大人オリジナル小説
- うざい? はぁ?
- 日時: 2011/06/02 22:44
- 名前: ai
始めてです。
よろしくねがいします。
*自分自身いじめをしたこともされたこともないのですが……まぁ、嫌われてはいましたけど。
世の中の
もどかしさとかをどうにかしたくて、描こうと思いました。
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- Re: うざい? はぁ? ( No.16 )
- 日時: 2011/10/10 22:47
- 名前: ai
第六話 「灯」
朝になった。
きっと、また同じ何だろう。
何も変わらない。
「っ……」
彼女は、朝になり自分の体についたままの痛みにより夢から目覚めた。
額にはべったりと嫌な汗が付いていた。
なぜか、昨日の言葉が離れない。
彼女はそんなことは振り払うように、頭をぶんぶんと左右に振った。
そして、制服に着替え、支度をして急いで家を出た。
学校につくと、普段通りに光景が目に映る。
彼女は教室のドアに手をかけて、ゆっくりと、そして勢いよくドアを開けた。
バァン……!! と、ドアが壊れてしまうのではないかと心配させるような乱暴な音が驚きで静まり返った教室に響く。
すると、彼女はすたすたと早歩きで、あの少年のもとへと向かってゆく。
少年は、机の上に座っていたが少女の姿を見て少々後ずさりをする。
「な、何だよ」
少女が彼を睨んだせいか、少しばかり弱気になる少年。
だが実際に彼は、内心では昨日の仕返しに来たのか? と思っている。
なので少しばかり彼女を用心してみる。
その時だ。
がっっっっつ!!!!!
少年はふと、自分の感覚が可笑しくなったように感じた。
「?!」
「きゃあああ!!」
自分が見たのは叫ぶ級友と、彼女の冷たく見下ろした顔。
少年の視界が暗転した。
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