根っこを捕まえた。

Re: 【募集中】騎士王の名の元に【BL】 ( No.40 )
日時: 2017/11/18 13:29
名前: 月影蓮 (ID: vNnhPTVa)

レイ「うぅ……王の僕よりしっかりしてる……」
首根っこを捕まえられて恨めしそうな目で補佐を見る。そんなに危険な場所なのかと不思議そうにしながら大人しくグレイの服を掴む。蝶以外の動物にも会えるかも知れないとワクワクして自然と笑みが溢れる。
「グレイ、僕……小さい子じゃないもん」
子供扱いされているようで不服そうに呟く。だが、構って貰えているのが嬉しいのか笑みが隠せていない。絶対に守ってくれる補佐に安心感を覚えて無意識にグレイの裾をぎゅっと握った。

Re: 【募集中】騎士王の名の元に【BL】 ( No.41 )
日時: 2017/11/18 14:24
名前: 腐猫丸 (ID: HDoKOx/N)

グレイ「……私も一応補佐官なので」
私だって本来はこんな性格ではない。唯、主人が斯様なぼんやり騎士王なのだ。私がしっかりするしかあるまい。
主人が恨めしそうな顔で口を尖らせる。童顔低身長と相俟って最早子供だ。確か此の人今年で二十歳だよな………
「…主人。貴方も聖杯帝国の御伽噺は聞いた事があるでしょう。此処には其処彼処の国の騎士王と其の補佐官だけでなく、月人と言われている天女の様な刺客がいます。騎士王からの攻撃を受けても血が出るだけで済みますが、月人の攻撃を受けると宝石へと成り変わるそうデス。私は貴方が宝石に成ってしまったら……困ります。だから私に守らせて下さいヨ?……もっとも、貴方を守る為ならば盾にでも剣にでも成る所存ですから、私が宝石に成ったら質屋にでも売り飛ばして、私より有能な補佐官を就けて下さいネ!いやぁ、私が宝石に成ったらきっと高く売れますよ~」
とびきりの笑顔で明るく言った。明るく話す内容でもないと思ってはいたが、どんなに暗い話でも明るく話すのが私のアイデンティティだ。
私の服の裾を握り締めている所から、私は頼りにされているのだと察しがつく。然し私だって肉体を持つ者。いずれ死ぬだろう。其の時、主人は生きて此の地を抜ける事が出来るのだろうか…………

Re: 【募集中】騎士王の名の元に【BL】 ( No.42 )
日時: 2017/11/18 15:11
名前: 月影蓮 (ID: vNnhPTVa)

レイ「だめっ!グレイと一緒じゃなきゃやだ。売ったりなんてしない!」
グレイがいなくなってしまう気がして咄嗟にぎゅっと抱きつく。涙を必死に堪えてそんな事言わないで、と睨みつける。
「グレイより良い補佐なんていないもん。僕が消えても次期王候補がいるけど、グレイの代わりはいないよ」
抱きついたまま小さく呟く。王らしくない自分に幼い頃から劣等感を感じていた。そんな自分を守ってくれるグレイの代わりになれる人なんて存在しない。離れたくない、と腰に手を回して

Re: 【募集中】騎士王の名の元に【BL】 ( No.43 )
日時: 2017/11/18 16:28
名前: 白木 (ID: 6vo2Rhi6)

視界の隅で大人であり、王である者が従者に抱き着いているという情けない姿を見れば嘲るように鼻で笑う。特に言葉にはしないものの、阿呆らしいとは感じていた。仲が良いのは良い事だが此処には敵しかいないのだということが可哀想な程平和ボケした頭から抜け落ちている様だ。隙だらけの姿に少し痛ぶってやりたくなる感情を抑え、「此処に居ても仕方が無い。御伽噺によれば拠点とやらが必要らしいからな。」と、探索をする気なのだろう。近くにいるアンリに小声で伝える。
見た事のない、見知らぬ地で動くのは得策ではないが動かず此処で殺し合いか月人の襲撃を待つのは気に食わない。そう思い立ったが行動。自惚れしている訳では無いが自分にはそれなりに力がある。ならば探索してやろうではないかと思ったのだ。

Re: 【募集中】騎士王の名の元に【BL】 ( No.44 )
日時: 2017/11/18 17:41
名前: 蕈霸 (ID: 51mnxWm4)

