大人オリジナル小説
- 署名戦争
- 日時: 2012/05/12 14:14
- 名前: 小豆
おはようございますこんにちはこんばんは、小豆です
初めてこのスレをたてました。
この話を通じて、見えないこととか、どうしようもないこととか、覚悟のないことの恐ろしさを感じていただければ幸いです。
なんて言ってるけど要は愚痴ですよ(=^・^=)
まあそんな暗くもないしいじめでも何でもない、
ちょっと力と頭と覚悟の足りなかった私たちの、一日戦争です。
私たちの、本当にあった、どうしようもない一日の話。
そこに行くまでの私たちと、通り過ぎた後の私たちの日常。
- Re: 今日一日、署名戦争 ( No.3 )
- 日時: 2012/05/12 14:09
- 名前: 小豆
3:終わり、なんて来ないわけない、なんて嘘っぽい
ぞろぞろ多目的室から出てくる人の波。
廊下にいきなりおいてあるホワイトボードには、応援団の集合時間とか日々更新型で書いてある。
6月には体育祭だ。
応援団の一員としてとりあえずホワイトボードをチラ見したけど、何にも乗ってなかった。
今日は集まりはないみたい。
じゃあお昼休みはダンスリーダーの集まりかな。
毎年この中学校では集団演武として女子はダンスをする。
(ちなみに、男子は組体操である。)
ダンスリーダーが各クラス三人ずつ選出というか立候補されて、みんなを引っ張っていく。
大体の活動が自分の学年の子にダンスを教えるだけなのだが、これがまためんどくさい。
練習はあくまで自主参加、来ない奴・来てもしゃべるやつ・やってても全く上達しない奴。
私だってまったくうまくないけど、あくまでも教える立場として言えば、・・・イラつく。
あと一か月チョイ。
皆上達してくれるかな、上達させなきゃいけないんだよね。
ああ、めんどくさい。
内申書に全くかけらも関係しないなら、こんなのやらないでいいのに。
中間休みに図書室に行くことを決意して、せかせかと教室に向かった。
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