大人オリジナル小説

日時: 2011/10/20 22:18
名前: 桜

初めまして。

社会問題系の小説を書きます。

すみません、文才ないです;;

下手ですが、よろしくお願いします。

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Re: 私 ( No.11 )
日時: 2011/10/19 20:58
名前: 桜

ビンの蓋をあける。

「ねぇ、思うんだけどさぁ」

クラスメイトのホノカが突然言いだした。

「硫酸かけたら、かけた痕残るでしょ?それが親や先生にばれたらヤバくない?」

「ん〜・・・」

アヤカが考える仕草をした。

「でさ、目立たない所だったらいいんじゃない?」

ホノカがそう、提案した。

「そうだね♪どこがいいかな?」

「・・・太股とか?」

「背中とか」

「腹」

様々な意見が出る。

「じゃあ、ユリコに選んでもらおっ♪」

アヤカがユリコに近づき、言った。

「ねぇ、今からユリコに硫酸かけてあげる。かける所はどこがいい?」

「・・・・・・」

ユリコは喋らない。

いや、喋れない。

口がガムテープで閉じられているから。

「あ、忘れてた。今取ってあげる。でも、もし叫んだら、もっと酷い事するから。・・・そうだ、逃げられちゃ困るからひもで縛っちゃおう♪誰かひも持ってきて。どこかにあったでしょ?」

ひも。

私は1回だけ縛られた事がある。

アヤカに抵抗した時。

それ以来、私は抵抗しなくなった。

ひもで縛られたくないから。

手足の自由がなくなる恐怖。

もう、やられたくない。

レイナがアヤカにひもを渡す。

ユリコを数人がかりで縛る。

「よし、これでOK♪はがすよぉ」

べりべり・・・。

ユリコの顔は、恐怖でこわばっていた。

「で、どこがいい?」

「・・・・・・」

ユリコは答えない。

「・・・ねぇ、どこがいいの?」

「・・・・・・」

「・・・・・・、どこがいいか聞いてんのよ!!!答えなさいよ!」

「・・・どこでも」

ユリコはもう絶望している。

助けなんて期待していない。

もう、どうでもいいんだ。

「ふ〜ん・・・、じゃあ、最初に出た太股にしよっか♪」

ユリコのスカートをめくり、太股を出す。

ポタポタ・・・。

ゆっくり、ゆっくりとユリコの太股に硫酸が降り注ぐ。

「硫酸かけるなんて初めてぇ♪面白ぉい♪」

それから5分ぐらいかけて硫酸をユリコの太股にかけた。

硫酸は少ししかなかったけれど、とても長く感じた。

これが本当のいじめ?

私は、ユリコがいなかったらこんな事をされてたの?

アヤカ達は笑っている。

私とユリコ以外のクラスメイトは全員笑っている。

私も皆に合わせて笑った。

人を痛めつけるのは楽しい。

ユリコが玩具の役でいるのが、卒業するまで続けばいい。

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