大人オリジナル小説

お兄さんがくれたもの
日時: 2011/10/31 18:30
名前: グメ@

説明はなーし!かくぞー、おー!

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9



Re: お兄さんがくれたもの ( No.7 )
日時: 2011/11/05 11:57
名前: グメ@



11/1 皆に無視をされた。済


11/2 私の机に生きたカブトムシの幼虫が二匹くらいいた。
   机には、中に入っているものを食ってください。って書いてあった。済


11/3 コンビニに呼び出されて万引きだってお店の人に言われた。済


11/4 学校を休んだ。済



私は負けないって、決めたのに。敗戦しまくってる。


もう、馬鹿みたい。



「フミ、あんたが万引きするだなんて…」


お母さんまでそのことを信じた。


でも、このことだけは忘れたわけじゃない。


私はお母さんにこう言った。


「だから、なに?」


お母さんはびっくりして私を見た。


「何偉そうに言ってんの!?」


私はびんたされた。


「人をいじめてしまうような低能な人よりは私偉いと思ってる。だから別にいいのよ。


私が万引きしようとしまいと、あんたみたいなクソには関係ないってね。」


お母さんは少しの間立ちすくんでいた。


そして、


「いやぁーーーーーーーーーーーーーーーーっ!」


うんわ、うるっせ。


家が壊れるんじゃないかってくらいの声でヒステリックに泣き叫んでいた。


お母さんがそんなことしている間に私は家を飛び出した。


思いっきりダッシュでね。


鈍足ゆえにすっとろい走りだったけど。


気が付いたら知らない場所に来ていた。


多分、家や学校からはすごく遠い場所。


野原みたいな場所で、風がそよそよ吹いていた。


「はぁ〜、こんなところまで来ちゃって。行くあてもないんだよね。」


食料も日記も置いてきちゃったし。




ガサ



ふえ?


ガサガサ


近くに生えていた樹の葉がガサガサと揺れていた。


なん…なの?


「あのぉ〜!そこの方〜!」


樹の上で男の声がした。


「ちょっと、手を貸してもらえませんか〜?」

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大7000文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。