大人オリジナル小説
- 消えていく希望
- 日時: 2011/06/05 09:28
- 名前: まりめろ
楽しくて仕方がなかった。
友達とくだらない話しをするのも、自分の机に落書するのも。
たまに授業でパソコンをつかうときも、席替えも宿泊学習も。
希望なんて要らないと思っていた。
自分が希望に満ちあふれていたから-----------
________________________________
☆岸沼 朱里♀11歳
☆大田 花梨♀11歳
☆秋本 百合♀11歳
☆雨宮 詩織♀11歳
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32
- Re: 消えていく希望 ( No.9 )
- 日時: 2011/06/05 19:23
- 名前: まりめろ
「自業自得よ!アンナキモイ奴だもの!
やつあたりはするし!
朱里を傷つけた!最低な奴!」
震える足がおぼえた
詩織の怖さを
あたしの弱さを
詩織の狂った叫び声は舞美に聞こえていたと思う。
「・・・行こうっ!」
「え・・・ちょ!」
あたしは詩織にひっぱられるままに廊下へ出た。
「ヒィッ!」
ボロボロになった舞美はアザと涙の跡が残っている。
こちらをチラッとのぞくと、たちあがった。
「ねぇ・・・ねぇ!ごめんなさい朱里!
お願い!助けてえぇぇぇええぇぇ!」
舞美があたしに土下座をした。
胸が痛い・・・・。
ガシャアアアァァアアンッ!
「え・・・」
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32
PR