緑の国は穏やかな者が多いと聞いたがまさか頭がお花畑とは聞いていない
新しい情報ゲット〜、と呑気にそう思えば1番最初に脱落しそうだと冷たく
考える。いや、これが当たり前なのであろう。目を他に移せば深碧色の外套
が映り頭に浮かぶのはあの桜の軍人、きっと従者がいないのだろう。あの人
は手強く今後面倒くさいことになりそうだ、注意しておこう。おや、そんな
こんなしてる内に我が主からの命令だ。こくりと静かに頷けば当たりを見る
遠いが屋敷らしき建物がある。あそこが拠点とされる場所だろう。足を少し
ばかり進め様としたその時、ざくざくと地を踏み此方に近付いてくる音が
月人だ、反射的にそう思えば口を開く
「我が王よ、もう直ぐ月人が来る。早く此処を離れるべきだ」
いつもより真っ直ぐで小さい声が発せられる。アンリ自身危険に思っている
のだろう。確かに力はあるが此処で責められてはちとまずい。我が主をじっ
と見つめ決断を待つ

Re: 【募集中】騎士王の名の元に【BL】 ( No.45 )
日時: 2017/11/18 17:58
名前: 白木 (ID: DqD1XSrM)

「そうだな。月人の相手はあの頭の弱そうな者達に任せて、私達は隠れるとしよう。数がわからないまま下手に出てしまえば殺されてしまう可能性は大きくなるだけだからな。」
隠れる、といってもこの辺りは花だけの平野。木といったものも離れた場所にしかない。人の足では数分とかかってしまう距離だ。隠れられる場所等存在しないに等しいが、私は別だ。影を操ることができる…そう、影の中に入り込むことも可能なのだ。影のある場所だけを蛇のように移動していけばあっという間に拠点に近寄ることも出来る上に隠れることも出来る。それをアンリに提案した後、私の服を掴ませ短いながらも詠唱を唱える。すると一瞬にして影の中に姿が吸い込まれ、その場から姿を消したように周りの者達の目には映るだろう。影の中にいる間は息を止めなければならない為、あまり中には居たくないのだが月人がさっさと退散してくれることを祈るばかりだ。

Re: 【募集中】騎士王の名の元に【BL】 ( No.46 )
日時: 2017/11/18 18:27
名前: 腐猫丸 (ID: HDoKOx/N)

グレイ「__!……レイ…………」
雷に打たれた様だった。私は、主人に酷い事を言ってしまった。真逆、主人が此れ程私を思っていてくれたとは。「グレイの代わりはいない」という主人の言葉が体内で反響し響き渡る。
あぁ、私は、なんて事を…………死んで、堪るか。私が守るのだ。此の、愛らしく愛おしい我が主君を。
「貴方の代わり…ですか……若し貴方に代わりがいたとしても、私の主人は貴方だけデス。それに、貴方に代わりがいるのなら、当然私にだって代わりがいます。それも騎士王である貴方よりずっと沢山。」
主人の頬に手を当て此方を向けさせ、目元に浮かんだ涙を指でそっと拭った。
「誓いましょう。貴方が何処に居ようと、私は貴方と共に在ります。貴方が宮殿に居るのなら私も、貴方が戦場に居るのなら私も、貴方が…隠世に行ったのなら、私も共に行きましょう。私の全ては貴方のものです。生命も、手足も、毛髪一本に至るまで全て。貴方が「もういらない」と仰るまで。私は貴方が居てこそ、呼吸を赦されるのですから」
傍から見たらさぞ異常な事だろう。然し此れが私、グレイ・ファウストだ。私は、依存する対象が無ければ呼吸すら出来ないのだ。主人に捧げるのは忠誠だけではない。私は愛情も主人に捧げている。きっと主人に棄てられたなら、私は絶望の淵へ沈み自らの喉へ剣振り下ろすだろう。私は其れを甘受する程、主人に依存していた。
主人の前にひざまづき、其の手を取りそっと口付けた。主人が騎士王へと即位した際に送った忠誠の証だ。
さて、と立ち上がった。辺りを見渡せば此方にガン付けていた者達が消えていた。隠れ身の術かなにかが出来るのだろう。一言文句を言ってやろうと思っていたのだが、まぁ良いだろう。
「しかし主人。此処は良い所ですねぇ。此処でなら存分に私の魔法を使える。建物も無ければ部下もいない。貴方にさえ中らないようにすれば、今直ぐにでも此処の花畑を美しい深紅に染め上げる事が出来そうです」


グレイはレイ君が幼い頃から召使いとして傍に居たって設定で大丈夫ですか?

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