大人オリジナル小説
- 毒林檎と人間。
- 日時: 2013/01/08 23:42
- 名前: りむ
■挨拶
クリック有り難う御座います!別館初心者の者です。今回、( いやマジで ) 掲載させて頂くのは、「虐め」や「リストカット」或いは「ストーカー」なんて言った問題を題材にしていこうと思います。
(いやマジで)社会問題系は初投稿なんで頑張りますよ、更新停滞しないように。
■注意とか
荒し中傷は止めてください。泣きます。え、ああハイ。引かないでッ ((
更新は亀と100m走したら余裕で敗北するペースなのかも。
文才という神の器は手に入っていない。ココ重要。ああ欲しいな、文才。
■お客様
コメント大歓迎です。うぬ(`・ω・´)
■目次
第一章@毒林檎と私。
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- Re: 毒林檎と人間。 ( No.6 )
- 日時: 2013/01/02 10:31
- 名前: りむ
「あ、林檎ナ〜」
変な口癖を聞いた。私は女子トイレの鏡の前で、脱力したようすで立っていた。目は赤く腫れていて、本当に最悪な顔だった。
「コウ・・・・・?久しぶりだね」
入り口から、私に近寄って歩いて来る金髪の少女。いつもニコニコしてる、可愛い子。
別に不良ってわけじゃないけど、その金色の髪の理由は彼女がアメリカ人のハーフであることが原因だ。
「久しぶりナ〜。アレ?」
「え?」
コウが急に私の顔を覗き込むようにして見つめた。顔の距離が近くて、ちょっと恥ずかしい。
コウは不思議そうに一通り見回した後、二人の映る鏡を一瞥して呟いた。
「林檎、泣いてたのかナ?」
バレた。なんで? 最悪だ、本当に。私が今まで人に涙を見せたりした事なんて、一度もなかったのに。
私は慌てて両手で顔を隠した。
「んな訳ないじゃんっ!!ちょっと・・・・・あ、欠伸してただけだよっ」
「そうナ?おかしーナ。今、教室で林檎の相棒殴られてるナ。どーしてココに居るナ?」
私の相棒。その時浮かんだのは、諏訪ノ森 叶の優しい顔だった。
なんで、叶が?
「コウ、ごめんっ」
私はトイレから出て、走って教室に飛び込んだ。