大人オリジナル小説
- いじめっ子といじめられっ子と傍観者と偽善者
- 日時: 2012/10/28 17:42
- 名前: はこりんご
はじめまして、はこりんごです!
コメントとかアドバイスしてもらえたらうれしいです。
絶対返事します。
荒らしなどはやめてください。
登場人物
杉沢 夢 (すぎさわ ゆめ)
赤石 栗香 (あかいし りか)
畑井 加奈 (はたい かな)
光達 沙奈 (ひかりだ さな)
渚羽 琴音 (なぎさわ ことね)
高杜河 七海 (こうずか ななみ)
南野 香菜李 (みなみの かなり)
陸野衣 千夏 (りくのえ ちなつ)
プロローグ
>>1
第一章
>>2 >>3 >>4 >>5 >>6
>>7 >>8 >>9 >>10 >>11
>>12 >>15 >>16 >>19
第二章
>>24 >>25 >>28 >>30 >>33
お客様
うさ(。+`・∀・)b様
フレア様
麻衣様
エリア様
灰歌音 麗歌様
エルセ(かの)様
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- Re: いじめっ子といじめられっ子と傍観者と偽善者 ( No.7 )
- 日時: 2012/10/21 01:36
- 名前: はこりんご
目が覚めるともう夜中だった。
私は部屋のベットで寝ていた。
お母さんは_____まだ帰っていないようだ。
ちなみにお父さんは私が小さい時に死んでしまった。
自殺らしい。
私はカバンの中からやぶられた写真を出す。
お父さんと私とお母さんがわらっている写真。
私の宝物。しかし今はやぶられたただの写真。
もう全部どうでもよくなった。
生きていくのがいやになった。
「死にたい」
そうつぶやくと私は涙を流し、倒れ込む。
いっぱい泣いた。
何度も死にたいをつぶやいて。
そしていつのまにかまた寝ていた。
朝になると、お母さんがおこしてくれた。
お母さんはいじめのことを知らない。
私は何事もなかったように写真とカバンに隠した。
そして、いそいでお風呂に入り、
着替え、朝ご飯を食べて学校へ。
この時間帯だと遅刻ではないだろう。
でも、学校に行きたくない。
またいじめられる。
「死にたいよ」
そうつぶやき、学校とは反対の方向へ。
ずっと、ずっと歩いた。
足が痛くなるまで。
見たことない景色。
きれいなうすいピンクの花がいっぱいさいている幼稚園があった。
無邪気に笑うこどもたち。
幼稚園児はいじめなんて__________
どんなことかすら知らないのだろう。
うらやましく思った。
戻りたかった、あの頃に。
無理だということはわかっていた。
想像_____いや、空想することしかできないのだ。
「死にたがり」
つぶやき、歩き始める。
もっと遠くに逃げたかった。
栗香から逃げたかった。
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