大人オリジナル小説
- お兄さんがくれたもの
- 日時: 2011/10/31 18:30
- 名前: グメ@
説明はなーし!かくぞー、おー!
- Re: お兄さんがくれたもの ( No.6 )
- 日時: 2011/11/05 11:33
- 名前: グメ@
「フーミちゃんっ!」
次の日の昼休み、桜とゆかが話しかけてきた。なに…一体。
「ちょぉっと女子トイレ来てくれるー?」
いっちゃだめ!行ってしまったらきっと怖いことが起こる!
「なん…で?」
ふぅっ、私にしては頑張ったな。
それでも、桜とゆかはあくまでもにこやかに話しかける。
「文句あるの?だったら今日もお掃除かわりにしてもらおっかな?」
むかつく。文句なくても掃除押し付けるつもりだったくせに。ふざけんなよ。
って、言ってやればすべてが住む気がするけどあいにく私は意気地なし。
言えないよ〜!
「わかったよ。トイレ行けばいいんでしょ?」
「そーそー♪」
イラッとすんな〜。
トイレにきた。桜とゆかに連れられて。
でもなんか、足が重い。疲れたな。
それはこの子たちに虐められているから?違うかもしれない、昨日
お母さんに「人をいじめたことがある」って言われたせいかもしれない。
「ね?フミ?うちらがあんたをこき使う理由知ってる?」
どうせ、私が都合いい女だからでしょ?ふざけんなよ。
「あんたがムカつく人間だからだよ。見ていてイラッとするのよね〜。
動きもとろいし、頭も馬鹿ジャン?チビデブスで生きている価値がないからせいぜいうちらの役に立ってもらおうと思ったわけ。」
……。
「でも、それだけじゃツマンないからもううちらさ。」
「あんたのこと、本格的に虐めることにしたから」
もう、この日から
私の周りに味方は沙耶以外にいない
お母さんなんてすでに敵
でも、私は絶対に負けない
そう、決めた。
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