大人オリジナル小説
- 小学1年生
- 日時: 2011/02/07 17:41
- 名前: 企業秘密
主な登場人物
白石穂乃夏(しらいしほのか)愛称「ほのちゃん」
一人称は「ほのか」基本的に元気な女の子。身長110cm体重16キロ
野田海翔(のだかいと)一人称は「おれ」
多少乱暴だが根は優しい。身長99cm体重13キロと小柄。
野中結有(のなかゆう)名前からよく女の子に間違われる。一人称は僕
2歳下に「結麻」(ゆま)
6歳下に「結菜」(ゆな)
という妹がいる。
順次増えると思います。
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- Re: 小学1年生 ( No.8 )
- 日時: 2011/02/15 17:59
- 名前: 企業秘密
〜海翔の怒り〜
見えない。
黒板が見えない。
何でって
俺は一番後ろの席。
しかも
俺の周りみんな身長が高い。
俺の身長
まだ1メートルない。
身体測定のとき香川先生がボソッとこういうのが聞こえちゃった。
「まあ小さいこと。この子本当に1年生かしら。」
ひどい。ひどい。
実際2組の玲央くんも俺とそこまで変わらない。(玲央は102センチ)
それで3時間目の国語の授業中、席を立っちゃったんだ。
もちろん黒板を見るため
香川先生がこういった
「まあ、なんざんしょ。授業中に席を立つなんて。不適切にもほどがありますわ」
そして手の甲をつねった。
「だって黒板が見えないからです。」
「いいわけをするんじゃありません!!!貴方が小さいのが悪い度略しないのも悪い。牛乳ちゃんとのみなさい。」
そんなこといわれても困る
だって俺は
牛乳アレルギーなんだから。
それをいったら
「いい訳するんざやりません!!!廊下にたってなさい」
と、水の入ったバケツ2個持たされて、給食の前まで立たされていた。
3時間目のあと体育に行く前のほのちゃんが
「大丈夫?」
と心配してくれた。
そのあと玲央くんが
「ねえ、なにしてるの」
「香川先生に立たされた」
「なんで?」
「かくがくしかじか・・・・」
「あのおばあさん(香川)れおきらい。あのおじさん(佐藤)もきらい。あのゆうこせんせい(小川。生徒からそう呼ばれている)はすき」
玲央は小川以外の先生の名前をまだ覚えていなかった。
「俺も。」
玲央くんとはこれから仲良くなれそうだ。
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