大人オリジナル小説
- シリアルkiller
- 日時: 2012/01/12 16:18
- 名前: 菊茶
はじめまして。
菊茶です。
文章力は皆無ですが、気合で頑張ります。
※多少のグロなどはご了承くださいませ。
- Re: シリアルkiller ( No.9 )
- 日時: 2012/01/19 16:33
- 名前: 菊茶
6話
私がいじめられっここと『海山里穂』を無視できなかったことが教室中に広まったらしい。
転校初日にして私の周りに人々がいなくなった。
そのまま、放課後に。
帰ろうと思い席を立とうとしたがリーダー女子こと『佐久間詩織』がそれを塞ぐ。
「なんで無視しなかったんだよ。馬鹿じゃねーの?」
1限目のことをまだ言ってんのか。くだらない。
そう思い佐久間を無視して教室をでた。
「チッ…いーこと思いついた!」
なんていう佐久間の言葉も聞こえやしなかった。
私の自宅兼仕事場すなわち『ヤシロコ』の事務所へ帰宅。
「おかえりー浮かない顔だね。
―――もしかして亜麻埜君の隣の席の子がいじめられっこでその子に話しかけてもらったのにも関わらずいじめっこがそれを無視しろとか言っちゃって板ばさみにあった?」
…なんで詳細を知っている。恐ろしい34歳だ。
「はい。そうですよ。エスパーですか。貴方は。」
「違うよ。盗聴器つけただけだよー。…ほら。」
そう言い私のスクールバックの中に手を入れる
間もなくして小型の盗聴器が見つかった。
「なんですか!犯罪ですよ!女子高生の鞄の中に盗聴器を仕掛けるなんて!!」
「よくもこんな職業に就いといて犯罪だとか言えたもんだ。」
神崎は呆れ顔。確かに人を殺しておいてなにをいってんだ…
「まあ、殺しはまだ3ヶ月あるから俺がプランを考えとくよ。
亜麻埜君は何食わぬ顔で高校生活を送るように。」
「はい。」
翌日
何食わぬ顔で登校。
何食わぬ顔で教室のドアを開ける。
教室の中に異変を感じる。
私の机・椅子がない。
元机があった場所に行ってみる。
やっぱりない。
「あれ?あの机川瀬さんの?ゴミかと思ったー」
佐久間が笑う。つられてクラス中が笑う。
突然激しい怒りがこみ上げてきた。
と同時に殺してやりたいという感情もこみあげてきた。
「だめだ…ここは学校だ。」
そういい理性を保つ。
「は?何言ってんの?意味分かんね。早く死ねよ。このクズが。」
抑えろー…抑えろー…
ここで佐久間を殺せば大問題だ。
「つか、目障り。ね?皆も思うよね?」
「マジで消えろ。」
「死ねよ!」
などの暴言が私に向かって飛んできた。
落ち着け。ターゲットは校長だ。
こんなクラスメートなんて関係ない。
「何も言わないんですけどーマジきもー!」
あぁ…限界だ。
まだ授業が始まってないのに教室を飛び出してしまった。