大人オリジナル小説
- 私の居る場所。それは平和な世界であって、[オリキャラ募集]
- 日時: 2011/03/17 09:22
- 名前: 梅雨 ◆KTBwIqk/gs
やっぱ、学校行きたくない。
かといって行く先もない。
家に引き返せば熱湯が待ってる。
学校には冷水。
私は何?
何がしたいの?
「生きてる意味」なんてない。
私の周りに「助け合う仲間」なんていない。
敵、敵、敵。
私の居る場所はいじめや人種差別などない平和な世界なのであって、こんな場所ではない筈だ。
初めまして。
梅雨です!
この物語は「いじめ・虐待」要素ありありですw
あ、こちらへ来たからには複雑・ファジー小説の「紫陽花の咲く前に。」の方にも寄ってってはいかがです?((
オリキャラ募集します。
下↓用紙
★・。。・★オリキャラ★・。。・★
名前・(読み仮名)
性別・
容姿・
性格・
ありがとうございました
★・。。・★オリキャラ★・。。・★
脱字・誤字には気をつけますが見つけたら私・梅雨にご報告をお願いします。
感想もよろしくお願いしますm(_)m
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- Re: 私の居る場所。それは平和な世界であって、[オリキャラ募集] ( No.20 )
- 日時: 2011/03/26 10:20
- 名前: 梅雨 ◆KTBwIqk/gs
3
「そうかぁー・・・結衣ちゃんまで、」
深雪は空に手を伸ばした。
そして何かを躊躇いつつも空を掴んだ。
結羅はベンチの上に胡坐を掻いていた足を組み直してシュークリームを頬張る。
「アタシだけならともかく結衣までいじめられるなんてさー・・・」
結羅は顔をくしゃくしゃに歪めて笑った。
「きっかけは?結衣ちゃん何したの?」
深雪は物悲しい声で訊く。
同情するくらいなら代わってやりたい。結羅はやりきれない気持ちでいる。
「それがさ・・・結衣のダチの彼氏が何か結衣の事好きになったーとか言って、」
結羅は説明が下手くそだ。結羅は深雪がよく分かっていないまま説明を続ける。
「お・・・お姉ちゃん・・・?」
背中にかかる声。
声の主は学校にいるはずの結衣だった。
「お前抜け出したの?」
結羅は不審に思い結衣に尋ねる。
結衣は首を縦にふった。結羅は髪をいじってた手を止めてそっかとただ納得した。
結衣はベンチの真ん中に座る。
「あー・・・どうする?今日一日暇になったじゃん」
結羅は胡坐を組みなおす。
苛立ちが行動に現れる。
結羅は貧乏揺すりを始めた。その様子を察して深雪は声を上げた。
「ねぇ、よかったら遊園地でも行かない?」
結羅はまじか!?と馬鹿にでかい声を上げた。その声が公園中に響く。
深雪は内心結羅の子供っぽさに呆れながらもうん、と答える。
隅に置いたポーチをを引き寄せて中を漁る。
「あ、あったあった」
そう言い取り出したのは遊園地の無料チケット。
結羅は嬉しそうに笑った。
「あ、待った!ちょっと服整えてくる!」
結羅は家に向かって猛スピードで走る。
「どうせだし、私も着替えてこようかな・・・」
結衣が呟くと深雪は
「私も行っていい?」
母の事もあるが多分大丈夫だろう。
結衣は深雪を家に招いた。
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