大人オリジナル小説
- 君の吐いた嘘 いじめ
- 日時: 2011/01/16 23:36
- 名前: リクア
こんばんは!!
このリクアの小説2個目!!
今回は実話だけでなく、9,5割をフィクションにしたものを書きたいと思います
それでは宜しくお願いします
○登場人物○
主人公
・翡翠 翼(ひすい つばさ)♀
いじめの主犯・裏切り者
・美空 久留(みそら くる)♀
主犯に従う人達
・郷田 當麻(ごうだ とうま)♂
・赤崎 澄(あかざき すま)♂
・瑠璃 京子(るり きょうこ)♀
・水原 みさ(すいはら みさ)♀
順次増えるかも…。
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- Re: 君の吐いた嘘 いじめ ( No.2 )
- 日時: 2011/01/17 22:37
- 名前: リクア
第一話『ウラギリ』
私は翡翠 翼
普通の家庭に生まれ、普通に育ってきた小学二年生
友達も結構居る方なんじゃないかと思う
そんな私は今、親友の美空 久留と公園で遊んでいる
「翼、私達はずぅっと友達だよね? 裏切ったりしないよね?」
突然、彼女がこんな質問をした
当然じゃない、と頷く私
それを見て、幸せそうに親友は微笑んだ
「じゃ、約束しよ。指切り」
小指を差し出してきたので、それに自分の小指を絡め、指切りをした
「これで、ずっと親友だね!!」
「うん!!」
彼女の言葉に対して私は本気で頷いた
私達は、今までもこれからも、ずっと一緒だよ
そう言おうか迷って、恥ずかしいのでその代わりに、曖昧に笑った
「じゃあ、遊ぼー!!」
先に勢い良く立ち上がり、久留にも立ち上がるように促す
親友は満面の笑みを浮かべ、私達は日が暮れるまで遊んだ
「それじゃあ、また明日学校でね!!」
私がそう別れの挨拶をして、歩き出した時だった
不安になる言葉が聞こえたのは
「自己中女、死ねば良いのに」
いつもとは全く違う、冷め切った声
驚いてうしろを振り向くと、笑顔の久留が居る
頭の横に疑問符を浮かべていると、久留が手を降って別れを告げた
不思議に思いながらも、私は家に帰った
−−−あの時は予想もしなかった−−−
−−−「約束」が「嘘」になるなんて−−−
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