大人オリジナル小説
- 涙のカケラ
- 日時: 2012/06/04 16:12
- 名前: 侑李@優しい子コメくだちぃ♪
゚*。(o'∀')b。*゚こんにちは♪
また小説書くのかコイツー才能ねえのになぁ。
ハイ!知ってますwでも書くのです!
あと荒らしやめてください!
荒らされると引きこもりますよ←
それではイジメとか初めてなので下手かもしれないですが見てください!
「学園王子と普通の女子高生」もよろしくです♪
※もしコメくれる優しい人はタメでお願いします☆
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- Re: 涙のカケラ ( No.15 )
- 日時: 2012/07/04 17:39
- 名前: 美愛‐Mia-
ジャバ…
「冷たッ…」
暖かくなってきた季節とはいえ夜の海は冷たい。
まるで人間の心のようにー…。
真っ黒な空にはキラキラ光る星々。
そして真ん丸な満月。
そういえば空なんて見るの久しぶりだなぁ…。
いつも下ばかり見てたに等しいし…。
この世界から消える前にしっかり見ておこう。
「…ッ…」
何で?
何で…消えることを考えただけで涙が出るの!?
アタシは涙を隠したいから深い深い海に走った。
バシャバシャ…
「やめてッ…」
腰までの深さに達したとこだった。
誰かの叫び声。
グッ…
「きゃッ!?」
誰かに抱きしめられた。
「ハァッーハァッー」
「…愛莉?」
「…そうだよ…花奈」
「なんで…?」
「街で花奈の声が聞こえたから…探してみたらいなくて…でもずっとその場に居たら泣きながら走ってく花奈が見えたから追いかけたの」
「ッ…うぅぅぅ〜」
「ねぇ…死のうなんてやめよう?」
愛莉…。
「アタシ淋しいよ…ッ…うぅぅ…」
アタシのために泣いてくれる人なんていないかと思ってた。
でも…
「うぇぇぇ…」
ちゃんと居るじゃん…。
「ごめんねぇ…ごめんねぇ…愛莉ぃ〜」
ギュッー
さっきよりも強く抱きしめられた。
「アタシの家に来て」
「うん…」
その日は愛莉の家に泊まった。
でも愛莉は何も言わずにただ優しく包み込むように抱きしめてくれただけだった。
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